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【S3最終32位】カバーニャ

 

お久しぶりです。サックーです

今回はシーズン3で使用した構築の紹介となります

結果は出てないですがそろそろ忘れ去られそうなので記録として書いていきます

 

【構築経緯】

シーズン2で使用したカバルドン軸のサイクルが手に馴染んだので現行ルールに合わせてチューニングするところから始めました

カバルドン+マリルリ+サーフゴーを前期から続投し、ウルガモスの枠をウルガモスより強そうなテツノドクガに変更し、相手のキョジオーン絡みを意識した崩し枠としてマスカーニャを採用

最後に対面駒としてミミッキュを採用していましたが、最終的には相手のマスカーニャを意識してハッサムを採用して構築が完成しました

 

【コンセプト】

カバルドン展開からの崩し

・受け気味な構築への勝率を高める構成の確立

 

【個体解説】

カバルドン@オボンの実

特性:砂おこし

 

性格:腕白

 

テラスタイプ:鋼

 

215(252)-132-176(172+)-*-103(84)-67

 

地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

 

HB - 特化カイリューの鉢巻飛行テラバーストを最低乱数を引かれない限りオボンを食べて2耐え

 

選出率9割越えの軸です

 

基本的には後発から展開し、相手のカイリューを筆頭に物理ポケモンを流してもらうのが役割です

 

対面からでは炎の渦+アンコールカイリューに崩されてしまうので相手のカイリューの型を確認するための後投げ+炎の渦であれば吹き飛ばしで起点回避という流れが対カイリューで重要になってきます

 

鋼テラスタルで動ける盤面を増やす立ち回りも含め、適切な選択でどこまでも性能を引き上げれるので最強のポケモンだと感じました

 

マスカーニャ@拘り鉢巻

 

特性:新緑

 

性格:意地っ張り

 

テラスタイプ:悪

 

153(12)-178(252+)-92(12)-*-91(4)-172(228)

トリックフラワー/叩き落とす/イカサマ/不意打ち

 

HB - セグレイブの氷柱針の乱数意識

S - 準速トドロクツキ抜き

 

破壊枠

 

カバルドンで砂やステルスロックを入れることでHBカイリュー、アーマーガアを筆頭とした受け駒を破壊したり、悪テラスタルイカサマでセグレイブをワンパンしたりと動けば数的有利を取れるようなポケモンです

 

扱いは難しいですが、カバルドンやテツノドクガ、ハッサムで対面操作を行って崩しのタイミングを作ってあげればそのまま勝ちに繋げられるので非常に強力なポケモンでした

 

水とゴーストが主流のキョジオーンに対して打点を持てるのも現環境では重要なポイントだと感じました

 

マリルリ@食べ残し

 

特性:力持ち

 

性格:意地っ張り

 

テラスタイプ:フェアリー

 

193(140)-112(252+)-113(100)-*-101(4)-72(12)

 

じゃれつく/アクアジェット/アンコール/身代わり

 

HB - 無振りキョジオーン、ヘイラッシャの地震を身代わりが最高乱数切り耐え

 

ヘイラッシャをカモる枠です

 

マリルリが重い構築が多く、カバルドンで相手を寝かせて身代わりを残す動きやヘイラッシャの前で身代わりを残す動きをとればそのまま勝てる試合も少なくなかったです

 

フェアリーテラスタルを切ることで電気テラスタルセグレイブやマスカーニャに対面有利を作れるので、アンコール+身代わりが刺さらないような試合でも対面駒として腐ることがないのが強力でした

 

ただ、終盤増えたジバコイルハッサムに不利を取るので選出が難しくなったのは逆風だと感じました

 

テツノドクガ@突撃チョッキ

 

特性:クォークチャージ

 

性格:控えめ

 

テラスタイプ:毒

 

175(156)-*-89(68)-189(92+)-131(4)-154(188)

 

炎の舞/ヘドロウェーブ/サイコキネシス/蜻蛉返り

HB - 特化マスカーニャの悪テラスタル叩き落とすを最高乱数切り耐え

S - 最速セグレイブ+2

 

相手のテツノドクガに耐性がある特殊受けとして採用しました

 

ハバタクカミのムーンフォースを安定して受けられるのでマスカーニャと合わせてハバタクカミを誤魔化したり、サーフゴーにも有利を取れるのが特殊受けとして評価が高いです

 

サイコキネシスがあるので基本的にはミラーでは負けず、水テラスタルであれば毒テラスタルで対応出来なくはないといった感じで相手のテツノドクガから崩していくゲームメイクが行いやすいのが強力な反面、地面4倍や低い物理耐久が足を引っ張るので扱いが難しいポケモンだと感じました

 

ハッサム@混乱実

 

特性:テクニシャン

 

性格:意地っ張り

 

テラスタイプ:鋼

 

177(252)-189(172+)-131(84)-*-100-85

 

バレットパンチ/インファイト/蜻蛉返り/剣の舞

 

HB - 特化マスカーニャの鉢巻悪テラスタル叩き落とすを最高乱数切り耐え

 

補完枠です

 

マスカーニャ相手に蜻蛉返りでテンポを取れる点だけを評価して採用しましたが、カバルドンと合わせて剣の舞+バレットパンチで崩していくことも出来て思ったよりは構築にハマっていた枠だとは思いました

 

しかし、性能がそこまで高くないために負け試合は間違いなく戦犯だったので、選出するかどうかの判断が難しかったです

 

サーフゴー@拘りスカーフ

 

特性:黄金の体

 

性格:臆病

 

テラスタイプ:ゴースト

 

163(4)-*-115-185(252)-111-149(252+)

 

ゴールドラッシュ/シャドーボール/気合玉/トリック

 

ハバタクカミ、テツノツツミを上から縛れるポケモンとして採用しました

 

テラスタイプをゴーストにすることで水テラスタルテツノツツミを落としたり、単純にシャドーボールで一貫を作りやすくなるのが強力で、鋼テラスタルよりも使用感が良かったです

 

サブウェポンはテツノツツミ+ドドゲザンの並びを意識して気合玉にしましたがほぼ打たない+打った試合は外したのでリフレクターやパワージェムの方が良いかなと感じました

 

この環境でも強かったです

 

【結果】

TNしずく最終32位(最高レート2242)

TNくるみ最終136位(最高レート2170ぐらい)

 

【レンタルチーム】

 

【最終日動画】

https://youtu.be/oDxy8LSQuc4

 

【最後に】

シーズン2もそうでしたが、1位までのあと一歩が足りないのが苦しかったです

基本的にはカバルドンを絡めて安全を取るために後手に回ってから打開する構築なので、初手から圧のあるポケモンが来るのが厳しかったというのが反省点ではあると思います

 

9世代ではまだ結果が出てないのでそろそろ結果を出すために頑張ります…

 

それでは改めてシーズン3お疲れ様でした

 

 

何かあれば@Sakku_pokeまで

 

【S32最終2位】異界バドザシ

どうも、サックーです

今回はシーズン32で使用した構築の紹介になります

環境メタを上手く組み込んだスタンパになったと思うので、よかったら読んでいってください

【構築経緯】
カイオーガ以外の圧力がある水タイプが少なく、カバルドンが非常に動きやすい環境だと感じたので、カバルドンを軸にして構築を組み始めました

禁止伝説枠にはカバルドンとのシナジーを考え、出しやすさと積み要素を持ったポケモンとしてザシアン+黒バドレックスを選択しました

ここまでの3体では黒バドレックス入りに大きく不利をとるので、黒バドレックス受けとして最も信頼できるガオガエンを採用し、ガオガエンを採用したことで水タイプが非常に重くなったので水の一貫を切れるポケモンを次に考えました

黒バドレックス+ザシアンを受ける並びに対して火力のある水技が通っているので、水の一貫を切りつつ圧力のある水タイプとして最終的にはウオノラゴンを採用しました(終盤まではラプラス)

最後に、どうしてもサンダーがいないと並びが綺麗にならなかったのでほぼ見た目枠でサンダーを採用しました

一応イベルタルやホウオウに対してある程度強いことが構築に必要な要素でもあったのでこの6匹で構築が完成しました


【コンセプト】
ステルスロック+欠伸からエースを通す
・環境に多いポケモンへの見えないメタを張る


【個体解説】

カバルドン@食べ残し ※S個体値4~5

特性:砂起こし

性格:呑気

215(252)-132-169(124+)-*-109(132)-48

砂地獄/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

HD - 特化球サンダーのダイジェットを最高乱数切り耐え

S - 最遅ラッキー抜かれ


構築の軸です

カバルドン自体の性能は大体分かると思うので、一般的なカバルドンと違う点である砂地獄について説明していきます

砂地獄の性能は簡単に言えば渦潮が地面技になっただけなのですが、地震の100倍は強力な技でした

当初はザシアン等の攻撃を被弾して欠伸→欠伸の一貫を切ろうと出てくるラッキー(主流のノーウェポン)を拘束し、ステルスロック+欠伸で盤面を整えながら食べ残しで一方的に回復し、裏の起点にしたり再び欠伸ループに入れる目的で採用しました

実戦では、この動きの他にもブラッキートリトドンナットレイといった遂行速度が遅く、欠伸や宿り木の種で一度居座ってから交換しようとするポケモンを寝かせて起点にしたり、スカーフメタモンが吹き飛ばしor素引き以外を選択するとステルスロックや欠伸で拘ったまま拘束出来るため、メタモンを処理して積み展開に持っていくこともありました(さすがに8割ぐらいは引かれてたけど)

食べ残しと合わせることでその性能を引き出すことが出来るのでオボンカバルドンに採用して強いのかは分かりませんが、地震に変わって主流になってもおかしくない技だと思いました



ザシアン@朽ちた剣

特性:不撓の剣

性格:意地っ張り

197(236)-220(76+)-147(92)-*-136(4)-181(100)

巨獣斬/聖なる剣/電光石火/剣の舞

HAB - コピーメタモンの+2巨獣斬を最高乱数切り耐え

S - 大体のA特化ザシアンを抜けるぐらい

ザシアン枠です

当初はA特化で採用していましたが、相手のメタモンがさすがに厳しすぎたので居座れる配分にしました

B振りによってメタモン以外にも居座れる幅が非常に増えたので使用感はとてもよかったです

耐久に大きく割いたことに伴ってインファイト→聖なる剣に変更しましたが、耐久を下げないことが勝ちに繋がる場面が多かったのでこちらも正解だったと思います

このポケモンを強く使うことを意識したので、今回は選出率が非常に高かったです



黒バドレックス@気合いの襷

特性:神馬一体

性格:臆病

175-*-100-217(252)-121(4)-222(252+)

アストラルビット/サイコショック/破壊光線/悪巧み

ザシアンとの補完が取れたエースです

当初は拘りスカーフでの採用でしたが、あまりにもラッキーを後投げされるので悪巧みを採用した気合いの襷持ちに変更しました

サブウェポンは悩みましたが、ドレインキッスや挑発が活きる場面があまりないと感じたので球サンダーやランドロスに対面勝てるダイアタック媒体の破壊光線を採用しました

後投げイベルタルガオガエンへの高打点として機能していたので、選出できる構築が大きく広がったのも大きな強みだと感じました

正直、カバルドンの砂が邪魔すぎるので展開の難易度は高かったですが、それを差し引いてもカバルドン+黒バドレックスが大きな勝ち筋として機能していたと思います



サンダー@命の球

特性:プレッシャー

性格:控えめ

167(12)-*-121(124)-176(116+)-111(4)-152(252)

雷/暴風/ボルトチェンジ/羽休め

HB - 特化ザシアンの巨獣斬+球ダメージ+非ダイマ時の電光石火に対する生存率を上げるためになるべく高く

C - 最低限臆病サンダー程度

S - 準速イベルタル抜き

ちょっと珍しいB振り球サンダーです

CSサンダーを使っていた時に、特化ザシアンに上手くダイマックスを枯らしながら巨獣斬+電光石火を当てられることが多かったのでB振りを試してみましたが、プレッシャー羽休めと合わせてコピーメタモンの巨獣斬を枯らしたり、ネクロズマからの被ダメを抑えたりと色々役立ったので結構強かったです

技はルギアやホウオウが非常に多かったので居座って高打点を出せる雷、必須の暴風、サイクルで機能するボルトチェンジ+羽休めで完結していました

見た目枠ではありましたが、相手がサンダー受けを選出する余裕がない場合も多いため普通に刺さって強かったです



ガオガエン@突撃チョッキ

特性:威嚇

性格:意地っ張り

201(244)-165(116+)-119(68)-*-120(76)-81(4)

フレアドライブ/地獄突き/瓦割り/蜻蛉返り

HB - 特化ザシアンの+1巨獣斬を2耐え(メタモン意識、こちらのザシアンが特化だった頃の名残)

A - ザシアンをダイバーンで大体落とせる


黒バドレックス受けとして最も信頼できる枠

今回は歌うラッキーの喉を潰す地獄突き、壁展開意識の瓦割りを採用してみました

ラッキーに刺すような展開はなかったですが、捨て台詞ガオガエンを止めたり、DDラリアットと違って能力変化を参照するので、黒バドレックスのダイホロウのBダウンと合わせてダイマックスヌオーを突破できたりしたので地獄突きで正解でした

瓦割りも、なぜか最後の2時間は壁展開にかなりマッチングしたので綺麗に刺さって勝利に貢献してくれました

今期気づいた強い動きとしては、ザシアンをコピーしたスカーフメタモンに対して、後投げして蜻蛉返り→威嚇が入ってA+1になるのでこちらのザシアンが巨獣斬を耐えて返しで落とせるというものがありました

ガオガエンの体力が必要ないと感じたらこの動きも積極的に行っていました

それ以外は丁寧に扱って、黒バドレックス受けとしての仕事を果たしてくれたと思います



ウオノラゴン@イバンの実

特性:頑丈顎

性格:意地っ張り

197(252)-145(172+)-123(20)-*-107(52)-97(12)

エラがみ/逆鱗/怒りの前歯/堪える

イバンウオノラゴン - サク日記

調整意図や想定していた動きは長くなるのでこちらに書きました


MVPです

誰もイバンの実をケアしなかったのであまりにも刺さりました

サブウェポンの怒りの前歯は、一定数いたHBカイオーガに焼かれても打点を出すために採用しましたが、多分噛み砕くの方がバドホウオウに出しやすくなってよかったと思います

別記事に書いた動きの他にも、球サンダーと対面してしまっても最悪臆病なら最高乱数切りでダイジェットを耐えてエラがみ2回で落とせる、球ランドロスに後投げしてエラがみで落とす、球ホウオウのダイジェットを耐えてエラがみ2回で落とす等の球ダイジェット勢に対する切り返しとしても機能していました

また、スカーフメタモンに対しても堪える→逆鱗で耐えつつ処理して勝つ試合も何回かありました

相手のザシアンに弱く、選出するかどうかがとても難しいポケモンですが、環境のザシアンがじゃれつくをあまり持っていなかったこともあってもう少し信用して出せたら勝てる試合も多かったと思います

選出された球カイオーガを想定していた動きで全て後投げから処理できたので、とても楽しかったです


【結果】
TNつきあかり 最終2位


【レンタルチーム】


【最後に】
ステルスロックやザシアン、サンダーが単純に重く、一手間違えると簡単に負ける構築なので使用難易度はとても高いと感じました

それでも、パワーが高く、幅広い構築に選出さえ噛み合わせれば勝てていたので強力な構築にはなっていると思います

最後に1位から潜らず抜かれて2位という結果だったので、次の1位チャレンジの時はちゃんと潜ろうと思います‪

最終日対戦もYouTubeにそのうち上げる予定なので、よければそちらもよろしくお願いします

もうすぐスプラトゥーン3が発売し、そっちに力を入れるつもりなのでいつになるかは分かりませんが、またそのうち1位は取ります

またそのうち会いましょう

それでは改めてシーズン32お疲れ様でした




何かあれば@Sakku_pokeまで

【S30最終1位】猛虎バドザシアン

どうも、サックーです

今回はシーズン30で使用した構築の紹介になります

黒バドレックス+ザシアン構築における1つの完成形となる‪軸を作れたと思うのでぜひ読んでいってください

【構築経緯】
現環境でメジャーな禁止伝説ポケモンである黒バドレックスとカイオーガに対して、「受ける」という選択肢を用意するだけで格段に勝率が上がることに気づいたので、スタンダードな構築にも組み込みやすいガオガエン+ガマゲロゲをクッションとして構築を組み始めました

ガオガエンのサイクル性能、アタッカーと水受けの2択を迫れるガマゲロゲの匿名性、両者の低くはないダイマックス性能を最大限活かす禁止伝説の並びがザシアン+黒バドレックスorカイオーガだと感じたので、今回は環境的にカイオーガより動かしやすそうな黒バドレックスを選択し、黒バドレックス+ザシアンを禁止伝説枠として設定しました

ここまでの4体が強力な持ち物である命の球と気合いの襷を持つ必要がなかったので、両者を持たせるポケモンを模索した結果、最終的にはホウオウやイベルタル入りにある程度強いサンダーと、安定した先制技+構築に欲しい水打点を兼ね備えた連撃ウーラオスを採用して構築が完成しました


【コンセプト】
・削りや対面操作による黒バドレックスの一貫作り

・対面、サイクル、展開の動きを幅広く取り入れる


【個体解説】

ザシアン@朽ちた剣

特性:不撓の剣

性格:意地っ張り

193(204)-242(236+)-136(4)-*-136(4)-176(60)

巨獣斬/氷の牙/インファイト/電光石火

HB - A252振り霊獣ランドロス地震を最高乱数切り耐え(ザシアンの巨獣斬+電光石火を大体耐えて欲しい)

S - ミラー意識でなるべく速く(こちらの黒バドレックス-1)


最強ポケモンです

とは言え、メタモンやヌオーが非常に多く、お世辞にも刺さりが良いとは言えなかったのでどちらかというと持ち前の圧力やサポート寄りの立ち回りによって黒バドレックスを通すためのポケモンとなっていました

黒バドレックスと組ませるザシアンの最大の強みは相手のダイマックスポケモンに加速を強要させることで、この圧力によってこちらの黒バドレックスがダイアークやダイホロウを被弾するリスクが格段に下がります

単体としては、構築単位で重めなランドロスガオガエンを大きく削る役割を持たせる構成にし、削りの幅を広げつつこちらの黒バドレックスでメタモンを処理できるようにHAベースとしています

単体でもある程度強く、もう片方の禁止伝説枠のパワーを最大限引き上げることも可能な最高のポケモンでした



黒バドレックス@拘りスカーフ

特性:神馬一体

性格:控えめ

185(76)-*-125(196)-228(180+)-121(4)-177(52)

アストラルビット/ワイドフォース/ドレインキッス/トリック

HB - A特化ザシアンの巨獣斬を7割程度で耐える

C - ステルスロック+電光石火+アストラルビットでザシアンをコピーしたメタモンを大体落とせる

S - スカーフバドレックスミラー意識でなるべく速く


構築のエースです

技構成はアストラルビット+トリックに加え、エスパー技としてポリゴン2に強くなれるワイドフォースとイベルタルや悪ウーラオスへの打点となり、ダイフェアリーが強力なドレインキッスで完結していると感じました

メジャーなエスパー技は全て試しましたが、ワイドフォースを素で押すことが勝敗に直結する場面が圧倒的に多かったので、未来予知やサイコショックより優先度は高いと思います

このポケモンの強みは何と言ってもダイマックス性能にあり、HBに大きく割いたことで不意打ちや考慮が難しい霊技や悪技への耐性が大きく上がっています

ステルスロックや対面操作から綺麗に一貫を作るのがとても楽しかったです



サンダー@命の球

特性:静電気

性格:控えめ

165-*-105-194(252+)-111(4)-152(252)

ライジングボルト/暴風/ボルトチェンジ/羽休め


一般枠最強ポケモンです

控えめの火力が魅力的な反面、プレッシャーによって素早さ順が割れると最速ランドロスにダイジェット+ダイロックと動かれてしまうので、今回は仕方なく静電気

技構成はホウオウ、イベルタル入りに強くなる暴風+ボルトチェンジ+羽休めを確定として、単純な性能を大きく上げるライジングボルトを最後の枠に採用しました

しかし、明らかに他の技の方が有用だったので、ミラー意識の原始の力かザシアン意識の熱風にするべきだったと反省しています

最後に入ってきたので正解だった枠なのかは分かりませんでしたが、黒バドレックスを選出することが難しいガオガエン入りの構築に対しても強気に選出していけることや、イベルタル入りへの勝率をある程度底上げしてくれたのでやはりサンダーは信用できる命の球アタッカーだと感じました



連撃ウーラオス@気合いの襷

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

175-200(252+)-121(4)-*-80-149(252)

水流連打/インファイト/アクアジェット/挑発


襷枠です

黒バドレックスやザシアンで落としきれなかった相手をアクアジェットで縛ったり、ラッキー+ヌオーに対して明確に強い等の、このポケモンならではの性能が非常に光りました

襷ウーラオスは意地っ張りしかありえないと思っているので今回も意地っ張りにしましたが、やはり素早さより火力の高さに助けられる場面が多かったです

一般的な3W+主にヌオー意識の挑発という構成ですが、ナマコブシネクロズマに挑発が刺さって勝つ試合があったのでこの構成で正解でした

一定数いたホウオウ+バドレックスに対して、取り巻きも含めてバドレックス以外に大きく有利を取れているケースが多く、ガオガエンと合わせて動かすことで高い勝率を出すことが出来たのがこのポケモンを採用して良かったところかなと思います



ガオガエン@突撃チョッキ

特性:威嚇

性格:意地っ張り

201(244)-149(4+)-111(4)-*-140(236)-83(20)

フレアドライブ/DDラリアット/インファイト/蜻蛉返り

HD - C252振り黒バドレックスの+2ダイアースを最高乱数切り耐え

S - 4振りバンギラス抜き


今回のMVP

主に相手の黒バドレックスやこちらの黒バドレックスをコピーしたメタモンを受けつつ、蜻蛉返りで対面操作を行うのが役割です

威嚇と耐性が素晴らしく、ザシアンやホウオウ、ネクロズマと言った物理に寄っている禁止伝説ポケモンに対しても選出して腐ることがないのが大きな強みです

取れる選択肢が非常に多いため難しいポケモンではありますが、文字では伝わらない強さがあるので一度使ってみるのをおすすめします



ガマゲロゲ@イバンの実

特性:貯水

性格:慎重

212(252)-115-108(100)-*-126(156+)-94

地震/岩石封じ/毒々/ステルスロック

HB - 余り(A特化ザシアンのじゃれつく耐え)

HD - C252振りカイオーガのダイアイス2回+霰2回耐え


カイオーガ受け兼ステルスロック撒きです

持ち物は動きの選択肢が増えるイバンの実です

再現性が低く、具体的な発動場面はザシアンのじゃれつくやサンダーの球ダイジェット等に絞られますが、威嚇やダイマックスを絡めてHPを調整することで動く回数を増やせる可能性を持たせられるのは、イバンの実でしかなし得ないことです

他の持ち物よりは活きる場面が多いと感じました

素早さ操作、ポリゴン2を崩す毒々、黒バドレックスの一貫を作るためのステルスロックを完備していて、大体の攻撃に対して一度は動ける耐久を持っているので、カイオーガ入り以外の構築にも投げやすいのが大きな強みです

このポケモンにも文字では伝わらない強さがあると思います



【レンタルチーム】


【結果】
TN Nanami 最終1位


【最後に】
久しぶりに最終1位を取れてとても嬉しいです

再現性の高い動きで高い勝率を出す従来のステルスロック+スカーフ黒バドレックス+ザシアンとは違い、練度で勝率を上げる並びなので構築の要点等は説明しませんでしたが、YouTubeに最終日の対戦動画を上げるので動かし方はそちらを参照してください

思うように結果が出ずに苦しんでいましたが、今回流れを掴んで1位を取れたので、しばらくは気負わずゆったりポケモンをやれたらなーと思います

またそのうち会いましょう

それでは改めてシーズン30お疲れ様でした




何かあれば@Sakku_poke(かDiscordのさくぽよ#5996)まで

【S27最終9位】よわよわオーガザシアン

どうも、サックーです

今回はシーズン27で使用した構築の紹介になります

例のごとく完成度低めです

f:id:sakupoke:20220301152424p:plain

【構築経緯】
カイオーガ+ザシアンが強いと聞いたので中盤に使用したところ、そこそこ勝てたのでこの2匹を軸に構築を組み始めました

この2匹で勝てないヌケニンに強く、サンダーの一貫切りやネクロズマの流しを担えるカバルドンを次に採用し、カバルドン+ザシアンと合わせて強力な選出を作れるサンダーもセットで採用しました

次に、ここまでで相手のザシアンやメタモンを舐めていること、黒バドレックスに対面で強いポケモンが少ないことを踏まえてヌケニンを採用しました

最後の枠にはカイオーガと合わせて相手のラッキー+ヌオーに圧力をかけていけるウオノラゴンやガマゲロゲを採用していましたが、ステルスロック+メタモンで負けるケースが多かったので、ラッキー+ヌオーにある程度強く、メタモンを受けられるドヒドイデを採用して構築が完成しました


【コンセプト】
・ザシアン/カイオーガ/サンダーの押し付け
・タイプと数値を活かした攻めサイクル


【個体解説】
f:id:sakupoke:20220301153348g:plain
カバルドン@オボンの実

特性:砂起こし

性格:腕白

215(252)-132-169(124+)-*109(132)-67

地震/欠伸/ステルスロック/吹き飛ばし

HB - 特化ガマゲロゲの球ダイストリームを最高乱数切り耐え


ザシアン軸ではメジャーなオボンカバルドン

前述の通りヌケニンを処理したり、ネクロズマやジガルデを流すのが主な役割です

ダイマックス適正が低いため、ザシアンとの同時選出時にダイマックスを切るタイミングが難しくなるのが欠点ですが、ステルスロックからザシアン+特殊アタッカーで攻撃的なサイクルを形成したい場面が多かったのでザシアン軸には欠かせないポケモンだと思いました


f:id:sakupoke:20220301154801g:plain
ザシアン@朽ちた剣

特性:不撓の剣

性格:意地っ張り

191(188)-227(132+)-136(4)-*-136(4)-191(180)

巨獣斬/じゃれつく/インファイト/電光石火

HBD - 特化球イベルタルのダイジェット+ダイアークを大体耐える

S - 準速スカーフウオノラゴン抜き(ミラー意識)


禁伝枠その①

この環境の最強ポケモン

カイオーガの雨と合わせることで比較的安定してイベルタルに後投げ出来ることや、カイオーガの誘うゼクロムキュレムに明確に強いことから、非ダイマックスで動かせる対面駒というよりはサイクルパーツとしての強さが際立ちました

良くも悪くもザシアンなので、ゴツメサンダー相手に運負けしたり、メタモンがいると動きにくかったりといつも通りの窮屈さを感じましたが、それでも他の環境に比べて比較的選出しやすく、強力なポケモンではあったと思います


f:id:sakupoke:20220301160252g:plain
カイオーガ@突撃チョッキ

特性:雨降らし

性格:臆病

175-*-110-202(252)-161(4)-156(252+)

潮吹き/雷/波乗り/絶対零度

S - ミラーや速いディアルガ辺りを意識して最速


禁伝枠その②

高い特殊耐久を活かしたサイクルやダイマックスでの制圧が非常に強力なポケモンです

素早さ実数値が135付近では突撃チョッキカイオーガミラーやディアルガに上を取られていることが多々あったので、最終的には最速まで引き上げました

冷凍ビームを全く打たなかったので最終日に絶対零度を採用しましたが、コスモパワームゲンダイナを2回吹き飛ばしたので悲しいですがこれが正解だと思います

半減なのにちょっと打ち合うだけでもザシアンの巨獣斬圏内に押し込まれるのが唯一弱いです


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サンダー@命の球

特性:プレッシャー

性格:臆病

165-*-105-177(252)-111(4)-167(252+)

ボルトチェンジ/暴風/熱風/羽休め


普通の球サンダー

静電気が嫌いなので特性はプレッシャー

カイオーガが通らない貯水持ちがいる構築に大体刺さっているのでとても使いやすかったです

ザシアン軸は命の球を持たせるポケモンがかなり重要になってくると思っていますが、サンダーはザシアンとの攻めの補完を取れていて選出しやすいので、選択として間違ってなかったと思います


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ドヒドイデ@ゴツゴツメット

特性:再生力

性格:図太い

157(252)-*-224(252+)-73-162-56(4)

熱湯/毒菱/トーチカ/自己再生

S - 無振りヌオー抜き


補完枠

ステルスロック+メタモンやラッキー+ヌオーといった特定の並びに勝てなかったので、ザシアンやイベルタルといった圧力のある禁止伝説枠を見ても選出可能なこのポケモンで対策することにしました

剣舞身代わりザシアンに押しきられないように持ち物はゴツゴツメットです

毒々をケアして安易な引きをしないプレイヤーがほとんどだったので、その隙に毒菱を撒くことでラッキーやヌオーでこちらのカイオーガやザシアンが受からない状況を作り出したり、厚底ブーツでないヌケニンを処理したりと想定通りの活躍をしてくれました

とは言え、サンダーが重いので選出機会は少なく、HBサンダーに毒を入れたい場面も多かったので考察不足な枠だとは思います


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ヌケニン@気合いの襷 ※B個体値0

特性:不思議な護り

性格:寂しがり

1-156(252+)-45(-)-*-51(4)-92(252)

ポルターガイスト/影打ち/鬼火/堪える

B - ヌケニンをコピーしたメタモンを影打ちで確定


流行り(?)のポケモン

ザシアンやカイオーガを詰ませたり、ザシアンをコピーしたメタモンを受けるのが主な役割です

気合いの襷を持たせることで黒バドレックスに対面でかなり強くなり、その他でも一度居座って鬼火やポルターガイストを押す択が出来ることで立ち回りの幅が大きく広がります

相手の選出や技構成を見極めることで非常に強く扱えるポケモンなので、使っていて面白さは感じますが、それなりに数を増やしていたので考慮することが難しい技や動きでメタを張られることに悩まされていました


【結果】
TNあのね   最終9位
TNすいとーよ 最終37位
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【最後に】
今期は久しぶりに2ロムで対戦して深夜には1位も取れましたが、構築に自信を持てないまま続けてしまったので最終的にはレートが上がらずなんとも言えない結果になりました

辛いのでそろそろこのゲーム辞めたいですけど多分無理ですね

特に動きとかは書かなかったですが、そのうち対戦の垂れ流しをYouTubeに投稿すると思うので詳しいことは観れば分かると思います

またそのうち会いましょう

それでは改めてシーズン27お疲れ様でした



何かあれば@Sakku_pokeまで

【S24最終8位】ぴよイベル

どうも、サックーです

今回はシーズン24で使用した構築の紹介となります

最終日夜に思い付いたのであまり完成度は高くないです

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【構築経緯】
1.環境に多いと感じたイベルタルカイオーガに対して、5分以上に戦えるイベルタルを構築の始点としました

2.電気技の一貫を切るために地面枠として対面性能の高いポケモンを試し、最終的にホルードを採用しました

3.日食ネクロズマに安定して勝つためにナットレイを採用し、ナットレイの型が特殊耐久に薄いため、カイオーガの水技に受け出せて周りとの相性も良さそうなドヒドイデもセットで採用しました

4.ここまでサンダーに対してかなり薄いため、上から圧力をかけつつサイクルを有利にできるウツロイドを採用しました

5.最後にザシアン軸に対しての勝率を上げるためにすいすいガマゲロゲを採用する予定でしたが、育成をミスったせいで代わりに適当に入れたヒヒダルマがそこそこしっくり来たのでそのまま続投しました


【コンセプト】
イベルタルを通すアグロなサイクル
・気合いで厳しい構築も拾える柔軟性


【個体解説】
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イベルタル@命の球

特性:ダークオーラ

性格:意地っ張り

201-201(252+)-115-*-119(4)-151(252)

鬱憤晴らし/ダブルウイング/不意打ち/挑発

A - イベルタルミラーでのダイジェットの乱数意識で特化


構築のエース

ラッキーが絡んだ受けにストレスを溜めにくい点が魅力的だったので物理型での採用です

技構成は電気に通せる安定打点として鬱憤晴らし、ダイジェットの媒体となるダブルウイング、切り返しとして優秀すぎる不意打ち、ダイウォール媒体かつ欠伸展開を拒否する挑発です

ザシアン軸以外には基本的に選出し、ダイマエースとして文句のない活躍をしてくれました

とはいえ、最終日は襷電磁波サンダー等で初手ダイマックスへの解答を持たせているプレイヤーがそれなりにいたので、どのタイミングで展開するかをある程度考えながら動かすことが重要でした

特殊イベルタルをケアした動きに対して大きくアドバンテージを取れるのが最も大きな強みだと使っていて感じました


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ウツロイド@パワフルハーブ

特性:ビーストブースト

性格:臆病

193(68)-*-69(12)-169(172)-152(4)-170(252+)

メテオビーム/ヘドロ爆弾/マジカルシャイン/ステルスロック

CS - ビーストブーストでS上昇

耐久方面は特に調整意図はありません


サンダーへの圧力、ゼルネアスへのある程度の抵抗力等を評価した構築の穴埋め的存在


サブウェポンは悪ウーラオスを意識したマジカルシャインでしたが、実際打ったことはありません

行動保証に乏しい関係上、特定の構築以外への選出は難しいですが、サンダーを流しつつステルスロックを撒くことでイベルタルを綺麗な後発ダイマックスの形で通せるため、展開的な選出だと割りきってもっと強気に投げることが重要だとシーズンが終わって気づかされました


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ドヒドイデ@黒いヘドロ

特性:再生力

性格:穏やか

157(252)-*-173(4)-73-213(252+)-55

熱湯/毒々/トーチカ/自己再生


今回の水枠です

イベルタルナットレイとの相性が良さそうだったのと、カイオーガ+サンダーに対してウツロイドorホルードと合わせてそれなりに仕事ができると考えて採用しました

当初はカイオーガと同居しているナットレイを意識してトーチカ→身代わりでしたが、さすがに汎用性を欠いていると感じたのでトーチカに変更しました

実際は相手の地面に怯えたりしてなかなか選出出来なかったので変えるならこの枠だとは思いますが、このポケモンを考慮した選出や動きを強制させれるのは強みとしてあったので、必要枠なのかなとも思いました


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ナットレイ@食べ残し ※S個体値0

特性:鉄の刺

性格:腕白

181(252)-114-201(252+)-*-137(4)-25(-)

ジャイロボール/ボディプレス/宿り木の種/鉄壁

S - 鉄壁ナットレイミラー意識で無補正


日食ネクロズマへの解答

イベルタルが物理である関係上日食ネクロズマの突破が怪しかったので、ほぼ全ての日食ネクロズマに後投げから対応できる鉄壁ナットレイを採用しました

宿り木の種を絡めたサイクルに安定感があるので、ドヒドイデとは違いクッションとしてかなり選出しました

ザシアンがあまりにも厳しいのでたまにインファイトを切ってぶん投げたりもしました

相手にして嫌なポケモンなだけあって強かったです


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ガラルヒヒダルマ@拘りスカーフ

特性:五里霧

性格:陽気

181(4)-192(252)-75-*-75-161(252+)

氷柱落とし/フレアドライブ/地震/蜻蛉返り

S - ザシアンや1加速ランドロスを意識して最速


ザシアン軸に対して上から圧力をかけれるポケモンとして採用しました

技構成はザシアンに通る打点2つと無難な蜻蛉返りにしましたが、多分これで良かったです

ザシアン軸とジガルデ軸以外にはあまり投げた記憶がありませんが、出せば目の前に通る技を押しているだけで普通に強かったです


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ホルード@気合いの襷

特性:力持ち

性格:意地っ張り

160-118(252+)-97-*-98(4)-130(252)

じたばた/地震/冷凍パンチ/電光石火


対面駒

最終日までに使っていたイベルタル入りでは襷枠はマンムーでしたがラッキーやカイオーガへの圧力を重視してホルードを試したところ、とても強かったので続投しました

サブウェポンはサンダーにも通せてランドロスの起点を回避できる冷凍パンチです

それ以外は特に語ることのない普通のポケモンですが、ザシアンを一発で落としきれる火力や、ダイマックスを切ったCSサンダーをじたばた+電光石火で落とせる点があまりにも偉かったです


【選出】
◆ザシアン軸
ヒヒダルマ+ホルード+ナットレイ

大体これで投げて噛み合うかどうかみたいなゲームしてましたが頭悪かったです

カイオーガ
イベルタル+ヒヒダルマ以外から@2

取り巻きによりますが、ナットレイ+ホルードが一番多かったかもしれません

最終日朝は襷サンダー入りの構築の見分けがつくようになってきたのでウツロイドを初手に投げてからイベルタルで後発ダイマックスをしていました


イベルタル
イベルタル+ホルード+@1

@1は大体ラッキーに抵抗力のあるナットレイを投げてました

イベルタルで初手ダイマックスした後に、ミラーで相手が打ち合ってきたら基本的には1:1交換以上を取って詰めれて、ラッキーに引いてきた場合はホルードダイマックスイベルタルを切り返して大体勝てました


◆日食ネクロズマ
ウツロイド+イベルタル+ナットレイ

よっぽど取り巻きがキツかったり運が悪くない限りはウツロイド+ナットレイでサンダー+ネクロズマに有利を取りつつ、後発イベルタルを通しにいけます


他の軸は取り巻きを見てなんとなくで投げてました

【レンタルチーム】
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【結果】
TNぴよこ 最終8位
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【最後に】
構築の完成度が低く、最終日も400位ぐらいからのスタートでしたが、上振れて1桁まで来ることが出来たので上出来すぎるとは思いました

ただ、最後に2位から勝てば1位に届いていたかもしれないので毎回起こる最後の負け癖を克服できるようになりたいですね

最近モチベーションが低すぎるので強い構築を思い付いた時に頑張るぐらいのスタンスでやれたらなと思います

それでは改めてシーズン24お疲れ様でした



何かあれば@Sakku_pokeまで

【S21最終1位】ぽよダイナ

どうも、サックーです

今回はシーズン21で使用した構築の紹介となります

即興で組んだ割には勝てたので良ければ最後まで読んでいってください

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【構築経緯】
最も多いと感じたザシアン入りに安定して勝つためには、ザシアン自体よりもザシアンの取り巻きのサンダーやウオノラゴンといった圧力のあるポケモンの対処を重視するべきだと感じたので、それらをまとめて処理できそうなムゲンダイナを禁止伝説枠として構築を組み始めました

ムゲンダイナが対面からザシアンの相手をするのは厳しいため、ザシアンを流せるポケモンかつ地面の一貫を切れるランドロスを次に採用し、この2匹と合わせてザシアン入りに最も圧力をかけていけると思ったガラルヒヒダルマを採用してこの3匹をザシアン入りに対する基本選出としました

次に意識するべきは黒バドレックスとゼルネアスだと感じたので、周りと合わせて動かしやすそうだと思ったバルジーナと気合玉まで考慮してもゼルネアスに対して切り返しが効くギルガルドをそれぞれ採用しました

最後に、受け回しに対する明確な対策がないこと、マンムーがあまりにも重すぎたのでこの2点を解消できそうなスイクンを採用して構築が完成しました


【コンセプト】
・ムゲンダイナをザシアン入りに通す
・攻撃的なサイクルの形成
・勝てない禁止伝説枠を作らない


【個体解説】
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ムゲンダイナ@命の球

特性:プレッシャー

性格:臆病

215-*-115-197(252)-116(4)-200(252+)

ダイマックス砲/ヘドロ爆弾/火炎放射/自己再生

C - ゴツゴツメット2回+火炎放射でH振りザシアンをほぼ落とせる

S - 一応ミラー意識で最速


構築の軸

前述の通りザシアンの取り巻きのほとんどに有利を取れるため、ザシアンさえ処理できればこのポケモンで簡単に詰めていける試合が多かったです

裏のポケモンに対ザシアンを一任するのは難しいと感じたので、ゴツゴツメットによる定数ダメージと合わせてザシアンを自身で縛りにいける命の球持ちで採用しました

環境にいるのは特化まで火力を伸ばした遅いザシアンがほとんどだと思っていたので、このポケモンで上を取れる前提でほとんどの場合はゲームプランを組み立てていました

ザシアン入り以外にも比較的投げやすく、火力と範囲で崩しを行いながらも自己再生があることによってサイクルもある程度可能になる(主に対黒バドレックス入りにおいて重宝する)のでこの型で採用してよかったと思います


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ギルガルド@弱点保険

特性:バトルスイッチ

性格:慎重

167(252)-77(52)-161(4)-*-203(196+)-81(4)

アイアンヘッド/影うち/剣の舞/キングシールド

HD - ゼルネアスやムゲンダイナ意識でなるべく高く

A - A実数値85蜻蛉帰り+影うちでB4黒バドレックスを確定


今回の最高のポケモン

唯一無二の対ゼルネアス性能を持ちつつ、汎用性を欠いていないのが優秀だと感じたので採用しました

HDに厚くして弱点保険を持たせることで、ムゲンダイナに対面から剣の舞を選択して炎技で殴られるとA4段階上昇アイアンヘッド+影うちで切り返して裏にまで負荷をかけていける最強のポケモンになることが出来ます

後投げされたイベルタルに不意打ちがなければアイアンヘッド+影うちで処理を行えたり、サンダーの熱風やザシアンの不意の炎の牙等で弱点保険が発動して崩しの駒となることも多々ありました

また、後述のバルジーナと合わせて黒バドレックスを安全に処理したり、ザシアン入りに投げる選択肢として考えられるポケモンとして扱えるので想像よりも幅広く選出していけるポケモンだと感じました


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スイクン@食べ残し

特性:プレッシャー

性格:図太い

205(236)-*-173(180)-110-135-117(92)

熱湯/身代わり/瞑想/吠える

HB - なるべく高く

S - 大体のホウオウを抜けていそうなライン


今回の水枠

マンムーに対して後投げ可能な硬い水で、受け回しに対して仕事ができそうなポケモンを考えたときにこのポケモンが適任だと思ったので真っ先に採用しました

初めは何が強いのかよくわからないポケモンでしたが、慣れてくると吠えるを絡めたゲームプランの組み立てがあまりにも強力なポケモンだと感じたのでかなり信用して選出していました

積み展開の拒否はもちろん、有利対面を作って身代わりと吠えるを繰り返す動きがステルスロックと合わせることで大きな削りとなったり、釣り交換のタイミングを作ることに繋がったりと想像以上に役立ちました

また、構築単位で軽視していたポリゴン2を起点に出来るポケモンでもあったり、ポリゴン2と同居しているザシアンやウオノラゴンにある程度の抵抗力があったりとまさに誤魔化し枠と呼ぶに相応しい枠だと思いました

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ランドロス@ゴツゴツメット

特性:威嚇

性格:呑気

196(252)-165-156(252+)-*-101(4)-99(-)

地震/岩石封じ/蜻蛉返り/ステルスロック

HB - A特化ザシアン意識で振り切り


ゴツゴツメットが本体

ザシアンに投げて削るだけのポケモンです

本当にただそれだけの役割しか持っていませんが、見た目で地面と電気の一貫を切れることとA特化以外のザシアンの巨獣斬を2耐えすることが重要だったのでこのポケモンでよかったと思います

性格はボックスにいた個体が呑気だったのでミラーでの後攻蜻蛉返り意識も兼ねてそのまま採用しましたが、カプ・レヒレとの偶発対面で素早さを判別したいので腕白でいいです(ウォッシュロトムボルトチェンジ読みで下から蜻蛉返りを押せた試合はあった)

地震と岩石封じは切ってもいいレベルで押しませんでした


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バルジーナ@厚底ブーツ

特性:防塵

性格:慎重

217(252)-85-126(4)-*-161(252+)-100

叩き落とす/蜻蛉返り/毒々/羽休め

HD - 黒バドレックス意識で振り切り


黒バドレックス入りにのみ投げるポケモンです

悪巧み+ドレインキッス持ちの気合の襷黒バドレックスを単体で受けきることは厳しいと感じたので、蜻蛉返りを絡めて並びでの処理を行えるこのポケモンで黒バドレックスを受けることに決めました

持ち物は食べ残しかゴツゴツメットが望ましかったですが、両方余ってなかったので仕方なく厚底ブーツ

予想通り活きる場面はほとんどなかったので別の持ち物を検討してもよかったかもしれません

技構成は裏に負荷をかけやすい叩き落とす、気合の襷をケアしながら動ける蜻蛉返り、単体で詰ませる範囲を広げる毒々、回復ソースの羽休めです

叩き落とすと蜻蛉返りがあまりにも強い反面、毒々は一回も選択しなかったので、同居していると厳しい拘り鉢巻ランドロスを意識した守るや黒バドレックスとの対面で選択する技の1つとしてバークアウト等を採用したほうがよかったかなと思いました


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ガラルヒヒダルマ@気合の襷

特性:五里霧

性格:陽気

181(4)-192(252)-75-*-75-161(252+)

氷柱落とし/地震/蜻蛉返り/馬鹿力

S - カイオーガ意識で最速


一般枠最強

ザシアンを落とすことが出来るフレアドライブを採用しやすい拘りスカーフ持ちと入れ換えながら使用していましたが、ミラーで不毛な同速になることや眼鏡カイオーガの前で2回動けないことが気になったので最終的には気合の襷で採用しました

このポケモンのおかげでカイオーガ入りにある程度の勝率を保つことが出来たり、ムゲンダイナを雑に扱った後のケアが効いたりと本来想定していた対ザシアン以外の面で勝利に大きく貢献してくれました

選出画面での圧力は禁止伝説以上なので、相手視点でのヒヒダルマの処理ルートを考え、それに合わせたゲームプランを組み立てていけるのがこのポケモンを採用する一番のメリットだと感じました


【構築の要点】
◆ザシアン入りへのメタ張りf:id:sakupoke:20210902143232p:plainf:id:sakupoke:20210902143302p:plain

A特化に近いザシアンが増加傾向にあると感じていたので、ザシアンを完全に受けることはどのポケモンでも難しいと感じていました

そこで、ザシアンに最低限の削りを入れておくことで上から縛って切り返すことが出来る命の球ムゲンダイナに注目し、ゴツゴツメットを最低2回は触れさせることが可能なランドロスと選出することでザシアン側の釣り交換以外の選択に安定択で対応できるようになりました

ムゲンダイナがザシアンの取り巻きに圧倒的に強いケースがほとんどなので、ランドロスが行動せずに試合が進んだとしてもこちらが有利に試合を進めることがほとんどでした

状況によってはギルガルドを絡めてランドロスを残す立ち回りを取ったり、ヒヒダルマでザシアンに大きく削りを入れてランドロスへの負荷を減らしたりと、裏のポケモンを絡めることでムゲンダイナだけで詰めていくことが難しい試合も拾うことが可能になりました


◆誤魔化し性能の高さf:id:sakupoke:20210902140207p:plainf:id:sakupoke:20210902140303p:plainf:id:sakupoke:20210902140338p:plain

ムゲンダイナ+ランドロスで対応できないガラルヒヒダルママンムー、ゼルネアスといったポケモンに対する補完は必須だったので、なるべく選出時に腐らないように汎用性を持たせる型と動きを想定してこのポケモン達を採用しました

それぞれ気合の襷による行動保証、吠えるによる起点回避、優秀な耐性によって幅広く選出が可能になっています

また、対ザシアン入りにおける選出の幅を広げるために役割が異なりながらもザシアンにある程度の抵抗力があるポケモンで固めることも意識したため、対面寄りやサイクル寄りなど様々な系統のザシアン入りに対応することが可能になりました


【結果】
TNユウ 最終1位 TNメイ 最終28位
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【レンタルチーム】
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【最後に】
3回目の1位を取ることが出来てとても嬉しいです

最終日前日に考え、最終日当日から使用した構築なので構築としての完成度には満足していませんが、ムゲンダイナが想像以上に手に馴染むポケモンだったおかげである程度勝ててよかったです

動かし方はあまり書きませんでしたが、YouTubeに最終日の対戦の垂れ流しを上げる予定なのでそちらも観てくださると嬉しいです(ブログトップにリンクあります)


それでは改めてシーズン21お疲れ様でした



何かあれば@Sakku_pokeまで