新世代カバリザニンフ
どうも、サックーです
8世代初の更新になる今回はカバリザニンフの紹介をしていこうと思います
こんな風に組んでみたよ~というのが伝わればいいかなと思ってるのでざっくり解説
【構築経緯】
1.
ダイマックスを使わない一般枠の中では盤面コントロール性能が優れていると感じたので軸として採用
2.
ニンフィア突破のために眠らせてくるであろう鋼を
起点にして難なく突破できるダイマックス枠として採用
3.
ニンフィアを軸にする上で最もメジャーな物理の鋼タイプであるドリュウズを流せるポケモンは必須なのでニンフィアの欠伸と相性が良いステロを扱える点でクッションでありながら起点作りに貢献できることを評価して採用
4.
ここまでではドヒドイデ絡みの受けサイクルに対して安定した回答がないのでステロ欠伸と合わせて比較的簡単にそれらのサイクルを崩していける枠として採用
5.
リザードンが通せなさそうなバンギラス絡みに対して圧力をかけれるかつ比較的通すのが簡単なので有利構築に対する取りこぼしを減らせるダイマックス枠として採用
6.
カバニンフを初手に置くと辛くなるギャラドスやトゲキッスを意識して採用
抜きエースが通しにくい場合でもニンフィアと合わせて別ルートの勝ち筋を作れる点を評価した(具体的な勝ち筋は後述)
【個体紹介】(採用順)
@残飯
性格:図太い
193(180)-*-125(228+)-138(60)-151(4)-85(36)
ハイボ/瞑想/欠伸/守る
HB -球ミミッキュの+2じゃれつく最高乱数切り耐え
S -大体の弱点保険バンギラス抜き
@鋭い嘴 ※サンパワー
性格:臆病
153-*-98-161(252)-106(4)-167(252+)
放射/暴風/ソラビ/奮い立てる
C -ステルスロック+奮い立てるダイジェットでH振りドヒドイデを確定
@混乱実
性格:腕白
215(252)-132-165(92+)-*-113(164)-67
地震/岩封/ステロ/欠伸
※明確な調整意図はないです
@混乱実
性格:臆病
167-*-110-177(252)-111(4)-167(252+)
悪波/ラスカ/悪巧み/身代わり
@混乱実 ※自信過剰
性格:陽気
171(4)-177(252)-99-*-120-146(252+)
滝登り/飛び跳ねる/ウィップ/竜舞
@オボン ※すり抜け
性格:図太い
189(204)-*-132(196+)-124(28)-100(36)-168(44)
流星群/祟り目/鬼火/光の壁
HB -鬼火が入ったA252振り球ミミッキュのダイフェアリーをオボン込みで高乱数2耐え(9.4%)
HD -臆病サザンドラの悪波最高乱数切り耐え
C -無振りサザンドラを流星群で確1
S -最速100族抜き
【構築の要点】
◆による盤面コントロール
相手にハイパーボイスを受けられるポケモンが2匹以上いない場合、有利対面で欠伸→欠伸が入った相手にハイパーボイスの流れを繰り返しているだけで交換を繰り返す相手を崩していけるので大体の試合ではそのループから抜けるために強引に眠らせてでもニンフィアを突破する動きをされました
そのため裏のエースが最低でも2体のポケモンを確認した上で眠らせたポケモンの前で対面するという状況がほとんどになり、そこからの試合の流れを組み立てて安定して立ち回ることが多くの試合で出来ました
ある程度の耐久と優秀な耐性のおかげで動かせる範囲がかなり広く、このポケモンを軸とした欠伸展開で数多くの試合を拾えました
◆による別ルートの勝ち筋
基本的にこの構築はカバルドン+ニンフィアで欠伸サイクルをして裏のエースがダイマックスを切って詰めれる状況を作り出すことを目標に試合を進めていきますが、カバルドンとニンフィアのどちらを初手に置いても辛くなるラムの実を所持したギャラドス、トゲキッスはこの構築にとって苦しい存在でした
そこで、初手に鬼火と光の壁を所持しているドラパルトを置くことでギャラドスに対してはダイジェット2発をオボン込みで耐えて鬼火を入れる、トゲキッスに対しては光の壁を貼ってから安全にカバルドンやニンフィアを後投げしてダイマックスターンを枯らす動きを行えるようにしました
更に鬼火を相手の物理アタッカーに入れることで瞑想を所持したニンフィアでの詰めルートが格段に取りやすくなり、ダイマックスを切ったエースが相手を上手く崩せなかった場合でもドラパルト+ニンフィアで上手く詰めていくプランを取るという柔軟な対応が可能になりました
◆、による低速相手の崩し
ニンフィアがあまり刺さらない鋼タイプが2匹採用されたような構築やドヒドイデ絡みのサイクルに対して基本的には悪巧みサザンドラで、サザンドラを強く意識した潰し枠がいる場合は奮い立てるを所持したリザードンでドヒドイデから崩していくルートを取れるようにしました
多くの試合でサザンドラを意識した潰し枠+ドヒドイデ+鋼のようなリザードンをドヒドイデで受ける選出をされたのでステロ欠伸展開で上手く有利対面を作ればリザードンで崩していける試合が多く、リザードンが通らないバンギラス入りに対してはある程度削れば悪巧みラスターカノンでバンギラスを貫けるサザンドラを選出することで対処が可能なので2匹の崩し枠の住み分けが上手く出来ていました
【Special thanks】
レンタルチームを作ってくれた蓮季
【最後に】
そろそろ何か情報発信していきたかったので要望があったこの構築について紹介していきましたがいかがだったでしょうか
欠伸と言う技の強さに注目して組んだこの構築ですが、当然最速起きを切ったりしないといけない場面もあるので安定性が高いとは言いにくいです
しかし、それを差し引いても強力な展開方法だと思うのでぜひ一度欠伸展開や軸であるニンフィアを触っていただけると嬉しいです
8世代でも良い感じの結果が残せるように頑張るのでこれからもよろしくお願いします
質問があれば@Sakku_pokeまで