S3最終47位 ペコギャラコントロール
どうも、サックーです
今回はS3で使用した構築の紹介になります
【構築経緯】
サザンドラ+ギルガルドの対応力の高さに注目してサイクルを回す構築にするところからスタート
この2匹ではドリュウズ、ギャラドス、ミミッキュ等が重いので補完として威嚇ギャラドスを採用
4枠目には皮を剥がした相手のミミッキュを迅速に処理出来るポケモンがいなかったので汎用性もあるミミッキュを採用
残りの2枠は上手く纏まらなかったので好きなポケモンであるモルペコを入れてみると意外にも好感触だったので最後に選出画面でダイホロウの一貫を切りながら重いカビゴンやブラッキーへの回答となるホルードを採用して構築を完成させた
【コンセプト】
・モルペコの捨て台詞で対面操作をしながらダメージレースに勝つ
・サザンガルドを絡めた三角交換を多用して相手のダイマックスに対応する
【個体解説】
モルペコ@気合いの襷
特性:はらぺこスイッチ
性格:陽気
133-147(252)-78-*-79(4)-163(252+)
構築の軸その1
最終日3日前までは陽気ドラパルトのドラゴンアローを耐えるように調整していましたが、球や急所等を考慮するとドラパルト入りに出すリスクが高いので無難にASにしました
ヒヒダルマや襷ドリュウズといったポケモンに対してはオーラぐるまを絡めて対面処理を行い、打点がないポケモンに対しては捨て台詞で退きつつギャラドスやギルガルドに繋ぐ動きをしているだけでダメージレースに勝てるので優秀なポケモンでした
ドラパルト、サザンドラ、砂おこし持ちがいない構築に対しての勝率をかなり引き上げることに貢献してくれたので入れて良かったと思います
ミミッキュ@命の球
特性:化けの皮
性格:陽気
131(4)-142(252)-100-*-125-162(252+)
相手のミミッキュを処理する枠として採用
最初は剣の舞を所持したオーソドックスなミミッキュを使用していましたが、剣の舞を積む場面が全くないことに気づいたので最終日はトリックルームを採用しました
これにより後述のホルードを通す動きが可能になり、ミミッキュ入りの対面構築に対しての勝率を引き上げることに繋がりました
ゴーストダイブに関してはミラーへの安定打点となるシャドークローの方が良かったかもしれません
ギャラドス@ラムの実
特性:威嚇
性格:意地っ張り
175(36)-187(196+)-122(180)-*-121(4)-113(92)
滝登り/跳び跳ねる/地震/挑発
HB -DM時特化球ギャラドスのダイジェットが乱数2発(5.9%)
A -11n
S -準速ギルガルド抜き
構築の軸その2
ここまでHBに割くことで威嚇無しでもDM時にカビゴンのダイサンダーを耐えたり、ミミッキュに対して余裕をもって殴り合えるようになります
また、地震と挑発の両立をあまり考慮されなかったのでドヒドイデ+クレベースのような受け回しに強く出られたり、カバルドンに挑発を入れてからダイアースを押して裏のパッチラゴンを落とすような展開を作れたのでかなり使用感が良かったです
8世代で考えたポケモンの中でもめちゃくちゃ強いのでぜひ使ってみてください
ホルード@拘り鉢巻
特性:力持ち
性格:意地っ張り
167(52)-114(220+)-126(228)-*-98(4)-99(4)
HB -特化球ドラパルトのダイドラグーンを最高乱数切り耐え
HD - C252振りサザンドラのダイドラグーン最高乱数切り耐え
A -無振りサザンドラを蜻蛉返りで乱数1発(87.5%)
対面性能の高い崩し枠
ダイホロウの一貫を切れる点を評価してカビゴンやタイプヌルを入れてみたが、使いにくかったので遂行速度の速いホルードに最終的には落ち着いた
鉢巻地震の火力は凄まじく、ブラッキーやナットレイに対して半分以上のダメージが入るので崩しとしても機能する他、ミミッキュのトリックルームから一貫を作ることも可能なので立ち回りの幅を大きく広げてくれた
特殊に対する行動保証がないのが気になりましたが、イカサマのおかげで鈍いカビゴンとも殴り合える点が高評価だったので最後まで使い続けました
サザンドラ@拘りスカーフ
特性:浮遊
性格:臆病
167-*-110-177(252)-111(4)-165(252+)
流星群/悪の波動/大文字/蜻蛉返り
一般的なスカーフサザンドラ
ロトム、ドラパルトに対して圧力をかけれる点や弱点をつける相手のダイマックスを誘発しやすい点を評価して採用しましたが最終日にはトゲキッスと組んでいるドラパルトやロトムが多く、崩しの起点にされることが多くて苦しかったです
ミラーでの選択が難しいのもかなり窮屈だと感じたので、このポケモンの選出をなるべく控えながらもギルガルドを動かしやすくする方法を模索するべきだと感じました
ギルガルド@食べ残し
特性:バトルスイッチ
性格:控えめ
165(236)-*-161(4)-104(196+)-161(4)-89(68)
シャドーボール/ラスターカノン/身代わり/キングシールド
構築の中核
サザンドラやギャラドスが不利対面を取った際の引き先になり、そこから身代わりでアドバンテージを取っていく動きが強力なポケモンでした
PPを枯らす動きを相手に意識させると退きやPP節約のタイミングで殴りにいけるような隙が生まれるので安易に殴りにいかずに、身代わりを残す動きを徹底することが重要だと感じました
また、このポケモンにダイマックスを切ることで拾える試合がかなり多いので、状況によってはダイマックスを視野に入れながら立ち回る必要があるのがこのポケモンの難しいところだと思いました
基本選出
サザンドラの蜻蛉返りからギルガルドを上手く着地させる展開を狙っていく
序盤はギャラドスを見せずに型破りドリュウズ等に地震の一貫をチラつかせながら後投げでアドバンテージを取っていくことが大事であり、サザンガルドの2匹で上手く回す事が要求されるのでかなりプレイング面でシビアな場面が多かったが、それを差し引いても汎用性の高い選出でした
この構築で最も安定して強い選出です
モルペコから展開して捨て台詞を絡めてギルガルドの身代わりを残す動きが強力
主にニンフィアやトゲキッス相手に捨て台詞から身代わりを貼りつつ、ダイマックスターンを枯らしたり詰ませる試合が多かったです
カビゴンやミミッキュの火力を削ぎながらギャラガルドでサイクルを回せると安定して対処できるので捨て台詞を要所要所で絡めていくことが重要でした
ドラパミミのような対面構築に対して殴り合うために投げる選出
ホルードかギルガルドにダイマックスを切って相手のダイマックスに対処しながら、トリックルーム+ホルードで詰めていくプランを取ることが多かったです
他にもありますがよく出したのはこれぐらいです
【結果】
TN Amelia 最終日最高3位 最終47位
TN orchid 最終日最高4位 最終63位
【レンタルチーム】
【最後に】
今期も満足するような結果にはならず悔しい思いをしましたが、好きなポケモンであるモルペコと一緒にここまで戦えて楽しかったシーズンになりました
来期は満足できる結果を残せるように自分らしい攻めサイクルで戦い抜きたいと思います
S3お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで