【S12最終29位】雑殴りサイクル
どうも、サックーです
今回はシーズン12で使用した構築の紹介になります
構築も結果も微妙だと思っていますが少しでも参考になるところがあれば嬉しいです
【構築経緯】
最強ポケモンドラパルトは固定し、残りの5枠を今期も考えました
様々なポケモンを試す中で、環境トップであるサンダーに比較的安定して受け出せる岩タイプでステルスロックを撒き、岩タイプが不利をとるウオノラゴンやエースバーンといったポケモンに対してギャラドスを受け出してダメージレースを有利に進める動きが強力だと感じたので軸としてスタート
岩タイプには数値の高さとドラパルトへの圧力を評価してバンギラスを採用し、バンギラスと合わせることでアーゴヨンやドラパルトに対して安定するカプレヒレもセットで採用しました
ギャラドスではナットレイに対する遂行速度が遅い点やポリゴン2に不利を取る点、ここまでスイーパーがいなかったことからステルスロックから通す第2の駒としてゴリランダーを採用し、最後にここまで切れていない電気の一貫を意識して霊獣ボルトロスを採用して構築が完成しました
【コンセプト】
・ステルスロック+積みで崩しきる
・タイプ補完を活かした対面操作サイクルで殴る
【個体解説】
ドラパルト@突撃チョッキ
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/蜻蛉返り
A - 無振りダイマックスサンダー意識で振り切り
もはや相棒枠
今期は霊の一貫を切っていない構築が非常に多く、雑にダイホロウを押し付ける動きが強力だと感じたのでサンダーやジバコイル、ウツロイドといったポケモンに対する打ち合い性能を高めながらダイホロウを押し付ける回数を増やせる突撃チョッキでの採用
当初は努力値を耐久に多少回していましたが、エースバーンやアーゴヨン、それらを意識した1加速ポケモンを抜けないのが気になったのでASに振り切りました(最速カミツルギを抜いていないのが一番ヤバかった)
技構成は一致技+動かしやすさを重視した蜻蛉返りに加え、ナットレイが嫌いなのとカミツルギが重いので大文字を採用しました
環境に合っていてかなり使用感が良かったのでこのポケモンを軸にして構築を組むべきだったかもしれません
ギャラドス@オボンの実
特性:威嚇
性格:意地っ張り
191(164)-165(36+)-109(76)-*-121(4)-130(228)
滝登り/飛び跳ねる/竜の舞/挑発
HB - 忘れたけど多分エースバーン意識
A - よさげな感じまで
S - 1加速で準速ドラパルト抜き
見れば分かりますが振り方がかなり適当です
環境に多かったウオノラゴンに対してある程度サイクルを回すことが可能な威嚇枠
ランドロスと違い岩タイプとの補完が取れているのが優秀で、後述のバンギラスと合わせて環境に多かったサンダー+ウオノラゴンに対する自然なメタとなりうるのが強力でした
サンダー+ウオノラゴンと同居しがちなナットレイを意識して挑発を採用しましたが、サンダーに通せば羽休めが押せなくなるのでステルスロックを2回踏ませて次のサイクルで落とせるようにしたり、剣の舞を選択してくる遅いミミッキュやブリザポスを咎めることが出来て使用感が良かったです
カプ・レヒレ@拘りスカーフ
特性:ミストメイカー
性格:臆病
145-*-135-147(252)-151(4)-150(252+)
波乗り/ムーンフォース/冷凍ビーム/トリック
CS振り切り
今期の覇権
ウオノラゴンやウーラオスに対して後手に回らず切り返せる、ナットレイやサンダーの行動を縛れる等が魅力的だったので拘りスカーフでの採用
当初はギャラドスの補助(若干面倒な鉄壁ナットレイを拘らせたりすること)をメインの仕事だと想定していましたが、ステルスロックからムーンフォースを押し付ける動きが想像以上に強力だったのでこのポケモンがエースとなっていました
ダイマックス適正が高く、サンダーの型をある程度判別してからダイアイスで処理する選択肢を作れる等の柔軟性もかなり好みなポケモンでした
霊獣ボルトロス@拘り眼鏡
特性:蓄電
性格:臆病
155(4)-*-90-197(252)-100-168(252+)
10万ボルト/ラスターカノン/気合玉/ボルトチェンジ
CS振り切り
当初はランドロスを採用していましたが、構築が物理に偏っているために一定数いた鉄壁持ちの鋼が厳しかったので特殊打点を押し付けれる霊獣ボルトロスで電気の一貫を切ることにしました
サンダー+ナットレイにそこそこ強く、同居しがちなウーラオス、ミミッキュ等の上を取りつつ対面操作が出来るのが優秀でしたが、剣の舞を所持したランドロスに大きく隙を見せる点やナットレイに気合玉を外すと気まずくなる点が悩みどころ
7世代ほどの強さは感じませんでしたが、それでも手に馴染む性能をしている素晴らしいポケモンでした
バンギラス@食べ残し
特性:砂起こし
性格:慎重
193(140)-155(4)-131(4)-*-147(108+)-113(252)
岩石封じ/馬鹿力/竜の舞/ステルスロック
H - 16n+1
S - 1加速でウーラオスを抜くついでに100族まで意識
今期の謎枠
サンダーの前でステルスロックを撒きつつ竜の舞で自身の性能を高めることも可能にしたいと思い、欲張った構成にしてみました
当初は馬鹿力ではなくナットレイ意識の炎のパンチでしたが、あまりにも悪ウーラオスを後投げされて苦しくなるので誘って吹き飛ばせる馬鹿力に変更しました
副産物としてポリゴン2への遂行速度が上がったのが活きる試合がそこそこありました
このポケモンが他の岩タイプより優れている点として砂のスリップと悪耐性があり、ボルトロスのボルトチェンジ+砂2回で有利乱数で悪ウーラオスを落とせる(砂1回だと不利乱数)のでこれを意識した立ち回りが活きる試合もそれなりにありました
逆にドサイドンと違って電気の一貫を切れない点や、悪タイプ故に蜻蛉返り読みで居座る行動が弱いのがネックな難しいポケモンでした
ゴリランダー@命の球 ※キョダイ個体
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
179(28)-194(252+)-111(4)-*-91(4)-133(220)
グラススライダー/叩き落とす/馬鹿力/剣の舞
H - 10n-1かつ16n+3
S - 準速80族抜き
今期もお世話になったスイーパー
サンダーやナットレイといった草技が通らないポケモンが多かったため普段使用している拘り鉢巻では窮屈な立ち回りを強いられると考え、グラススライダーの火力を出しつつ草技を受けに来るポケモンをサブウェポンで崩しやすくなる命の球で採用しました
ステルスロック+キョダイコランダでH振りサンダーが吹き飛ぶほどの意味がわからない火力を出すことが可能なので、素早さに多めに割いて砂ダメージ等で素早さを判別した後に上を取っていればサイクル下で剣の舞を積んで崩しに行き、上を取れないタイプならステルスロック+叩き落とす+グラススライダーでこちらもH振りまでなら落としきれるので立ち回りの柔軟性が大幅に高まる強力な型でした
【重いポケモン】
カイリュー/ブリザポス/ゴリランダー/ドラパルト/ミミッキュ
他にもたくさんいますがキリがないです
【結果】
TN Sheria 最終29位
【Special thanks】
いつもの某氏
一緒にAmong Usやってくれた人達
【最後に】
今期は構築の弱さが負けに繋がる試合ばかりで、プレイングでどうにかなる場面が少なすぎたのが勝ちきれなかった原因だと思います
来期はいろんな記事を参考にして強い構築を組めるように頑張りたいですね
1位取れるようにまた頑張るので来期もよろしくお願いします
それでは改めてシーズン12お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで