【S17最終6位】迷走ネクロガエン
どうも、サックーです
今回はシーズン17で使用した構築の紹介となります
竜王戦環境も最後ということで、簡単にですが記念として書いていこうと思います
【構築経緯】
サイクルを形成する上で鋼タイプは必須だと考えていましたが、禁止伝説以外の鋼タイプがあまり好きになれなかったので相手にしていて最強だった日食ネクロズマを鋼枠兼禁止伝説枠として構築の軸としました
日食ネクロズマの詰ませる性能を最大限活かすために構築全体の素早さを引き上げながら展開補助を行えるドラパルトを次に採用し、この2匹との選出に絡めやすく、欠伸の一貫も切れるカプ・レヒレを採用してこの3匹を固定しながら潜っていました
次に、ここまでで厳しい黒バドレックスに対するクッションとしてネクロズマの展開を補助しつつ盤面を動かせるガオガエンを採用し、この4匹で見た目上厳しい電気と地面の一貫を切れる駒として霊獣ボルトロスを採用しました
最後の枠は定まりませんでしたが、最終的にはザシアン入りに投げる選択肢を作れる、イベルタルと打ち合えそう、エースバーンに見た目で圧をかけれる点辺りを評価して霊獣ランドロスを採用し、構築が完成しました
【コンセプト】
・サイクル下で起点を作りながらネクロズマで詰ませる
・タイプで受けつつ殴り合う
【個体解説】
日食ネクロズマ@ラムの実
特性:プリズムアーマー
性格:呑気
204(252)-178(4)-179(124+)-134(4)-145(124)-87(-)
メテオドライブ/アシストパワー/瞑想/月の光
HB - 特化ウーラオスの鉢巻暗黒強打を確定耐え
HD - 余り
構築の軸
一度展開してしまえば前のめりな構築で止めるのは厳しく、アシストパワーを採用することで硬い鋼やポリゴン2を無理なく崩しにいけるため、受けでも止まりにくい最強ポケモン
最終日までは持ち物は万能傘で、技構成も竜の舞+コスモパワーだったりと色々迷走しながらこの型に辿り着きましたが、ラムの実によってザシアンと同居しているカバルドンやラグラージに対して後手に回りにくくなり、瞑想+アシストパワーでミラーや受け回しに対してストレスフリーに戦えたりと非常に使用感はよかったです
鋼技はラスターカノンと選択ですが、黒バドレックスや最終日に急増していたガラルファイヤーへの瞬間的な高打点になることを評価してメテオドライブで採用しました
ラスターカノンの利点としては瞑想後に悪ウーラオスをダイスチルで飛ばせる、羽休め持ちのイベルタル相手に頑張れそう等がありますが、ある程度のサイクルを形成するこの構築においては瞬間的な打点を意識した方がよかったのかなと思います
素早さを下げて困ることは特にないと思ったので呑気個体にしましたが最終日にラプラスとアーマーガアと同速になって困ったのでSは4振りでもしておいた方がよかったです
ドラパルト@食べ残し
特性:すり抜け
性格:臆病
195(252)-*-109(108)-121(4)-113(140)-179(4+)
祟り目/鬼火/光の壁/身代わり
HB - ラグラージやザシアン意識でなるべく高く
HD - 壁下で無振りサンダーの暴風を身代わりが最高乱数切り耐え
S - 遅いザシアン意識
参考
https://hikagepoke.hatenablog.com/entry/2021/04/01/171003
相棒枠
ネクロズマの展開を補助することが目的のポケモンですが、鬼火+身代わりを考慮されることが少なく、単体で相手を崩しきれることがあるほどの性能をしていました
ラグラージ+ザシアンに対して身代わりを残しながら鬼火を撒いたり、サンダーに対して光の壁から有利展開を作ったりと、選択肢の多さとそれを一点読みさせない型の豊富さが活きる場面を何度も実感しました
困ったら投げれる万能ポケモンですが、このポケモンからネクロズマ以外のポケモンに引く動きは強くないのでもう少しこのポケモンが動きやすい構築を目指すべきだったかもしれません
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
特性:ミストメイカー
性格:控えめ
159(108)-*-137(12)-149(164+)-151(4)-133(220)
波乗り/ムーンフォース/挑発/トリック
HB - A252振りウーラオスの鉢巻インファイトが乱数2発(0.4%)
S - 準速マンムー抜き
いつもの水枠
カバルドン絡みのサイクルに負荷をかけることが重要だったので拘り眼鏡での採用
特に言うことはないですが、いつも通りタイプとフィールドが偉すぎました
挑発の枠は草結びやシャドーボール等色々試しましたが、遅いゼルネアスや日食ネクロズマに対面で起点にされるのを防ぐことが出来るのが優秀だと感じたので、最終的には挑発にしました
ジオコントロールを選択している遅いゼルネアスにトリックしてから挑発をすると悪あがきしか出来なくなって気持ちよくなれます(1勝)
霊獣ボルトロス@拘りスカーフ
特性:蓄電
性格:臆病
159(28)-*-91(4)-191(204)-102(12)-168(252+)
HD - C252振りカイオーガの冷凍ビームを最高乱数切り耐え
見た目で電気と地面の一貫を切る他、カイオーガ入りに対して上から潮吹きの火力を削ぎつつレヒレに繋いだり、ウーラオスの上から動いて火力を押し付けていく等そこそこ活躍する場面がありました
サブウェポンは地面に通す草結びと、最終日にカプ・コケコに負けたので打点として通せるヘドロウェーブを選択しました(それまでは気合玉)
久しぶりにスカーフボルトロスを使いましたが、一点読みしにくいスカーフ持ちなので割と気楽にボルトチェンジを選択できて使いやすかったです
霊獣ランドロス@突撃チョッキ
特性:威嚇
性格:陽気
165(4)-197(252)-110-*-100-157(252+)
S - カイオーガ意識で最速
迷走枠
最終日まで水ウーラオス、ゴリランダー等カイオーガを意識したポケモンを入れ換えながら探していましたが、カイオーガよりもザシアンやエースバーンが重かったので見た目で圧をかけれて性能が高い霊獣ランドロスを採用しました
特に考えずに採用したので型は適当ですが、気持ちガラルファイヤーやイベルタルとの打ち合いに強くなってほしいので突撃チョッキで採用しました
ネクロズマが通らないときにエースとして投げたり、ダイナックルの起点にならない威嚇持ちとしてとりあえず投げたりと、雑ながらも性能の高さで構築にハマってくれた最高のポケモンです
ガオガエン@オボンの実 ※最遅個体
特性:威嚇
性格:生意気
202(252)-*-111(4)-100-156(252+)-58(-)
バークアウト/鬼火/捨て台詞/守る
HD - C252振りイベルタルの球ダイジェットの乱数意識で振り切り
黒バドレックスを意識したクッション
雑に投げてネクロズマやカプ・レヒレに繋ぐ動きがシンプルに強く、黒バドレックスだけに留まらずホウオウやザシアンに対する中継点としての役割を持ったクッションとして活躍してくれました
肝心の黒バドレックスに関しては、ステルスロックを撒かれているとかなり動きにくくなり、全く安定しませんでしたがそれでもこのポケモンの代わりはいないと言えるぐらい盤面を有利に動かす能力に秀でていると感じました
【結果】
TNフィロリアル 最終6位
【最後に】
今期は終盤まであまりポケモンはやっていませんでしたが、なんだかんだやってたら最後にいい感じのところまで行けたのはよかったです
8:55時点で2位から潜り、またまた負けて1位を逃したので最終戦のために集中力と強気な選択を出来るメンタルを鍛えたいなと泣きながら思いました
来期以降もまったり潜っていこうかなと思うのでよろしくお願いします
それでは改めてシーズン17お疲れ様でした