S16最高2135/最終2065 譎詭変幻ラティアスクチート
どうも、サックーです。
今回はS16で使用した構築の紹介となります
並びはS14、S15と同じですが微妙に型変更してるので良かったら読んでいってください
【構築経緯】
ラティクチは使うので確定としてスカーフボルトもセットでいないとクチートの強さを引き出せないと思ってるのでその3匹からスタート
フィールドと耐性でサイクルを補助できるレヒレとギルガルドを受けつつマンダ軸に対して強く切り返す動きが出来るゲッコウガまで中盤からは固定していたが、ここまででは受けサイクルに対してのクチートの負荷が大きすぎたのでもともと採用していたトリルミミッキュから耐性が噛み合い、サイクルにも参加できるヒコウZランドロスに変更して構築が完成した
【個体解説】
クチート@メガ石
155(236)-168(220+)-145-*-115-77(52)
じゃれ/不意/叩き/剣舞
変更点なし
今更語るまでもないがこの構築を使う上での鍵となるポケモンなのでどこで体力を使うか慎重に見極める必要がある
放電ポリ2に無理矢理削られて裏からミミッキュで詰められる等役割集中が今期はほんとに辛かったので役割集中が予想される場合には最低限の被害で抑えるために初手置きも視野に入れる必要もあった
今期も全試合頑張ってくれてありがとう
ラティアス@混乱実
160(36)-*-112(12)-156(204)-151(4)-178(252+)
サイキネ/10万/シャドボ/甘える
調整は甘える後A143ミミッキュZ最高乱数切り耐え
色々試した中での今期のラティアスの結論
カビムドーやランドカビゲン等に比較的出しやすいポケモンではあるが、カビゴン後投げから交換読み地震でクチートを削られる展開が厳しいのでカビゴン対面での安定択となる甘えるを採用
数的有利をミミッキュで覆してくるような展開も咎められるので相手の想定していた勝ち筋を潰すのにも役に立った
甘えるを見せると羽休めや安定したクチート引きが相手視点チラつくので交換読みで刺していく攻撃範囲の広いラティアスは自身の性能を保つと共に甘えるとよく噛み合っていたと思う
カプ・レヒレ@残飯
177(252)-*-135-143(116+)-150-123(140)
ドロポン/ムンフォ/リフレク/瞑想
Sは準速キノガッサ抜き
中盤から採用した今期のプチ地雷枠
一般的なリフレク瞑想レヒレ@残飯or木の実はHBに寄せた型で自身の詰め性能を強く意識したポケモンなのに対してこの火力のあるレヒレは対面性能と削り、リフレクによるサイクル補助を強く意識した詰ませるレヒレとは似ているようで違うポケモンとなっている
ドロポンは外しで負けることがあるものの、H振りミミッキュやクチートを2発で落とせたり、1瞑想でH振りギルガルドを2発で落とせる等火力面でかなり重要な役割を持っていたので波乗りや熱湯への変更は考えられなかった
詰ませるポケモンではないものの、無理矢理HDポリ2を相手にしてもらう等特殊に対しては本来のリフレク瞑想レヒレと性能に差はないので状況に応じて広い範囲を相手にしてもらった
霊獣ボルトロス@スカーフ
167(100)-*-91(4)-198(116+)-105(36)-153(252)
10万/めざ氷/ヘド爆/ボルチェン
変更点なし
クチートと合わせることでほぼ全ての構築に対する対応力が格段に上がるので外せないポケモン
初手に投げて上から対面操作をしてもらったり、中盤以降で数的有利が取れている場合はボルチェンを上から撃ちつつ裏のポケモンを切って相手を削ってから上から制圧していく動きも多用した
1点読みは相変わらずだが、必ずしも電気技の通る場面で相手が引いてくるとは限らないので経験則で技を選択しないといけないのは辛いところ
霊獣ランドロス@ヒコウZ
165(4)-197(252)-110-*-100-157(252+)
前述の通り受け回しに対する崩しとして採用
エアームドやテッカグヤはボルトクチートで十分対応出来るのでバレルナット等の数値+タイプで受けてくるポケモンに刺していくのが主な役目
大爆発はZを切った後でも数値受けに対して大きな瞬間火力を出せたり起点回避に使えるのが優秀だったが浮いてるポケモンに打つ技がZか爆発しか基本的になかったのは多少困った
初見では全く読まれず数的有利を作るのに役立ったが、反面行動保証が全くないので速いリザYや最速テテフ、ウルガモスにボコボコにされるのが辛かったり型がバレると全く仕事ができない(2135からの試合でも再戦だったので初手の壁コケコ対面でリフレクではなく挑発を押された)のであまり綺麗な立ち回りが出来るポケモンではなかったのは確か
ゲッコウガ@アクZ ※激流
147-*-87-155(252)-92(4)-191(252+)
熱湯/悪波/蜻蛉/身代わり
この構築に必要なギルガルドを受けて返す動きをするために悪波+身代わりは確定でありタイプが変わらないことで先制技に縛られにくいメリットがあまりにも大きかったので激流熱湯までは確定させ、残りの1枠には毒々を採用していたが毒よりも対面操作からクチートを繰り出す動きの方が負担をかけれるので対面操作技として今回は蜻蛉を採用
ミミッキュとの偶発対面で撃てるのが強力で、重い呪い身代わりミミッキュがゲッコウガ対面でミミッキュZしか押して来なかったので蜻蛉からクチートを出すと処理が楽だった
相手のゲッコウガに対する逃げの一手にもなったりメタグロスに対して引きと居座りの両方にある程度対応出来る(居座られた場合でもボルトと技が一貫しなかったりクチートの威嚇を入れれる)等様々な場面で活躍した万能技だった
【重いポケモン】
ランドの襷が無くなったことによりかなり積み展開が苦しかった印象
オニゴーリはどうしようもなかったのでランドの枠に呪いミミッキュの採用も検討するべきなのかもしれない
【結果】
TN Selina 最高2135/最終2065
真皇杯東海予選ベスト8(ランドの枠はトリル呪いミミッキュ)
【Special Thanks】
素敵な応援イラスト(トレーナーカードの画像)を描いてくれて一番お世話になった某氏
最終日1900割ったときに通話で励ましてくれた皆
【最後に】
今期はとても苦しいシーズンで、2100に届くかすら不安でしたがなんとか最低限2100は越えれて良かったです
ただ結果には全く満足していないし目標にしていた2200越えには全く届かなかったので悔しいです
色んな人にモチベを貰ったので来期も最終盤は潜れたらいいなと思ってます
ここまで読んでくださりありがとうございました
改めてS16お疲れさまでした!
質問があれば@Sakku_pokeまで