サックーのブロマガ

(ノ)・ω・(ヾ) ポヨポヨ

【S4最終13位】霊界ドラパミミ

どうも、サックーです

今回はS4で使用した構築の紹介になります

今期も満足のいく結果ではありませんでしたが、構築の強さはシーズンを通して実感できたのでよかったら読んでいってください


【構築経緯】

1.蜻蛉帰り+竜の舞を所持した気合の襷ドラパルトの持つ柔軟性に惹かれたのでそこからスタート

2.対面選出とサイクル選出の2つを作ることがドラパルトの柔軟性を最大限活かせると考えたので、対面選出の要となるミミッキュを次に採用

3.ドラパルト+ミミッキュで辛いアーマーガアやカバルドンに強く、ダイマックスを切った際の高い対面性能と元々の優秀なサイクル性能を評価してウォッシュロトムを採用

4.ドラパルトを選出しにくい物理受け2枚の並びやカビゴン+トゲキッス、その他様々な構築に対して通す駒になり、竜に対する潰しを担えるスカーフトゲキッスを採用

5.ここまでではナットレイ+ヒートorウォッシュロトムの並びに不利を強いられることや、電気の一貫を切れていない点が気になったのでロトムに後投げしてアドバンテージを取れるトリトドンを採用

6.後投げからトゲキッスの処理を行えてナットレイの処理ルートを増やせるセキタンザンを採用


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【コンセプト】

・サイクルで数的有利を取り、対面性能の高い駒で詰める

・耐性を利用した最低限の受けと広い攻撃範囲を活かした攻めのスイッチで柔軟に相手に対応する

【個体解説】

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ドラパルト@気合の襷

特性:すり抜け

性格:意地っ張り

163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/蜻蛉帰り/竜の舞

構築の始点

特性は壁展開を意識したすり抜け

初速の速さと蜻蛉帰りによる高い偵察性能、竜の舞+ゴーストダイブダイマックスポケモンに対する高いストッパー性能を評価してこの構成に行き着いた

先制技持ちに簡単に縛られるのが欠点ではあるが、先制技を撃てないダイマックス状態のポケモンや単純に先制技を採用していない構築に対してはかなりの仕事をしてくれた

蜻蛉帰りと竜の舞の両立を考慮されることはまずないので、蜻蛉帰りで削りを入れつつ逃げてから終盤に考慮外の竜の舞からスイープする展開で何試合も拾った


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ミミッキュ@命の球

特性:化けの皮

性格:陽気

131(4)-142(252)-100-*-125-162(252+)

じゃれつく/影うち/呪い/道連れ

対面選出の要

単体性能を上げる命の球+最低限の攻撃技に加え、広範囲に削りを入れれる呪いと1:2交換を狙え、襷ドリュウズ等の処理に手間取るポケモンを強引に処理できる道連れを採用

皮を盾にした後投げをすることで性能を著しく落としてしまう欠点をこの補助技2つである程度補っているので、試合展開によってはクッションとして扱うことも少なくはない

数的有利さえ取ってしまえば呪い+ドラパルトのゴーストダイブによるターン稼ぎでほぼ全てのポケモンを落としきれるのも魅力的


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トゲキッス@拘りスカーフ

特性:天の恵み

性格:控えめ

165(36)-*-120(36)-179(180+)-136(4)-132(252)

エアスラッシュ/マジカルシャイン/火炎放射/トリック

HB -A252振りドリュウズアイアンヘッドを最高乱数切り耐え


運勝ち製造機

型破り地震の一貫を切れる、ミミッキュを初速で抜いているの2点を満たせるポケモンの中で最もスペックが高いと感じたので採用

数的有利を取ってからトリックを絡めて詰める、ダイマックスを用いたS関係の逆転を利用して詰める等の柔軟な動かし方が出来るのも高評価

何よりも上からのエアスラッシュによる怯みが強力なので、連打しているだけで勝ってしまう試合も少なくはなかった


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トリトドン@食べ残し

特性:粘着

性格:図太い

209(180)-*-121(172+)-113(4)-119(132)-62(20)

熱湯/欠伸/身代わり/自己再生

HB -A4振りカビゴンの空元気を身代わりが最高乱数切り耐え

HD -特化FCロトムの悪の波動を身代わりが最高乱数切り耐え

S -ミラー意識


ロトム絡みに強く出られるポケモン

具体的にはロトム前で身代わり→裏のナットレイ等に欠伸を入れてから引いてくるポケモンに熱湯を撃って削るのサイクルを繰り返す

タネマシンガンの無いナットレイ入りに対してはこの動きで大きなアドバンテージを取れることが多い

欠伸と自己再生を上手く絡めることで、トゲキッスがスカーフを押し付けた相手を対面で体力を保ちつつ処理できたり、スムーズな処理が出来ない相手を一匹で詰ませれるのがかなり強力

また、特性の粘着があまりにも強く、トリックを押してくるロトム相手に1ターンのアドバンテージを取って欠伸熱湯ループに入れたり叩き落とすで食べ残しを落とされないのが偉かった

刺さる構築にはとことん刺さるがトゲキッスや身代わりドラパルト、貯水ガマゲロゲ等に無力なのが悩みどころ


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セキタンザン@突撃チョッキ

特性:炎の体

性格:意地っ張り

197(92)-143(236+)-160(156)-*-111(4)-53(20)

ヒートスタンプ/ロックブラスト/ヘビーボンバー/焼き尽くす

HB -A252振り球ミミッキュの+2ダイホロウ(ゴーストダイブ媒体)を最高乱数切り耐え

HD -特化トゲキッスの+2ダイジェットが乱数2(0.4%)


トゲキッス処理枠

最終日までは突撃チョッキドヒドイデを採用していたが、ナットレイに対して窮屈な選出、立ち回りを強いられるのが気になったので変更

トゲキッスに対しては怯まされるのであまり信用していないが、このポケモンを入れてからはトゲキッスが出てくることが少なくなったと思うので選出圧力はあったと思う

技構成に関しては煮詰めきれておらずカビゴン意識の焼き尽くすも一度撃っただけで、その一回も木の実を燃やさず返しの地割れで処理されたので要検討

キョダイフンセキのスリップダメージだけは破格の性能をしていたのとそれなりに物理耐久があるので、ダイマックスを他に切る必要がないと感じる試合は明確な役割が無くともダイマックス枠として投げていくこともあった


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ウォッシュロトム@オボンの実

特性:浮遊

性格:図太い

157(252)-*-165(180+)-126(4)-128(4)-115(68)

ハイドロポンプ/放電/リフレクター/悪巧み

HB -非ダイマ状態での陽気球ギャラドスのダイジェット+ダイマ状態での同条件ダイソウゲンを耐える程度

S -ミラー意識


一般的な悪巧み採用のウォッシュロトムとは違い、鬼火ではなくリフレクターを採用している

命中安定かつ空元気カビゴンの火力を上げない、ミミッキュゴーストダイブに合わせて撃てる等のメリットがあるので個人的には鬼火の何倍も強いと感じた

空元気鈍いカビゴンの増加を今期も感じたのでその分リフレクターロトムはかなり刺さっていたと思う

ダイマックスを切ることで対面性能が飛躍的に向上するため、物理を起点に悪巧みを積んだこのポケモンが全抜きする試合も少なくなかった

【選出について】

これと言った選出はありませんでしたが、基本的には潰しの役割を持つドラパルト、ミミッキュトゲキッスのうち1匹は必ず投げます

構築を見て刺さりの良いクッション枠を選出して不利対面をカバー出来るクッション2枚で回したり、ミミッキュ+トゲキッスのような潰し2枚で介護しながらクッション枠で詰ませる、潰し3で対面的に殴り合う等相手に合わせた選出を心がけていました

唯一ラプラス入りにはフリーズドライの一貫がある以上必ず出てくるので、ミミッキュ+ロトム+ドラパルトorトゲキッスという一方的に処理されないポケモンで固めた選出をすることは決めていました

【結果】
TN Moon 最終日最高3位/最終47位

TNらびっと 最終日最高1位/最終13位

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【Special thanks】
原案のレンタルチームを作ってくれたgoと2日で解雇したマルヤクデの育成をしてくれたそうた

細かい変更も聞き入れてくれてこの構築の育成をしてくれた某氏

【最後に】
今期はずっとこのドラパルトを軸に構築を考えていたので、それなりに強い構築に纏められたのは素直に嬉しかったです

ですが、最終1桁にも届かず悔しいのは変わらないので今度は更に上の順位で終われるよう頑張りたいです

改めてS4お疲れ様でした


何かあれば@Sakku_pokeまで

S3最終47位 ペコギャラコントロール

どうも、サックーです

今回はS3で使用した構築の紹介になります

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【構築経緯】
サザンドラ+ギルガルドの対応力の高さに注目してサイクルを回す構築にするところからスタート

この2匹ではドリュウズギャラドスミミッキュ等が重いので補完として威嚇ギャラドスを採用

4枠目には皮を剥がした相手のミミッキュを迅速に処理出来るポケモンがいなかったので汎用性もあるミミッキュを採用

残りの2枠は上手く纏まらなかったので好きなポケモンであるモルペコを入れてみると意外にも好感触だったので最後に選出画面でダイホロウの一貫を切りながら重いカビゴンブラッキーへの回答となるホルードを採用して構築を完成させた 


【コンセプト】
・モルペコの捨て台詞で対面操作をしながらダメージレースに勝つ

・サザンガルドを絡めた三角交換を多用して相手のダイマックスに対応する


【個体解説】

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モルペコ@気合いの襷  

特性:はらぺこスイッチ

性格:陽気

133-147(252)-78-*-79(4)-163(252+)

猫騙し/イカサマ/オーラぐるま/捨て台詞

構築の軸その1

最終日3日前までは陽気ドラパルトのドラゴンアローを耐えるように調整していましたが、球や急所等を考慮するとドラパルト入りに出すリスクが高いので無難にASにしました

ヒヒダルマや襷ドリュウズといったポケモンに対してはオーラぐるまを絡めて対面処理を行い、打点がないポケモンに対しては捨て台詞で退きつつギャラドスギルガルドに繋ぐ動きをしているだけでダメージレースに勝てるので優秀なポケモンでした

ドラパルト、サザンドラ、砂おこし持ちがいない構築に対しての勝率をかなり引き上げることに貢献してくれたので入れて良かったと思います



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ミミッキュ@命の球

特性:化けの皮

性格:陽気

131(4)-142(252)-100-*-125-162(252+)

ゴーストダイブ/じゃれつく/影打ち/トリックルーム

相手のミミッキュを処理する枠として採用

最初は剣の舞を所持したオーソドックスなミミッキュを使用していましたが、剣の舞を積む場面が全くないことに気づいたので最終日はトリックルームを採用しました

これにより後述のホルードを通す動きが可能になり、ミミッキュ入りの対面構築に対しての勝率を引き上げることに繋がりました

ゴーストダイブに関してはミラーへの安定打点となるシャドークローの方が良かったかもしれません


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ギャラドス@ラムの実

特性:威嚇

性格:意地っ張り

175(36)-187(196+)-122(180)-*-121(4)-113(92)

滝登り/跳び跳ねる/地震/挑発

HB -DM時特化球ギャラドスのダイジェットが乱数2発(5.9%)

A -11n

S -準速ギルガルド抜き

構築の軸その2

ここまでHBに割くことで威嚇無しでもDM時にカビゴンのダイサンダーを耐えたり、ミミッキュに対して余裕をもって殴り合えるようになります

また、地震と挑発の両立をあまり考慮されなかったのでドヒドイデ+クレベースのような受け回しに強く出られたり、カバルドンに挑発を入れてからダイアースを押して裏のパッチラゴンを落とすような展開を作れたのでかなり使用感が良かったです

8世代で考えたポケモンの中でもめちゃくちゃ強いのでぜひ使ってみてください


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ホルード@拘り鉢巻

特性:力持ち

性格:意地っ張り

167(52)-114(220+)-126(228)-*-98(4)-99(4)

空元気/地震/イカサマ/蜻蛉返り

HB -特化球ドラパルトのダイドラグーンを最高乱数切り耐え

HD - C252振りサザンドラのダイドラグーン最高乱数切り耐え

A -無振りサザンドラを蜻蛉返りで乱数1発(87.5%)

対面性能の高い崩し枠

ダイホロウの一貫を切れる点を評価してカビゴンやタイプヌルを入れてみたが、使いにくかったので遂行速度の速いホルードに最終的には落ち着いた

鉢巻地震の火力は凄まじく、ブラッキーナットレイに対して半分以上のダメージが入るので崩しとしても機能する他、ミミッキュトリックルームから一貫を作ることも可能なので立ち回りの幅を大きく広げてくれた

特殊に対する行動保証がないのが気になりましたが、イカサマのおかげで鈍いカビゴンとも殴り合える点が高評価だったので最後まで使い続けました


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サザンドラ@拘りスカーフ

特性:浮遊

性格:臆病

167-*-110-177(252)-111(4)-165(252+)

流星群/悪の波動/大文字/蜻蛉返り 

一般的なスカーフサザンドラ

ロトム、ドラパルトに対して圧力をかけれる点や弱点をつける相手のダイマックスを誘発しやすい点を評価して採用しましたが最終日にはトゲキッスと組んでいるドラパルトやロトムが多く、崩しの起点にされることが多くて苦しかったです

ミラーでの選択が難しいのもかなり窮屈だと感じたので、このポケモンの選出をなるべく控えながらもギルガルドを動かしやすくする方法を模索するべきだと感じました


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ギルガルド@食べ残し

特性:バトルスイッチ

性格:控えめ

165(236)-*-161(4)-104(196+)-161(4)-89(68)

シャドーボール/ラスターカノン/身代わり/キングシールド

S -大体のブラッキーニンフィアを抜けるぐらい

構築の中核

サザンドラギャラドスが不利対面を取った際の引き先になり、そこから身代わりでアドバンテージを取っていく動きが強力なポケモンでした

PPを枯らす動きを相手に意識させると退きやPP節約のタイミングで殴りにいけるような隙が生まれるので安易に殴りにいかずに、身代わりを残す動きを徹底することが重要だと感じました

また、このポケモンダイマックスを切ることで拾える試合がかなり多いので、状況によってはダイマックスを視野に入れながら立ち回る必要があるのがこのポケモンの難しいところだと思いました


【選出】
サザンドラ+ギルガルド+ギャラドス

基本選出

サザンドラの蜻蛉返りからギルガルドを上手く着地させる展開を狙っていく

序盤はギャラドスを見せずに型破りドリュウズ等に地震の一貫をチラつかせながら後投げでアドバンテージを取っていくことが大事であり、サザンガルドの2匹で上手く回す事が要求されるのでかなりプレイング面でシビアな場面が多かったが、それを差し引いても汎用性の高い選出でした

◆モルペコ+ギャラドス+ギルガルド

この構築で最も安定して強い選出です

モルペコから展開して捨て台詞を絡めてギルガルドの身代わりを残す動きが強力

主にニンフィアトゲキッス相手に捨て台詞から身代わりを貼りつつ、ダイマックスターンを枯らしたり詰ませる試合が多かったです

カビゴンミミッキュの火力を削ぎながらギャラガルドでサイクルを回せると安定して対処できるので捨て台詞を要所要所で絡めていくことが重要でした


ホルード+ミミッキュ+ギルガルド

ドラパミミのような対面構築に対して殴り合うために投げる選出

ホルードギルガルドダイマックスを切って相手のダイマックスに対処しながら、トリックルーム+ホルードで詰めていくプランを取ることが多かったです


他にもありますがよく出したのはこれぐらいです


【結果】
TN Amelia 最終日最高3位 最終47位

TN orchid 最終日最高4位 最終63位

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【レンタルチーム】
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【最後に】
今期も満足するような結果にはならず悔しい思いをしましたが、好きなポケモンであるモルペコと一緒にここまで戦えて楽しかったシーズンになりました

来期は満足できる結果を残せるように自分らしい攻めサイクルで戦い抜きたいと思います


S3お疲れ様でした



質問があれば@Sakku_pokeまで

S2供養

結果出てないので簡単に

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【コンセプト】
強いポケモン+強い型をある程度相手の認識からずれたものにする

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ドリュウズ@弱点保険

特性:砂かき

性格:意地っ張り

187(12)-205(252+)-94(108)-*-87(12)-124(124)

地震/岩雪崩/アイアンヘッド/ステルスロック

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トゲキッス@食べ残し

特性:天の恵み

性格:控えめ

177(132)-*-120(36)-176(156+)-136(4)-123(180)

エアスラッシュ/火炎放射/電磁波/身代わり


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ドラパルト@ラムの実

特性:クリアボディ

性格:意地っ張り

175(92)-179(180+)-109(108)-*-96(4)-178(124)

ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/竜の舞


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ミミッキュ@達人の帯

特性:化けの皮

性格:意地っ張り

159(228)-156(252+)-101(4)-*-126(4)-119(20)

じゃれつく/ウッドハンマー/影うち/トリックルーム


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パッチラゴン@ロゼルの実

特性:蓄電(最終日深夜から張り切りに変更)

性格:意地っ張り

173(60)-158(188+)-111(4)-*-109(148)-109(108)

電撃くちばし/逆鱗/地ならし/身代わり


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インテレオン@オボンの実

特性:激流

性格:控えめ

176(244)-*-86(4)-166(44+)-86(4)-167(212)

熱湯/冷凍ビーム/不意打ち/光の壁



ドリュウズ+ミミッキュを軸にした対面選出が8割

トゲキッスはドラパルト+ミミッキュのような対面構築に対して初手から電磁波を撒くことでドリュウズが上から動ける対面を作ったりアタッカーだと思って受けに来たカビゴンを誘い殺しにする

ドラパルトはカバルドン+カビゴンのようなドリュウズを通しにくい構築に出して通す

パッチラゴンはロトムをキャッチして身代わり地ならしで裏のドリュウズまで対応できるようになっている

インテレオンは水の通りが良い構築(サザンガルドとか)に積極的に投げていき、数的有利を取ってもらう


ドリュウズを通す駒にするのかステルスロックを撒いてサイクルを補助する駒にするのかを見極めるのが難しいが、通せない選出をされた際でも仕事が出来るので選出択を減らす性能は申し分なかった


反省点は相手のドリュウズ+ミミッキュを軽視していたこととロトムが最終日全くいなかったのでパッチラゴンが腐り気味だったこと

最終1000位入ったか入ってないかぐらい?(またそのうち見ときます)

来期は頑張ります

何かあれば@Sakku_pokeまで

P.S最終977位でした









構築の変遷とかはこっちに書いてるので興味あったら読んでみてください(非公開の時もあります)


https://sakkupoke.hatenablog.com/

剣盾S1最終21位 脳筋カバドリスタン

どうも、サックーです

今回は剣盾S1で使用した構築の紹介になります


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【コンセプト】
対面性能の高いポケモンで数的有利を取って逃げ切る

【個体紹介】
f:id:sakupoke:20191223163613p:plain@ラム

性格:腕白

215(252)-132-167(108)-*-111(148)-67

地震/欠伸/地割れ/ステロ

HB -特化ヒヒダルマの氷柱落とし最高乱数切り耐え

ラムの実はカバ展開ミラーで有利を取るために持たせてみましたが、それよりも毒や鬼火持ち相手に1ターンのアドバンテージを取れる点が優秀だと感じました

ナットレイ入りの受け回しが崩せないので最終日4日前から岩石封じを地割れに変更

最終日にナットヌオーを地に落としまくりました

f:id:sakupoke:20191223163839p:plain@弱点保険 ※砂かき

性格:意地っ張り

185-205(252+)-95(116)-*-85-126(140)

地震/雪崩/アイへ/剣舞

HB -特化ドリュウズのダイアース最高乱数切り耐え

初手に投げて数的有利を取るダイマックスエース

鬼火持ちとアーマーガアに簡単に止められる点を除けば全対面居座って殴れる最強のエースでした

f:id:sakupoke:20191228081449p:plain@神秘の雫

性格:臆病

145-*-85-177(252)-86(4)-189(252+)

カノン/エアスラ/熱湯/こらえる

水の通りが良い構築に投げていくエース

こらえるは相手のダイマックスターンを稼いだり、能動的に激流圏内に入れる事が出来るので重宝しました

身代わりと違う点は相手に上を取られていても確実に1ターン凌げることとロックブラスト等の貫通技も耐えること

f:id:sakupoke:20191228081723p:plain@襷 ※蓄電

性格:意地っ張り

165-167(252+)-111(4)-*-90-127(252)

電撃くちばし/ドラゴンダイブ/けたぐり/地ならし

アーマーガアで止まらず広い範囲と撃ち合える襷枠

環境にいる地面枠のほとんどがドリュウズだったので、電撃くちばしを受けに来たドリュウズに対してじならしを当てて襷だとしても処理出来る点が強力でした


f:id:sakupoke:20191228081913p:plain@スカーフ

性格:陽気

181(4)-170(76)-76(4)-*-97(172)-161(252+)

氷柱落とし/フレドラ/蜻蛉/馬鹿力

HD -C252振りサザンドラの大文字確定耐え

パッチラゴンを初手に置いて対面すると困るドラパルトやサザンドラに対して対面した際に引かせず処理が可能なヒヒダルマを採用

スカーフ大文字を誘って耐えながら数的有利を取る展開が強力でしたが、環境にそこそこD振りダルマが増えたのかダイマックスを切ってでの処理やスカーフ蜻蛉という選択を取る人が最終日多かったです

f:id:sakupoke:20191223164635p:plain@カシブ

性格:意地っ張り

151(164)-145(172+)-120(156)-*-126(4)-118(12)

じゃれ/影うち/トリル/呪い

HB -砂+皮ダメ+陽気ギャラドスのダイジェット最高乱数切り耐え

最強の切り返し枠

ダイマックスを使って数的有利を取った際に、相手のダイマックスに対する切り返しが難しかったのでシンプルに強力なトリルミミッキュでケアするようにしていました

カシブの実を持つことで相手のドラパルトに対する後投げが出来たり、ミミッキュミラーで強く出ることが出来たのでこの選択は間違ってなかったと思います


【結果】
TN Lil' 最高1位(12/30時点) 最終21位

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【Special thanks】
原案のレンタルチームを作ってくれたgo
一緒に構築を回してくれたねこわらび


【最後に】
最終1位を目標に潜っていましたが、実力不足で届かなくて悔しいです

苦手意識があった対面構築である程度の結果を残せたのは良い経験になったので今後に活かせれたらなと思います

来期こそ最終1位を取りたいのでまた頑張ろうと思います 

剣盾S1お疲れ様でした~


何かあれば@Sakku_pokeまで

新世代カバリザニンフ

どうも、サックーです

8世代初の更新になる今回はカバリザニンフの紹介をしていこうと思います

こんな風に組んでみたよ~というのが伝わればいいかなと思ってるのでざっくり解説

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【構築経緯】
1.f:id:sakupoke:20191208093830p:plain
ダイマックスを使わない一般枠の中では盤面コントロール性能が優れていると感じたので軸として採用

2.f:id:sakupoke:20191208094236p:plain
ニンフィア突破のために眠らせてくるであろう鋼を
起点にして難なく突破できるダイマックス枠として採用

3.f:id:sakupoke:20191208094717p:plain
ニンフィアを軸にする上で最もメジャーな物理の鋼タイプであるドリュウズを流せるポケモンは必須なのでニンフィアの欠伸と相性が良いステロを扱える点でクッションでありながら起点作りに貢献できることを評価して採用

4.f:id:sakupoke:20191208095026p:plain
ここまでではドヒドイデ絡みの受けサイクルに対して安定した回答がないのでステロ欠伸と合わせて比較的簡単にそれらのサイクルを崩していける枠として採用

5.f:id:sakupoke:20191212191846p:plain
リザードンが通せなさそうなバンギラス絡みに対して圧力をかけれるかつ比較的通すのが簡単なので有利構築に対する取りこぼしを減らせるダイマックス枠として採用

6.f:id:sakupoke:20191213125949p:plain
カバニンフを初手に置くと辛くなるギャラドストゲキッスを意識して採用
抜きエースが通しにくい場合でもニンフィアと合わせて別ルートの勝ち筋を作れる点を評価した(具体的な勝ち筋は後述)


【個体紹介】(採用順)

f:id:sakupoke:20191208100252p:plain@残飯

性格:図太い

193(180)-*-125(228+)-138(60)-151(4)-85(36)

ハイボ/瞑想/欠伸/守る

HB -球ミミッキュの+2じゃれつく最高乱数切り耐え
S -大体の弱点保険バンギラス抜き

f:id:sakupoke:20191208102040p:plain@鋭い嘴 ※サンパワー

性格:臆病

153-*-98-161(252)-106(4)-167(252+)

放射/暴風/ソラビ/奮い立てる

C -ステルスロック+奮い立てるダイジェットでH振りドヒドイデを確定

f:id:sakupoke:20191208102645p:plain@混乱実

性格:腕白

215(252)-132-165(92+)-*-113(164)-67

地震/岩封/ステロ/欠伸

※明確な調整意図はないです

f:id:sakupoke:20191208103514p:plain@混乱実

性格:臆病

167-*-110-177(252)-111(4)-167(252+)

悪波/ラスカ/悪巧み/身代わり

f:id:sakupoke:20191212192636p:plain@混乱実 ※自信過剰

性格:陽気

171(4)-177(252)-99-*-120-146(252+)

滝登り/飛び跳ねる/ウィップ/竜舞

f:id:sakupoke:20191213125839p:plain@オボン ※すり抜け

性格:図太い

189(204)-*-132(196+)-124(28)-100(36)-168(44)

流星群/祟り目/鬼火/光の壁

HB -鬼火が入ったA252振り球ミミッキュのダイフェアリーをオボン込みで高乱数2耐え(9.4%)
HD -臆病サザンドラの悪波最高乱数切り耐え
C -無振りサザンドラを流星群で確1
S -最速100族抜き

【構築の要点】

f:id:sakupoke:20191212193217p:plainによる盤面コントロール

相手にハイパーボイスを受けられるポケモンが2匹以上いない場合、有利対面で欠伸→欠伸が入った相手にハイパーボイスの流れを繰り返しているだけで交換を繰り返す相手を崩していけるので大体の試合ではそのループから抜けるために強引に眠らせてでもニンフィアを突破する動きをされました

そのため裏のエースが最低でも2体のポケモンを確認した上で眠らせたポケモンの前で対面するという状況がほとんどになり、そこからの試合の流れを組み立てて安定して立ち回ることが多くの試合で出来ました

ある程度の耐久と優秀な耐性のおかげで動かせる範囲がかなり広く、このポケモンを軸とした欠伸展開で数多くの試合を拾えました

f:id:sakupoke:20191213125859p:plainによる別ルートの勝ち筋

基本的にこの構築はカバルドン+ニンフィアで欠伸サイクルをして裏のエースがダイマックスを切って詰めれる状況を作り出すことを目標に試合を進めていきますが、カバルドンニンフィアのどちらを初手に置いても辛くなるラムの実を所持したギャラドストゲキッスはこの構築にとって苦しい存在でした

そこで、初手に鬼火と光の壁を所持しているドラパルトを置くことでギャラドスに対してはダイジェット2発をオボン込みで耐えて鬼火を入れる、トゲキッスに対しては光の壁を貼ってから安全にカバルドンニンフィアを後投げしてダイマックスターンを枯らす動きを行えるようにしました

更に鬼火を相手の物理アタッカーに入れることで瞑想を所持したニンフィアでの詰めルートが格段に取りやすくなり、ダイマックスを切ったエースが相手を上手く崩せなかった場合でもドラパルト+ニンフィアで上手く詰めていくプランを取るという柔軟な対応が可能になりました

f:id:sakupoke:20191212195647p:plainf:id:sakupoke:20191212195703p:plainによる低速相手の崩し

ニンフィアがあまり刺さらない鋼タイプが2匹採用されたような構築やドヒドイデ絡みのサイクルに対して基本的には悪巧みサザンドラで、サザンドラを強く意識した潰し枠がいる場合は奮い立てるを所持したリザードンドヒドイデから崩していくルートを取れるようにしました

多くの試合でサザンドラを意識した潰し枠+ドヒドイデ+鋼のようなリザードンドヒドイデで受ける選出をされたのでステロ欠伸展開で上手く有利対面を作ればリザードンで崩していける試合が多く、リザードンが通らないバンギラス入りに対してはある程度削れば悪巧みラスターカノンでバンギラスを貫けるサザンドラを選出することで対処が可能なので2匹の崩し枠の住み分けが上手く出来ていました



【Special thanks】
レンタルチームを作ってくれた蓮季

【最後に】
そろそろ何か情報発信していきたかったので要望があったこの構築について紹介していきましたがいかがだったでしょうか

欠伸と言う技の強さに注目して組んだこの構築ですが、当然最速起きを切ったりしないといけない場面もあるので安定性が高いとは言いにくいです

しかし、それを差し引いても強力な展開方法だと思うのでぜひ一度欠伸展開や軸であるニンフィアを触っていただけると嬉しいです

8世代でも良い感じの結果が残せるように頑張るのでこれからもよろしくお願いします


質問があれば@Sakku_pokeまで

S17最高2141 幻想ラティクチレヒレ

どうも、サックーです。

今回はS17で使用した構築の紹介になります

いつもと同じような構築なので簡潔に

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【個体解説】

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クチート@メガ石

155(236)-168(220+)-145-*-115-77(52)

じゃれ/不意/叩き/剣舞

対面サイクル崩しとどれを取っても高水準であり、あらゆる試合で活躍が見込める出し得ポケモン

構築の軸として素晴らしい働きを今期もしてくれました

僕の中の7世代最強ポケモンは間違いなくこの子です

今までありがとうメガクチート


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ラティアス@オボン

168(100)-*-110-158(220)-150-169(188)

サイキネ/10万/毒々/吠える

今期は最低限の攻撃範囲を残してカビゴン等に刺す毒々とオニゴーリやバトンを流せる吠えるを採用しました

想定通りの動きが出来る試合が多かったのでしっかり役割を果たしてくれました

他にはないリザYやバナに対する安定性を持ったポケモンとして構築の穴を埋めてくれるため、クチートの相方としては最適だと改めて感じました

クチートと共に頑張ってくれてありがとう


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カプ・レヒレ@ミズZ

145-*-135-147(252)-151(4)-150(252+)

ドロポン/ムンフォ/めざ炎/瞑想

環境にいるミミッキュのほとんどが意地ASだと感じたので上からZを押し付けられる臆病で採用

今期はミミッキュを採用した関係で対面的な選出をすることが多く、レヒレクチートで鋼を削ってミミッキュを通す動きを自然に作れたのもこの型の利点であると感じました

この構築には欠かせない誤魔化し役としてよく頑張ってくれたと思います


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霊獣ボルトロス@スカーフ

169(116)-*-91(4)-198(116+)-103(20)-153(252)

10万/めざ氷/ヘドウェ/ボルチェン

対面選出では相手の高速ポケモンに出し負けると一掃されるのでゲッコウガやコケコを縛れるスカーフボルトを続投

地面に対する強烈な選出誘導力が対面選出をメインとした今回の構築では活きてくれたかなと思います


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ミミッキュ@襷

131(4)-142(252)-100-*-125-162(252+)

シャドクロ/じゃれ/影うち/剣舞

相手のミミッキュに対して強めな最速襷ミミッキュを今回は採用

ゲンガーが多かったのでクチートで物理受けを崩してから剣舞影うちでゲンガー+αをスイープしていく動きが強力でした 

その他にも意地グロスを抜けたりと最速が活きる場面が多かったので今期はこのミミッキュで正解だったと思います  


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ゲッコウガ@アクZ ※激流

147-*-87-155(252)-92(4)-191(252+)

熱湯/悪波/身代わり/横取り

いつものゲッコウガですが今回は横取りを採用してみました

横取りは相手の積み技、回復技、身代わり等を奪えるためウルガモスの蝶舞を奪って全抜きしたり、メガゲンガーに対して身代わり読みでZ横取りを撃つことでSを上げながら身代わりを奪って上から悪波で落とせるなど面白い動きが出来ました

横取りが活きるような試合以外でもいつも通りギルガルド入りを中心として火力を押し付けていく動きが強力でした


【結果】
TN riv 最高2141最終2061
TN Melissa 最高2136最終2064

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【最後に】
今期は1位を目指して潜っていましたが、実力が足らず悲しい結果に終わってしまいました

S18があるようですがもう本気でレートに取り組むことはないと思うのでおそらくこれが7世代最後の更新になると思います

7世代を通してTwitterでたくさんの人と関わることが出来たり、ラティアスクチートと言う一つの構築の発展に僅かながらも貢献できた事をとても嬉しく思っています   

ここまでポケモンに本気で取り組めたのはTwitterで関わってくれた皆さんのおかげなので本当に感謝しています

次はガラルでまたお会いしましょう

改めて7世代お疲れ様でした! 


何かあれば@Sakku_pokeまで

S16最高2135/最終2065 譎詭変幻ラティアスクチート

どうも、サックーです。

今回はS16で使用した構築の紹介となります

並びはS14、S15と同じですが微妙に型変更してるので良かったら読んでいってください

【構築経緯】
ラティクチは使うので確定としてスカーフボルトもセットでいないとクチートの強さを引き出せないと思ってるのでその3匹からスタート

フィールドと耐性でサイクルを補助できるレヒレギルガルドを受けつつマンダ軸に対して強く切り返す動きが出来るゲッコウガまで中盤からは固定していたが、ここまででは受けサイクルに対してのクチートの負荷が大きすぎたのでもともと採用していたトリルミミッキュから耐性が噛み合い、サイクルにも参加できるヒコウZランドロスに変更して構築が完成した



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【個体解説】

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クチート@メガ石

155(236)-168(220+)-145-*-115-77(52)

じゃれ/不意/叩き/剣舞

変更点なし

今更語るまでもないがこの構築を使う上での鍵となるポケモンなのでどこで体力を使うか慎重に見極める必要がある

放電ポリ2に無理矢理削られて裏からミミッキュで詰められる等役割集中が今期はほんとに辛かったので役割集中が予想される場合には最低限の被害で抑えるために初手置きも視野に入れる必要もあった

今期も全試合頑張ってくれてありがとう


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ラティアス@混乱実

160(36)-*-112(12)-156(204)-151(4)-178(252+)

サイキネ/10万/シャドボ/甘える

調整は甘える後A143ミミッキュZ最高乱数切り耐え

色々試した中での今期のラティアスの結論

カビムドーやランドカビゲン等に比較的出しやすいポケモンではあるが、カビゴン後投げから交換読み地震クチートを削られる展開が厳しいのでカビゴン対面での安定択となる甘えるを採用

数的有利をミミッキュで覆してくるような展開も咎められるので相手の想定していた勝ち筋を潰すのにも役に立った

甘えるを見せると羽休めや安定したクチート引きが相手視点チラつくので交換読みで刺していく攻撃範囲の広いラティアスは自身の性能を保つと共に甘えるとよく噛み合っていたと思う


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カプ・レヒレ@残飯

177(252)-*-135-143(116+)-150-123(140)

ドロポン/ムンフォ/リフレク/瞑想

Sは準速キノガッサ抜き

中盤から採用した今期のプチ地雷枠

一般的なリフレク瞑想レヒレ@残飯or木の実はHBに寄せた型で自身の詰め性能を強く意識したポケモンなのに対してこの火力のあるレヒレは対面性能と削り、リフレクによるサイクル補助を強く意識した詰ませるレヒレとは似ているようで違うポケモンとなっている

ドロポンは外しで負けることがあるものの、H振りミミッキュクチートを2発で落とせたり、1瞑想でH振りギルガルドを2発で落とせる等火力面でかなり重要な役割を持っていたので波乗りや熱湯への変更は考えられなかった

詰ませるポケモンではないものの、無理矢理HDポリ2を相手にしてもらう等特殊に対しては本来のリフレク瞑想レヒレと性能に差はないので状況に応じて広い範囲を相手にしてもらった


f:id:sakupoke:20190903171757g:plain
霊獣ボルトロス@スカーフ

167(100)-*-91(4)-198(116+)-105(36)-153(252)

10万/めざ氷/ヘド爆/ボルチェン

変更点なし

クチートと合わせることでほぼ全ての構築に対する対応力が格段に上がるので外せないポケモン

初手に投げて上から対面操作をしてもらったり、中盤以降で数的有利が取れている場合はボルチェンを上から撃ちつつ裏のポケモンを切って相手を削ってから上から制圧していく動きも多用した

1点読みは相変わらずだが、必ずしも電気技の通る場面で相手が引いてくるとは限らないので経験則で技を選択しないといけないのは辛いところ


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霊獣ランドロス@ヒコウZ

165(4)-197(252)-110-*-100-157(252+)

地震/大爆発/空を飛ぶ/剣舞

前述の通り受け回しに対する崩しとして採用

エアームドテッカグヤはボルトクチートで十分対応出来るのでバレルナット等の数値+タイプで受けてくるポケモンに刺していくのが主な役目

大爆発はZを切った後でも数値受けに対して大きな瞬間火力を出せたり起点回避に使えるのが優秀だったが浮いてるポケモンに打つ技がZか爆発しか基本的になかったのは多少困った

初見では全く読まれず数的有利を作るのに役立ったが、反面行動保証が全くないので速いリザYや最速テテフ、ウルガモスにボコボコにされるのが辛かったり型がバレると全く仕事ができない(2135からの試合でも再戦だったので初手の壁コケコ対面でリフレクではなく挑発を押された)のであまり綺麗な立ち回りが出来るポケモンではなかったのは確か


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ゲッコウガ@アクZ  ※激流

147-*-87-155(252)-92(4)-191(252+)

熱湯/悪波/蜻蛉/身代わり

この構築に必要なギルガルドを受けて返す動きをするために悪波+身代わりは確定でありタイプが変わらないことで先制技に縛られにくいメリットがあまりにも大きかったので激流熱湯までは確定させ、残りの1枠には毒々を採用していたが毒よりも対面操作からクチートを繰り出す動きの方が負担をかけれるので対面操作技として今回は蜻蛉を採用 

ミミッキュとの偶発対面で撃てるのが強力で、重い呪い身代わりミミッキュゲッコウガ対面でミミッキュZしか押して来なかったので蜻蛉からクチートを出すと処理が楽だった 

相手のゲッコウガに対する逃げの一手にもなったりメタグロスに対して引きと居座りの両方にある程度対応出来る(居座られた場合でもボルトと技が一貫しなかったりクチートの威嚇を入れれる)等様々な場面で活躍した万能技だった


【重いポケモン

ポリゴンZ/ウルガモス/放電ポリ2/オニゴーリ

ランドの襷が無くなったことによりかなり積み展開が苦しかった印象

オニゴーリはどうしようもなかったのでランドの枠に呪いミミッキュの採用も検討するべきなのかもしれない


【結果】
TN Selina 最高2135/最終2065

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真皇杯東海予選ベスト8(ランドの枠はトリル呪いミミッキュ)


【Special Thanks】
素敵な応援イラスト(トレーナーカードの画像)を描いてくれて一番お世話になった某氏

最終日1900割ったときに通話で励ましてくれた皆


【最後に】
今期はとても苦しいシーズンで、2100に届くかすら不安でしたがなんとか最低限2100は越えれて良かったです

ただ結果には全く満足していないし目標にしていた2200越えには全く届かなかったので悔しいです

色んな人にモチベを貰ったので来期も最終盤は潜れたらいいなと思ってます

ここまで読んでくださりありがとうございました

改めてS16お疲れさまでした!



質問があれば@Sakku_pokeまで