【S12最終29位】雑殴りサイクル
どうも、サックーです
今回はシーズン12で使用した構築の紹介になります
構築も結果も微妙だと思っていますが少しでも参考になるところがあれば嬉しいです
【構築経緯】
最強ポケモンドラパルトは固定し、残りの5枠を今期も考えました
様々なポケモンを試す中で、環境トップであるサンダーに比較的安定して受け出せる岩タイプでステルスロックを撒き、岩タイプが不利をとるウオノラゴンやエースバーンといったポケモンに対してギャラドスを受け出してダメージレースを有利に進める動きが強力だと感じたので軸としてスタート
岩タイプには数値の高さとドラパルトへの圧力を評価してバンギラスを採用し、バンギラスと合わせることでアーゴヨンやドラパルトに対して安定するカプレヒレもセットで採用しました
ギャラドスではナットレイに対する遂行速度が遅い点やポリゴン2に不利を取る点、ここまでスイーパーがいなかったことからステルスロックから通す第2の駒としてゴリランダーを採用し、最後にここまで切れていない電気の一貫を意識して霊獣ボルトロスを採用して構築が完成しました
【コンセプト】
・ステルスロック+積みで崩しきる
・タイプ補完を活かした対面操作サイクルで殴る
【個体解説】
ドラパルト@突撃チョッキ
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/蜻蛉返り
A - 無振りダイマックスサンダー意識で振り切り
もはや相棒枠
今期は霊の一貫を切っていない構築が非常に多く、雑にダイホロウを押し付ける動きが強力だと感じたのでサンダーやジバコイル、ウツロイドといったポケモンに対する打ち合い性能を高めながらダイホロウを押し付ける回数を増やせる突撃チョッキでの採用
当初は努力値を耐久に多少回していましたが、エースバーンやアーゴヨン、それらを意識した1加速ポケモンを抜けないのが気になったのでASに振り切りました(最速カミツルギを抜いていないのが一番ヤバかった)
技構成は一致技+動かしやすさを重視した蜻蛉返りに加え、ナットレイが嫌いなのとカミツルギが重いので大文字を採用しました
環境に合っていてかなり使用感が良かったのでこのポケモンを軸にして構築を組むべきだったかもしれません
ギャラドス@オボンの実
特性:威嚇
性格:意地っ張り
191(164)-165(36+)-109(76)-*-121(4)-130(228)
滝登り/飛び跳ねる/竜の舞/挑発
HB - 忘れたけど多分エースバーン意識
A - よさげな感じまで
S - 1加速で準速ドラパルト抜き
見れば分かりますが振り方がかなり適当です
環境に多かったウオノラゴンに対してある程度サイクルを回すことが可能な威嚇枠
ランドロスと違い岩タイプとの補完が取れているのが優秀で、後述のバンギラスと合わせて環境に多かったサンダー+ウオノラゴンに対する自然なメタとなりうるのが強力でした
サンダー+ウオノラゴンと同居しがちなナットレイを意識して挑発を採用しましたが、サンダーに通せば羽休めが押せなくなるのでステルスロックを2回踏ませて次のサイクルで落とせるようにしたり、剣の舞を選択してくる遅いミミッキュやブリザポスを咎めることが出来て使用感が良かったです
カプ・レヒレ@拘りスカーフ
特性:ミストメイカー
性格:臆病
145-*-135-147(252)-151(4)-150(252+)
波乗り/ムーンフォース/冷凍ビーム/トリック
CS振り切り
今期の覇権
ウオノラゴンやウーラオスに対して後手に回らず切り返せる、ナットレイやサンダーの行動を縛れる等が魅力的だったので拘りスカーフでの採用
当初はギャラドスの補助(若干面倒な鉄壁ナットレイを拘らせたりすること)をメインの仕事だと想定していましたが、ステルスロックからムーンフォースを押し付ける動きが想像以上に強力だったのでこのポケモンがエースとなっていました
ダイマックス適正が高く、サンダーの型をある程度判別してからダイアイスで処理する選択肢を作れる等の柔軟性もかなり好みなポケモンでした
霊獣ボルトロス@拘り眼鏡
特性:蓄電
性格:臆病
155(4)-*-90-197(252)-100-168(252+)
10万ボルト/ラスターカノン/気合玉/ボルトチェンジ
CS振り切り
当初はランドロスを採用していましたが、構築が物理に偏っているために一定数いた鉄壁持ちの鋼が厳しかったので特殊打点を押し付けれる霊獣ボルトロスで電気の一貫を切ることにしました
サンダー+ナットレイにそこそこ強く、同居しがちなウーラオス、ミミッキュ等の上を取りつつ対面操作が出来るのが優秀でしたが、剣の舞を所持したランドロスに大きく隙を見せる点やナットレイに気合玉を外すと気まずくなる点が悩みどころ
7世代ほどの強さは感じませんでしたが、それでも手に馴染む性能をしている素晴らしいポケモンでした
バンギラス@食べ残し
特性:砂起こし
性格:慎重
193(140)-155(4)-131(4)-*-147(108+)-113(252)
岩石封じ/馬鹿力/竜の舞/ステルスロック
H - 16n+1
S - 1加速でウーラオスを抜くついでに100族まで意識
今期の謎枠
サンダーの前でステルスロックを撒きつつ竜の舞で自身の性能を高めることも可能にしたいと思い、欲張った構成にしてみました
当初は馬鹿力ではなくナットレイ意識の炎のパンチでしたが、あまりにも悪ウーラオスを後投げされて苦しくなるので誘って吹き飛ばせる馬鹿力に変更しました
副産物としてポリゴン2への遂行速度が上がったのが活きる試合がそこそこありました
このポケモンが他の岩タイプより優れている点として砂のスリップと悪耐性があり、ボルトロスのボルトチェンジ+砂2回で有利乱数で悪ウーラオスを落とせる(砂1回だと不利乱数)のでこれを意識した立ち回りが活きる試合もそれなりにありました
逆にドサイドンと違って電気の一貫を切れない点や、悪タイプ故に蜻蛉返り読みで居座る行動が弱いのがネックな難しいポケモンでした
ゴリランダー@命の球 ※キョダイ個体
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
179(28)-194(252+)-111(4)-*-91(4)-133(220)
グラススライダー/叩き落とす/馬鹿力/剣の舞
H - 10n-1かつ16n+3
S - 準速80族抜き
今期もお世話になったスイーパー
サンダーやナットレイといった草技が通らないポケモンが多かったため普段使用している拘り鉢巻では窮屈な立ち回りを強いられると考え、グラススライダーの火力を出しつつ草技を受けに来るポケモンをサブウェポンで崩しやすくなる命の球で採用しました
ステルスロック+キョダイコランダでH振りサンダーが吹き飛ぶほどの意味がわからない火力を出すことが可能なので、素早さに多めに割いて砂ダメージ等で素早さを判別した後に上を取っていればサイクル下で剣の舞を積んで崩しに行き、上を取れないタイプならステルスロック+叩き落とす+グラススライダーでこちらもH振りまでなら落としきれるので立ち回りの柔軟性が大幅に高まる強力な型でした
【重いポケモン】
カイリュー/ブリザポス/ゴリランダー/ドラパルト/ミミッキュ
他にもたくさんいますがキリがないです
【結果】
TN Sheria 最終29位
【Special thanks】
いつもの某氏
一緒にAmong Usやってくれた人達
【最後に】
今期は構築の弱さが負けに繋がる試合ばかりで、プレイングでどうにかなる場面が少なすぎたのが勝ちきれなかった原因だと思います
来期はいろんな記事を参考にして強い構築を組めるように頑張りたいですね
1位取れるようにまた頑張るので来期もよろしくお願いします
それでは改めてシーズン12お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S11最終2位】雰囲気厨パ
どうも、サックーです
今回はシーズン11で使用した構築の紹介になります
そこそこの結果だったのとシリーズ6も終わりということで久しぶりに記事を書いていこうかなと思います
構築に納得がいってないので若干雑ですが許してください
【構築経緯】
性能の高い上位ポケモンが禁止された中で6匹全員にダイマックス無しで行動保証を持たせることは難しいと感じたため、相手のダイマックスを枯らすことに長けているアシレーヌ+ナットレイを軸にしながらこちらの行動保証に乏しい攻め駒を上手く通していくことを意識した
攻め駒には様々なポケモンを試した中で、当てれば高速低耐久のポケモンを吹き飛ばせるパッチラゴン、パッチラゴンが誘うホルード等の地面タイプと対面させて崩しにいける連撃ウーラオス、上記2体を意識した物理受けに対して強いピクシーの3匹を選択した
最後の枠は何を採用してもしっくり来なかったため、余っていた気合の襷を持って性能が高そうなポケモンとしてルガルガンを採用して構築が完成した
【コンセプト】
・相手のダイマックスを枯らしてからこちらの攻め駒を通す
【個体解説】
パッチラゴン@拘りスカーフ
特性:張り切り
性格:陽気
165-152(252)-111(4)-*-90-139(252+)
電撃嘴/逆鱗/燕返し/蹴手繰り
AS振り切り
攻め駒1 顔が可愛い
拘りスカーフを持たせることで非ダイマックスでも動かしやすく、有象無象の高速低耐久ポケモンを縛れるのが優秀だと感じて採用
相手の水タイプに圧力をかけたりパッチラゴンの電撃嘴に対して後投げ出来たりと、このポケモンにしか出来ない役割を持っているので命中不安を加味しても構築から外すことはなかった
蹴手繰りの枠は当初はモジャンボを意識した大文字だったが、全くマッチングしなかったので変更した
押さないのでどっちでもよかった
連撃ウーラオス@拘り鉢巻
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
175-200(252+)-121(4)-*-80-149(252)
AS振り切り
攻め駒2
行動保証に乏しいが、自分より遅いポケモンに対する崩しとして有効な鉢巻ウーラオス
このポケモンに関してはダイジェットを選択できることによって拾える試合がそれなりに多い
特に語ることはないが、数的有利を取ることによって技を一貫させることを意識して選出した際は立ち回った
ピクシー@命の球
特性:マジックガード
性格:控えめ
191(164)-*-94(4)-159(236+)-111(4)-93(100)
ムーンフォース/メテオビーム/火炎放射/瞑想
S - 準速ドサイドン抜き
攻め駒3
初手に投げてダイマックスを切る展開が多く、火炎玉トリック等を考慮すると安易な引きも出来ないので目の前に通る技を押すだけで崩していきやすい
遅くて耐久が高いわけでもないので、選出する際は基本的にこのポケモンにダイマックスを切っていく
また、上2匹の圧力でハピラキが選出されにくく、ドヒドイデでピクシーを誤魔化してくる受け回しが多かったので瞑想ダイロックやメテオビームを絡めることで押しきれることが多かった
ルガルガン(黄昏の姿)@気合の襷
特性:硬い爪
性格:陽気
151(4)-169(252)-85-*-85-178(252+)
AS振り切り
アクセルロック/インファイト/ドリルライナー/剣の舞
最後に入ってきた襷枠
速くて先制技が強い、ナットレイの誘う炎に対して切り返せる等の理由で採用に至った
技は重かったドヒドイデ+ホルードをステルスロックと合わせることで崩しにいけるようにインファイト+ドリルライナーを選択
他のポケモンの汎用性が高いので選出機会は多くなかったが、キュウコン入りや増えていたパッチルドンに強かったので思わぬ場面で活躍してくれた
アシレーヌ@イバンの実
特性:激流
性格:控えめ
179(188)-*-117(180)-179(132+)-136(4)-81(4)
HB - A252振りウーラオスのダイサンダーを最高乱数切り耐え
相手のダイマックスに対する切り返し枠
元々は気合の襷で採用していたが、サイクルを回したい場面が多かったのでダイマックスターンを枯らすための堪えるを自然に活かせるイバンの実での採用にシフトした
イバンの実を考慮してくるプレイヤーが少なく、考慮されてもダイウォールを強要させてダイマックスターンを強引に枯らせるので有利展開に持ち込みやすい
非常に使用感が良かったが、熱湯で焼いて勝った試合がなかったので泡沫のアリアでいい
ナットレイ@食べ残し
特性:鉄の棘
性格:呑気
181(252)-114-199(236+)-*-139(20)-* ※S個体値0
ジャイロボール/宿り木の種/ステルスロック/守る
見た目があまりよろしくない
アシレーヌ等の有利なポケモン相手にサイクルを回しながらステルスロックを撒ける、守るを絡めたダイマックスターン枯らしが優秀なポケモン
基本的には耐性が優秀なこのポケモンを誤魔化しの駒にして強引なサイクルを成立させていく
性能の高さは感じたが、格闘技が受からない構築なのでウーラオスに大きく隙を見せることを意識しながら立ち回らないといけないのが唯一苦しかった
【結果】
TN yukiegao 最終2位
【Special thanks】
レンタル作ってくれた某氏
潜ってないのに朝まで通話に付き合ってくれた人達
【最後に】
今期はあまりモチベーションがありませんでしたが、なんだかんだ上位で戦えたのはよかったです
しかし、いつかのシーズンと同じく最後に勝てば1位という試合を落として詰めの甘さを感じたので来期は1位を取れるように頑張りたいです
改めてシーズン11お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S8最終1位】異端児カバドラパ
どうも、サックーです
今回はシーズン8で使用した構築の紹介になります
やっと自分の中で満足できる結果を出せたのでぜひ読んでいってください
【構築経緯】
選出画面での圧力が強力なドラパルト、竜の一貫を切りつつゴリランダーやウーラオスといった受けにくいポケモンに対してサイクルを成立させることが可能なトゲキッスをシーズン序盤から固定して取り巻きを試行錯誤しながら使用していました
その中でもサイクルをする上で面倒なステルスロックを撒いてくるカバルドンに圧力をかけながらも周りのポリゴン2やトゲキッス、エースバーンに対しても弱くないウォッシュロトムと、同じくカバルドンに対して圧力をかけられるゴリランダーの使用感が良かったので続投
残りの2枠はジバコイル等の鋼タイプを処理できるかつポリゴン2と打ち合いやすいエースバーン、相手のドラパルトやエースバーンに対しても初動が安定しやすいカバルドンを採用し、潜りながら微調整をし続けて構築が完成しました
【コンセプト】
・サイクル下で削りを入れて通りが良いポケモンを刺していく
・ポリゴン2に対する崩しのルートを複数用意する
・エースバーンに対してなるべく後手に回らない
【個体解説】
カバルドン@食べ残し
特性:砂起こし
性格:慎重
215(252)-132-135-*-136(252+)-68(4) ※B個体値25
S - ミラー意識
B<D
最後に入ってきたものの構築の核となるような存在
初手のカバルドンに対してダウンロードポリゴン2を合わせてアドバンテージを取ろうとする人が多いと感じていたので、相手にCを上げさせないようにダウンロード対策を施したカバルドンを採用
実際に活きる機会はとても多く、周りでポリゴン2を崩していく上で欠かせない存在だと感じました
持ち物は特化ポリゴン2の冷凍ビーム+ダイアイスに対する乱数が変動することや、安定択として欠伸を連打しているだけで体力が回復するのが強力だったので食べ残し
ラムの実を所持しているポケモンが環境にトゲキッスぐらいしかおらず、ステルスロック+欠伸+吹き飛ばしを適切なタイミングで選択することでラムキッス入りに対しても起点を回避しながら十分な削りを入れられるのでかなり動かしやすかったです
ドラパルト@ラムの実
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
187(188)-189(252+)-96(4)-*-97(12)-169(52)
ドラゴンアロー/ダイビング/鋼の翼/竜の舞
H - なるべく高く
A - HB特化カバルドンに対して+1ダイスチルと+1ダイストリームの合計ダメージが216~
S - 最速100族+2
B<D
8世代最強ポケモン
最終日深夜まではスカーフや弱点保険、気合いの襷等様々な既存の型を試しましたが選出可能な試合が全くなかったので環境に合わせた型を考えることにしました
最終日にはカバルドン+ポリゴン2+トゲキッスのような並びが多く、周りにパッチラゴンやエースバーンがいる場合は他のポケモンを通していくことが難しいので、ステルスロックと合わせてそこに刺していけるダイビング+鋼の翼をサブウェポンとして選択
トゲキッスに対して打つ技がゴーストダイブではない理由はダイマックスを消費した後に朝の日差しを所持したトゲキッスに溜めのターンで回復されることを防ぐため
カバルドンに対して後手に回らずに崩しを行うことが可能な点、ポリゴン2の電磁波で切り返されることを防ぐことが出来る点が魅力的なので持ち物はラムの実
カバルドンのステルスロックによるタイプ受けサイクルの回数制限、ポリゴン2の硬さを確認してからのゲームプランの組み立ての2点を意識して通すこのポケモンが止まる展開は存在せず、最終盤の対戦で最も勝利に貢献してくれたポケモンと言っても過言ではない素晴らしい性能をしていました
トゲキッス@命の球
特性:天の恵み
性格:図太い
189(228)-*-135(60+)-141(4)-136(4)-127(212)
H - 10n-1
S - 1加速で最速エースバーン+2
B<D
シーズン初日からトゲキッスでゴリランダーやウーラオス相手にサイクル戦を仕掛ける動きが強力だと考えていたので耐久振り+朝の日差し持ちのトゲキッスを採用
しかし、耐久振りトゲキッスは火力に乏しくサイクルの中で負荷をかけていくことが難しい、火力不足によって確定数が変わる相手が多く、悪巧みを積んでいない状態の対面性能が特段高いわけではないので序盤からの展開が弱い点が気になっていました
そこで、命の球を持たせて火力を補強することでサイクル下における負荷が段違いになり、ダイマックスを切ったエースバーンに対してダイジェット+キョダイカキュウ+球ダメージ2回を確定で耐えながらこちらのダイジェット2発+球ダメージ2回が入ることで確定で落として打ち勝てるほどの対面性能を確保することに成功しました
球ダメージが気になる試合は少なくなかったですが、マジカルフレイム+朝の日差しでポリゴン2相手に体力管理をしつつ打ち勝つ、パワーのある悪巧みダイジェットで崩していく展開がそれ以上に強力なのでこの型で採用して正解だったと思います
ウォッシュロトム@カゴの実
特性:浮遊
性格:穏やか
157(252)-*-128(4)-126(4)-173(244+)-107(4)
10万ボルト/ハイドロポンプ/悪巧み/眠る
HD - 特化ポリゴン2のトライアタックが乱数3(1.8%)
サイクルを組む上でほぼ必須だと考えている水枠かつダイジェットに受け出せる電気枠にもなれる洗濯機
他のポケモンが柔らかいポリゴン2に対する崩しとして機能するものの、電磁波を所持した硬めのポリゴン2を崩せるか怪しいのでHDに厚い悪巧みロトムで崩す選択肢を取れるようにした
ポリゴン2だけでなく周りのカバルドンやトゲキッス、エースバーンに明確に不利を取らないのが魅力的
電気技はH振りトゲキッスを2発で落とせる10万ボルトを選択しました
眠るによる体力回復をケアしてくるプレイヤーがほとんどいなかったので、ギリギリまでポリゴン2に対して悪巧みを積んでから眠って十分な体力を残して崩す展開が非常に強力
ハイドロポンプが命中不安な点と冷凍ビームへの受け出しやトライアタックの被弾による凍りに目を瞑ればかなりスペックが高いポケモンだと感じました
エースバーン@突撃チョッキ ※キョダイ個体
特性:リベロ
性格:意地っ張り
185(236)-157(52+)-103(60)-*-104(68)-151(92)
火炎ボール/飛び膝蹴り/飛び跳ねる/不意打ち
HB - A252振り命の球エースバーンのダイジェットが156~185(カウンター採用時の名残)
A - 余りでなるべく高く
S - 最速ゴリランダー抜き
B<D
対面性能の高い耐久振りエースバーン
ポリゴン2に対して明確な打点を持ち、高い負荷をかけれる点が魅力的なのでダイマックスポリゴン2とも打ち合いやすくなる突撃チョッキでの採用
技構成は通りの良い火炎ボール+ポリゴン2に打つ飛び膝蹴り、カバルドンで寝かせた相手を起点にして全抜きを狙うための飛び跳ねる、非ダイマックス時の対面性能を確保するための不意打ちで完成されているように感じられた
カバルドンが非常に多い環境だったので選出率は低かったですが、選出画面での圧力が高い上に明確に通していけそうな構築に対する安定感が高かったので、取りこぼしを失くすためのポケモンとしては上手く機能していたと思います
追記
耐久はH252B52D60と振った方が物理特殊共に硬くなるのでそちらを推奨です(指摘してくださったニャンさんありがとうございます🙏)
ゴリランダー@拘り鉢巻 ※キョダイ個体
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
177(12)-194(252+)-111(4)-*-113(180)-113(60)
ウッドハンマー/ドラムアタック/グラススライダー/馬鹿力
H - 16n+1
A - 様々なポケモンに対するグラススライダーの乱数意識で振り切り
S - 準速60族抜き
B<D
カバルドンを初手に置く際に対面したくない水タイプに対して強い圧力をかけられる
Dに大きく割くことで単にダウンロード対策を施すだけでなくポリゴン2に対しての遂行が比較的安定する点や水タイプへの受け出しを積極的に行っていける
今期はかなり遅めの調整になっているのでアッキミミッキュを始めとして素早さを逆転させることで対面勝率を上げられるドラムアタックを叩き落とすの枠に採用しました
強力な先制技によるスイープと非ダイマックス同士での打ち合い性能の高さは今期もやはり魅力的なポケモンでした
【選出】
これと言って決めていた選出はありませんが、相手の構築を見ながら基本的にはカバルドン+カバルドンの不利対面をケア出来るポケモン+通していくエースのような形で選出します
カバルドンが出せないような構築にはトゲキッス+ウォッシュロトムを軸としたサイクル、エースバーン+ゴリランダー+@1のような対面的に押し切る選出等相手に合わせて対応を変えていました
【結果】
TN carnet 最終1位
TN Will-O-Wisp? 最終143位(若干中身の異なる構築で最高レート2165から溶けました)
【レンタルチーム】
※諸事情で配置を変更して使用していたのでご了承ください
【Special thanks】
いつもレンタル作ってくれて最終日深夜まで微調整を聞き入れてくれたしゃろちゃん(レンタル許可もありがとう!)
一人じゃ精神壊れるって言って通話募集したら来てくれた窓の人達
【最後に】
今期はようやく目標にしていた1位を取れて嬉しい限りです
最終日付近まで全くモチベーションがなく、今期は諦めかけていましたが運良く天から構築が降ってきたのといろんな人の助けを借りたことで勝ちきれて本当に良かったです
1回と言わず何度でも取りたいので来期以降も上を目指して頑張っていこうかなと思います
それでは改めてシーズン8お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S7最終5位】流麗ドラパヒトム
どうも、サックーです
今回はシーズン7で使用した構築の紹介になります
勝ちきれませんでしたが構築の完成度には満足しているのでよかったら読んでいってください
【構築経緯】
気合の襷ドラパルトを主軸にした攻めサイクルが強力だと感じたので、ドラパルトが誘う氷技、フェアリー技に受け出してからサイクルを回すことが出来るヒートロトムと組み合わせるところからスタート
ドラパルトからヒートロトムに引いた後に飛んでくる水技、地面技を受ける駒としてそれぞれアシレーヌとゴリランダーを採用し、ここまでで重いギャラドスに役割を持てるジュラルドン、霊の一貫を切りつつ他のポケモンでは崩しきれないサイクルに対して通していく駒としてウォーグルを採用して構築が完成した
【コンセプト】
・三角交換を利用してダメージレースを制する
・プレイングでカバー出来る範囲を最大限広げる
・周りでサポートしながらウォーグルを通す
【個体紹介】
ドラパルト@気合の襷
特性:すり抜け
性格:意地っ張り
163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/蜻蛉返り
A - 無振りエースバーンを球ダメージ+ドラゴンアロー+半減不意打ちで確定
構築の始点
このポケモンが選出画面にいるかいないかで相手に対する圧力が大きく変わるので、入れない理由がないと今期も感じました
序盤は高い素早さでの蜻蛉返りによる対面操作で盤面をコントロールし、終盤は気合の襷+ゴーストダイブによるストッパー性能を活かして相手のダイマックスターンを枯らす動きが強力
最速+1パッチラゴンを抜けないことで落とした試合はあるものの、エースバーンを始めとした様々なポケモンに対するダメージ量が大きく変わり、後述のゴリランダーと合わせて縛れる範囲が格段に広がるのでこの構築では火力に振り切るのが正解だと感じました
ウォーグル@カゴの実
特性:負けん気
性格:意地っ張り
197(172)-173(116+)-105(76)-*-97(12)-117(132)
ブレイブバード/ビルドアップ/身代わり/眠る
HB - B+2で無振りナットレイのジャイロボールを身代わりが最高乱数切り耐え
S - 2加速で最速スカーフドリュウズ抜き
この構築で唯一の明確な勝ち筋
ドラパルト+ヒートロトムによるサイクルで崩しきれない受け寄りのサイクルに対して、周りでナットレイやカビゴンのような起点を呼び込んでこのポケモンを展開することで勝ちを拾っていく
先に展開さえ出来れば詰ませる性能が高くスペックの高いポケモンだと感じましたが、特殊ドラパルトを相手にするのが苦しい、回復ソースが眠るなので体力管理が難しい点がネック
単体で起点に出来る範囲は狭いですが、後述のアシレーヌと組み合わせることで起点に出来る範囲が格段に広がって悪くない使用感でした
アシレーヌ@食べ残し
特性:激流
性格:図太い
179(188)-*-137(244+)-147(4)-137(4)-89(68)
熱湯/ムーンフォース/リフレクター/守る
S - 遅いミラーやラプラス意識
主にドラパルトの竜技の一貫を切りつつ、雑に使いながら周りのサポートをする駒
エースバーンに対して怪しいながらも受け出してダイマックスターンを枯らしたり、流すことが可能
リフレクター+守るを採用することでクッションとしてのサポート性能をかなり高めた型になりましたが、他のクッション枠とは違い、自身の攻撃性能が優秀なのでダイマックスによる殴り合いも視野に入れることが可能な器用なポケモンでした
ヒートロトム@オボンの実
特性:浮遊
性格:穏やか
157(252)-*-128(4)-137(92)-155(108+)-113(52)
オーバーヒート/ボルトチェンジ/悪の波動/悪巧み
HD - 特化命の球トゲキッスのダイロックを最高乱数切り耐え
C - H振りカバルドンをC+2オーバーヒートで確定
S - 準速60族抜き
構築の中核
クッションとしての役割を持ちつつも、有利対面を取った際に自身が崩していくことが可能になるHDベースの悪巧み持ちで採用
このポケモンで水技や地面技を誘うことでゴリランダーを安全に着地させる動きが強力
環境に多かったスピンロトムに対してとても強い点も相まってかなりの活躍を見せてくれました
ゴリランダー@拘り鉢巻
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
187(92)-194(252+)-111(4)-*-91(4)-125(156)
ウッドハンマー/叩き落とす/グラススライダー/馬鹿力
S - 最速バンギラス抜き
対面操作から負荷をかけるエース
飛び抜けた火力による制圧力が魅力的ですが、最終盤に流行っていたポケモンでもあるのでマークが厳しく、有利対面を作る難易度が高かったのでドラパルトやヒートロトムによる対面操作から安全に着地させることを心がけていました
水、地面耐性によって自身がサイクルパーツとしても扱える点や、グラススライダーによるストッパー性能の高さが攻めサイクルと噛み合っていたので非常に使用感が良かったです
ジュラルドン@弱点保険
特性:ヘヴィメタル
性格:控えめ
175(236)-*-137(12)-177(164+)-71(4)-117(92)
流星群/ラスターカノン/10万ボルト/ステルスロック
HB - A252振り命の球ギャラドスのダイジェットに受け出し+DM状態でダイアースを確定耐え
C - 無振りDMエースバーンを球ダメージとC+2ダイドラグーンで最低乱数以外1発
S - 遅いロトム意識
ここまでで重いギャラドスに対して後投げから処理が可能で、重めな受け回しに対して毒々の一貫を切りつつ崩していくことが出来る点を評価して採用
最低限の技範囲を確保してからラストのスペースにステルスロックを採用したことで、受け回しに対して守るや引きのタイミングでステルスロックを撒いてサイクルを有利に進めることが可能になった他、アタッカーではないと勘違いしてくれる場面が増えて非常に使用感が良かったです
刺さりが良ければスタンパにも選出し、対面性能を活かした先行ダイマックスで試合のペースを握る動きが強力
【選出】
◆ドラパルト+ヒートロトム+ゴリランダー
基本選出
初手は相手の構築を見てドラパルトとヒートロトムのどちらから投げるか決め、対面操作からゴリランダーを着地させて数的有利を取っていく
基本的にはヒートロトムにダイマックスを切ることで過労死を防ぎつつ立ち回る
展開選出
アシレーヌでナットレイやカビゴンを誘い、ウォーグルの起点にして詰めていく
なるべくサイクルを回して削りを入れてからウォーグルを展開したいので、@1にはナットレイを流せるヒートロトムの選出が多め
◆ジュラルドン+ゴリランダー+ドラパルト
対面選出
ジュラルドンの初手ダイマックスでペースを握り、ストッパー性能の高い2匹を裏に置いて対面的に動く
ヒートロトムとゴリランダーの両方に厚い構築によく刺さるのが高評価
【結果】
TN Alpha*Drive 最終5位
TN アンロック 最終33位
【Special thanks】
応援してくれた身内
レンタルを作ってくれた某氏
通話してくれた窓の人達
【最後に】
プレイング次第でどんな構築にも勝てる強さを持った構築だと思うので構築作りには非常に満足していますが、それだけに自分のプレイングの甘さを痛感しました
シーズン終了前の1時間ほど2位をキープしていましたが、最後に1位を目指して潜った試合を落としたのが本当に悔しいです
来期は最後まで勝ちきれる強いプレイヤーになれるよう頑張ります
改めてシーズン7お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S6最終77位】ズキュントスA
どうも、サックーです
今回はシーズン6で使用した構築の紹介になります
【構築経緯】
最強だと信じているドラパルトから組み始め、相手のドラパルトに隙を見せないノーマル+フェアリーの並びを高スペックで形成できるトゲキッス+カビゴン、電気の一貫を切るドリュウズ、カビゴンでダイマックスをいなした後に切り返すミミッキュとカバルドン絡みのサイクルに圧力をかけるアシレーヌを採用して構築が完成しました
【個体紹介】
ドラパルト@拘り鉢巻
特性:すり抜け
性格:意地っ張り
173(76)-189(252+)-97(12)-*-96(4)-183(164)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/蜻蛉返り
HB - 特化ミミッキュの+2影うちを最高乱数切り耐え
S - 大体の鬼火ドラパルト抜き
ミミッキュ@アッキの実
特性:化けの皮
性格:陽気
131(4)-141(244)-101(4)-*-126(4)-162(252+)
ゴーストダイブ/じゃれつく/影うち/剣の舞
HB - A252振りミミッキュの球シャドークローをB+1状態で最高乱数切り耐え
トゲキッス@拘りスカーフ
特性:天の恵み
性格:控えめ
165(36)-*-120(36)-179(180+)-136(4)-132(252)
HB - A252振りドリュウズのアイアンヘッドを最高乱数切り耐え
カビゴン@食べ残し
特性:厚い脂肪
性格:腕白
257(172)-131(4)-128(252+)-*-140(76)-51(4)
ヒートスタンプ/雷パンチ/欠伸/守る
H - 16n+1
アシレーヌ@オボンの実
特性:激流
性格:控えめ
184(228)-*-116(172)-166(36+)-137(4)-89(68)
熱湯/ムーンフォース/アンコール/身代わり
HB - 特化球ドラパルトのダイホロウを最高乱数切り耐え
ドリュウズ@気合の襷
特性:型破り
性格:陽気
185-187(252)-80-*-86(4)-154(252+)
【個体解説】
◆ドラパルト
拘り鉢巻ドラゴンアローで低耐久ポケモンを貫いてeasy winを狙える試合がかなりあったので採用しました
要所要所で積みエースを縛って勝てることがあったので不意打ちの採用は良かったと思いますが、炎技や呪い等の別の技を試した方が選出出来る構築が増えたかもしれません
最終日は全く刺さっていなかったので別の型で採用するべきでした
アッキの実を持たせることで流行っていた耐久振りのドレインパンチ持ちだと誤認させれるので速くてこの技範囲のミミッキュは考慮されにくく、相手の認識と異なる部分でアドバンテージを取れることが多々ありました
相手のダイマックスを切らせた後にこちらのダイマックスミミッキュを通す動きがシンプルに強力で、その際に相手のミミッキュに縛られにくくなるアッキの実は優秀だったので間違いなく今期一番強かったミミッキュだと思います
最終日までは拘り眼鏡で採用していましたが、遅いトゲキッスの扱いが難しかったので拘りスカーフでの採用にシフト
速さとスカーフトリックで拾った試合がかなり多かったですが、エアスラッシュで怯ませないと勝てない対面が多いので怯みを狙わないといけない点が不安定でした
◆カビゴン
幅広く役割を持てるクッションとして採用しました
攻撃技は長らくヘビーボンバー+アームハンマーで使用していましたが、ナットレイ絡みのサイクルに対してステルスロックと合わせることで強く出れる点を加味してヒートスタンプ+雷パンチを最終日は採用
無難に強かったですが、クッションミラーでやることがない点と一撃技に泣く点が苦しかったです
渦潮+滅びの歌以外の型でナットレイに勝てるアシレーヌを考えた結果、アンコール+身代わりを持ったアシレーヌに行き着きました
宿り木の種が構築全体として一貫しているので身代わりで防いだ後にアンコールで攻めに転じる動きが強力でした
受けに対しても強く出れると思っていましたが、TODで全試合負けていたのでそんなことはなかったです
このポケモンを採用した最終日にはアーマーガアが非常に多かったので、それまで使用していた悪巧み持ちのウォッシュロトムを採用した方が勝率を伸ばせたかもしれません
一般的な襷ドリュウズ
電気や火力のないフェアリーに後投げしてステルスロックを撒くことでサイクルを有利に進めていくのが主な役割
特筆することはありませんが、貴重な鋼打点持ちかつ展開役として優秀なので選出する機会は多かったです
【結果】
TNハイル 最終77位
【Special thanks】
PP増やしてほしいってお願いしたら快く引き受けてくれたポプラ君
【最後に】
今期は構築の完成度が低く、僕自身も朝方になるにつれてプレイングが雑になってきたので悔しいですがこの順位が妥当かなと思います
来期は強い構築作りから時間をかけて行おうと思います
改めてシーズン6お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S5最終2位】ドラパミミスタンダード
どうも、サックーです
今回はS5で使用した構築の紹介になります
それなりの結果を出せたのでよかったら読んでいってください
【構築経緯】
選出画面での圧力、高い素早さによる行動保証と動かしやすさ、竜の舞を積んだ際の突破力が魅力的なドラパルトを軸として採用
様々な並びを試したが、スタンダードな構築に仕上げる事がドラパルトの型の匿名性を最大限活かせると感じたので前期使用感の良かったミミッキュ+トゲキッス+ウォッシュロトムの3匹の型をそれぞれ環境に合わせて決めていった
選択した型の都合上、全体的に中速で固まってしまったので、残りの2枠は相手のミミッキュに対して剣の舞からのスイープを許さないためにミミッキュより速く動くことが可能で、ストッパーになりやすいアイアントと増加傾向にあったナットレイを絡めたサイクルを崩すことが可能なエースバーンを選択して構築が完成した
【コンセプト】
・竜の舞ドラパルトを通す
・環境にいるポケモンに分かりにくいメタを張る
・ミミッキュをスムーズに止める
【個体解説】
ドラパルト@食べ残し
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
193(236)-170(116+)-98(20)-*-96(4)-179(132)
ワイドブレイカー/鋼の翼/竜の舞/身代わり
HB - A1段階ダウン状態の4振りカビゴンのヘビーボンバーを身代わりが最高乱数切り耐え
A - A+1ダイスチルで皮の剥がれたDMミミッキュを確定
S - S+1でS+2準速ギャラドス抜き
異端な構成の竜舞ドラパルト
先に展開さえしてしまえば本来幅広い型のドラパルトに対応できるトゲキッス+カビゴンのような並びを逆に崩していけるのが強力だと感じたので、ノーマルタイプに無効化されずに殴れる鋼の翼をウェポンとして選択
また、カビゴンの前で展開したいポケモンなので無起点でも身代わりを残せる状況を自身で作り出せるワイドブレイカーを竜技として選択
DM時も含めた竜技の火力不足が気になる試合は少なくなく、ドラゴンアローに劣る一面はあるものの、欠伸カビゴンの前で身代わりを残す選択肢を取れるメリットが結果として火力不足による負け以上に大きかったのでこの選択は正解だったと思います
運用に関しては食べ残しを見られた時点で身代わりを必ずケアされるので、選択する技の優先度は竜の舞>身代わりということだけ意識していました
追記
性格を陽気にして236-236-20-*-4-4って振った方が効率良いので余った努力値8をSに振るとミラー抜ける可能性が増えて良いかも(指摘してくださった人ありがとうございます)
ミミッキュ@拘りスカーフ
特性:化けの皮
性格:陽気
131(4)-142(252)-100-*-125-162(252+)
じゃれつく/鬼火/電磁波/トリック
7世代から変わらない入れ得ポケモン
単体性能を保ったまま独自の仕事ができる命の球を所持した道連れミミッキュを今期も採用しようとしましたが、拘りスカーフを所持したドリュウズが環境に一定数いたので更にその上から仕事が出来るスカーフで採用
当初は電磁波→道連れでしたが、ドリュウズに関しては鬼火を入れてドラパルトの起点にしたい場面が多いので道連れの必要性をあまり感じず、一度鬼火やトリックを打った後に引いてから再展開する場面も多かったので、皮orスカーフが残っていればダイジェット持ちに対して麻痺を入れて裏のポケモンで切り返すことが可能になる点を評価して最終日は電磁波を選択
構築全体が中速なのも相まって電磁波が活きる試合が多く、展開役としては文句無しの性能でした
トゲキッス@突撃チョッキ
特性:天の恵み
性格:控えめ
179(148)-*-116(4)-187(236+)-136(4)-115(116)
HB - 4振りナットレイのジャイロボール確定耐え
C - 11n(出来るだけ高く)
S - 遅めのロトム意識
こちらも異端なトゲキッス
終盤に多くマッチングしたヒートロトム+ナットレイの並びに対してメタを張らなければ勝ちきれないと感じたので、どちらと対面しても仕事が可能な原始の力を所持したトゲキッスを採用
持ち物は色々検討した結果、相手のロトムがかなり重い点、特殊ドラパルトの個体数が増加傾向にあったことを考慮して特殊耐久を上げることで打ち合いに強くなれる突撃チョッキを選択
エアスラッシュ2発+ダイフェアリーでウォッシュロトムを、原始の力+ダイロックでヒートロトムをそれぞれH振りまでなら落とせるので、怯みや能力上昇を強気に狙いにいける点も特殊に対する行動保証があるチョッキ持ちトゲキッスの利点だと感じました
今期はあまり怯ませませんでしたが、原始の力で能力上昇を引くのが楽しかったです
ウォッシュロトム@拘り眼鏡
特性:浮遊
性格:控えめ
127(12)-*-128(4)-172(252+)-128(4)-136(236)
C - H156D4振りラプラス(食べ残しラプラスのメジャーだと思われる耐久ライン)を10万ボルトで確定
S - 準速80族を意識したポケモンを大体抜けるぐらい
瞬間火力の出る眼鏡ロトム
環境に準速以上のラプラス、ノーマルジュエルや命の球を所持した準速ホルード等で遅いロトム系統の処理を狙っている構築が一定数いると感じたので、上から殴って大きなアドバンテージを取れるCSベースの眼鏡で今回は採用しました
ドラパルトの前で動きにくいのが難点ですが、相手のロトムとのS関係から型を判別しやすかったり、意図せずとも増えた準速ウォーグルに対して強く出られる点が優秀でした
眼鏡ハイドロポンプはH振りカビゴンでも受けきれないので、想定とは大きく離れた火力で相手を崩せて非常に使用感が良かったです
アイアント@気合の襷 ※なつめROMでは襷モルペコ
特性:張り切り
性格:陽気
133-161(252)-133(4)-*-68-177(252+)
アイアンヘッド/出会い頭/岩雪崩/馬鹿力
8割お祈りポケモン
命の球+ダイマックスによる火力上昇まで想定した際に、ダイマックスを切らなければ攻撃を耐えて返しで処理できないような状況を相手視点では作りやすいので、こちらがダイマックスを切らずともダイマックスターンを消費させれる気合の襷での採用
技構成はヒートロトム+ナットレイに対してトゲキッスだけでは不安が残るので、岩雪崩+馬鹿力をサブウェポンとして選択
技外しに怯えないといけない、ドラパルトに大きく隙を見せる点が弱いと感じましたが、それ以上にミミッキュを上から縛れる点やダイマックスを切った際の制圧力が魅力的なポケモンだったので採用する価値があるポケモンでした
エースバーン@チイラの実
特性:猛火
性格:意地っ張り
156(4)-184(252+)-98(20)-*-96(4)-168(228)
火炎ボール/不意打ち/ビルドアップ/身代わり
HB - A252振りヒヒダルマの馬鹿力を最高乱数切り耐え
S - 最速100族抜き
火力お化け
場にいると面倒かつ身代わりをケアされにくいポケモンなので、欠伸に合わせて身代わりを貼ってからビルドアップを絡めて詰める動きが強力
ビルドアップと身代わりで体力を調整しながら猛火+A2段階上昇という状況を作り出すことが出来れば、例え相手がダイマックスをしていても一撃で吹き飛ばす火力があるので使っていて非常に爽快感のあるポケモンでした
このポケモンの採用を提案してくれた窓の人達に感謝
【選出】
◆ミミッキュ+ドラパルト+@1
ミミッキュで起点を作り、ドラパルトを通していく選出
相手にミミッキュがいる場合はアイアント、エースバーンを連れていってケアすることが多かったです
ラプラスやホルード、相手のロトムに対してこちらのロトムを合わせてアドバンテージを取る選出
@1にはドラパルトに強めで、ロトムと合わせてサイクル出来るトゲキッスを選出することが多かったです
【結果】
TN wisptea 最終2位
TNなつめ 最終384位
【レンタルチーム】
【Special thanks】
孵化余りを恵んでくださったFFの方々
通話で色々提案してくれた窓の人達
僕より1位を願ってるんじゃないかってぐらい応援してくれた身内
【最後に】
2位という結果を残せたのは嬉しいですが、正直あと一歩のところで1位を逃してしまって悔しい気持ちが強いです
色々思うことはありますが、もともと自己満足で始めたゲームなので(もちろん他のプレイヤーに迷惑をかけないようにはするけど)来期も好きに潜ろうと思います
改めてお疲れ様でした
何かあれば@Sakku_pokeまで
【S4最終13位】霊界ドラパミミ
どうも、サックーです
今回はS4で使用した構築の紹介になります
今期も満足のいく結果ではありませんでしたが、構築の強さはシーズンを通して実感できたのでよかったら読んでいってください
【構築経緯】
1.蜻蛉帰り+竜の舞を所持した気合の襷ドラパルトの持つ柔軟性に惹かれたのでそこからスタート
2.対面選出とサイクル選出の2つを作ることがドラパルトの柔軟性を最大限活かせると考えたので、対面選出の要となるミミッキュを次に採用
3.ドラパルト+ミミッキュで辛いアーマーガアやカバルドンに強く、ダイマックスを切った際の高い対面性能と元々の優秀なサイクル性能を評価してウォッシュロトムを採用
4.ドラパルトを選出しにくい物理受け2枚の並びやカビゴン+トゲキッス、その他様々な構築に対して通す駒になり、竜に対する潰しを担えるスカーフトゲキッスを採用
5.ここまでではナットレイ+ヒートorウォッシュロトムの並びに不利を強いられることや、電気の一貫を切れていない点が気になったのでロトムに後投げしてアドバンテージを取れるトリトドンを採用
6.後投げからトゲキッスの処理を行えてナットレイの処理ルートを増やせるセキタンザンを採用
【コンセプト】
・サイクルで数的有利を取り、対面性能の高い駒で詰める
・耐性を利用した最低限の受けと広い攻撃範囲を活かした攻めのスイッチで柔軟に相手に対応する
【個体解説】
ドラパルト@気合の襷
特性:すり抜け
性格:意地っ張り
163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/蜻蛉帰り/竜の舞
構築の始点
特性は壁展開を意識したすり抜け
初速の速さと蜻蛉帰りによる高い偵察性能、竜の舞+ゴーストダイブのダイマックスポケモンに対する高いストッパー性能を評価してこの構成に行き着いた
先制技持ちに簡単に縛られるのが欠点ではあるが、先制技を撃てないダイマックス状態のポケモンや単純に先制技を採用していない構築に対してはかなりの仕事をしてくれた
蜻蛉帰りと竜の舞の両立を考慮されることはまずないので、蜻蛉帰りで削りを入れつつ逃げてから終盤に考慮外の竜の舞からスイープする展開で何試合も拾った
ミミッキュ@命の球
特性:化けの皮
性格:陽気
131(4)-142(252)-100-*-125-162(252+)
じゃれつく/影うち/呪い/道連れ
対面選出の要
単体性能を上げる命の球+最低限の攻撃技に加え、広範囲に削りを入れれる呪いと1:2交換を狙え、襷ドリュウズ等の処理に手間取るポケモンを強引に処理できる道連れを採用
皮を盾にした後投げをすることで性能を著しく落としてしまう欠点をこの補助技2つである程度補っているので、試合展開によってはクッションとして扱うことも少なくはない
数的有利さえ取ってしまえば呪い+ドラパルトのゴーストダイブによるターン稼ぎでほぼ全てのポケモンを落としきれるのも魅力的
トゲキッス@拘りスカーフ
特性:天の恵み
性格:控えめ
165(36)-*-120(36)-179(180+)-136(4)-132(252)
HB -A252振りドリュウズのアイアンヘッドを最高乱数切り耐え
運勝ち製造機
型破り地震の一貫を切れる、ミミッキュを初速で抜いているの2点を満たせるポケモンの中で最もスペックが高いと感じたので採用
数的有利を取ってからトリックを絡めて詰める、ダイマックスを用いたS関係の逆転を利用して詰める等の柔軟な動かし方が出来るのも高評価
何よりも上からのエアスラッシュによる怯みが強力なので、連打しているだけで勝ってしまう試合も少なくはなかった
トリトドン@食べ残し
特性:粘着
性格:図太い
209(180)-*-121(172+)-113(4)-119(132)-62(20)
熱湯/欠伸/身代わり/自己再生
HB -A4振りカビゴンの空元気を身代わりが最高乱数切り耐え
HD -特化FCロトムの悪の波動を身代わりが最高乱数切り耐え
S -ミラー意識
具体的にはロトム前で身代わり→裏のナットレイ等に欠伸を入れてから引いてくるポケモンに熱湯を撃って削るのサイクルを繰り返す
タネマシンガンの無いナットレイ入りに対してはこの動きで大きなアドバンテージを取れることが多い
欠伸と自己再生を上手く絡めることで、トゲキッスがスカーフを押し付けた相手を対面で体力を保ちつつ処理できたり、スムーズな処理が出来ない相手を一匹で詰ませれるのがかなり強力
また、特性の粘着があまりにも強く、トリックを押してくるロトム相手に1ターンのアドバンテージを取って欠伸熱湯ループに入れたり叩き落とすで食べ残しを落とされないのが偉かった
刺さる構築にはとことん刺さるがトゲキッスや身代わりドラパルト、貯水ガマゲロゲ等に無力なのが悩みどころ
セキタンザン@突撃チョッキ
特性:炎の体
性格:意地っ張り
197(92)-143(236+)-160(156)-*-111(4)-53(20)
ヒートスタンプ/ロックブラスト/ヘビーボンバー/焼き尽くす
HB -A252振り球ミミッキュの+2ダイホロウ(ゴーストダイブ媒体)を最高乱数切り耐え
HD -特化トゲキッスの+2ダイジェットが乱数2(0.4%)
トゲキッス処理枠
最終日までは突撃チョッキドヒドイデを採用していたが、ナットレイに対して窮屈な選出、立ち回りを強いられるのが気になったので変更
トゲキッスに対しては怯まされるのであまり信用していないが、このポケモンを入れてからはトゲキッスが出てくることが少なくなったと思うので選出圧力はあったと思う
技構成に関しては煮詰めきれておらずカビゴン意識の焼き尽くすも一度撃っただけで、その一回も木の実を燃やさず返しの地割れで処理されたので要検討
キョダイフンセキのスリップダメージだけは破格の性能をしていたのとそれなりに物理耐久があるので、ダイマックスを他に切る必要がないと感じる試合は明確な役割が無くともダイマックス枠として投げていくこともあった
ウォッシュロトム@オボンの実
特性:浮遊
性格:図太い
157(252)-*-165(180+)-126(4)-128(4)-115(68)
ハイドロポンプ/放電/リフレクター/悪巧み
HB -非ダイマ状態での陽気球ギャラドスのダイジェット+ダイマ状態での同条件ダイソウゲンを耐える程度
S -ミラー意識
一般的な悪巧み採用のウォッシュロトムとは違い、鬼火ではなくリフレクターを採用している
命中安定かつ空元気カビゴンの火力を上げない、ミミッキュのゴーストダイブに合わせて撃てる等のメリットがあるので個人的には鬼火の何倍も強いと感じた
空元気鈍いカビゴンの増加を今期も感じたのでその分リフレクターロトムはかなり刺さっていたと思う
ダイマックスを切ることで対面性能が飛躍的に向上するため、物理を起点に悪巧みを積んだこのポケモンが全抜きする試合も少なくなかった
【選出について】
これと言った選出はありませんでしたが、基本的には潰しの役割を持つドラパルト、ミミッキュ、トゲキッスのうち1匹は必ず投げます
構築を見て刺さりの良いクッション枠を選出して不利対面をカバー出来るクッション2枚で回したり、ミミッキュ+トゲキッスのような潰し2枚で介護しながらクッション枠で詰ませる、潰し3で対面的に殴り合う等相手に合わせた選出を心がけていました
唯一ラプラス入りにはフリーズドライの一貫がある以上必ず出てくるので、ミミッキュ+ロトム+ドラパルトorトゲキッスという一方的に処理されないポケモンで固めた選出をすることは決めていました
【結果】
TN Moon 最終日最高3位/最終47位
TNらびっと 最終日最高1位/最終13位
【Special thanks】
原案のレンタルチームを作ってくれたgoと2日で解雇したマルヤクデの育成をしてくれたそうた
細かい変更も聞き入れてくれてこの構築の育成をしてくれた某氏
【最後に】
今期はずっとこのドラパルトを軸に構築を考えていたので、それなりに強い構築に纏められたのは素直に嬉しかったです
ですが、最終1桁にも届かず悔しいのは変わらないので今度は更に上の順位で終われるよう頑張りたいです
改めてS4お疲れ様でした
何かあれば@Sakku_pokeまで