【S18最終1位】不思議ラグドラパ
どうも、サックーです
今回はシーズン18で使用した構築の紹介になります
自分の中ではかなり完成度の高い構築に仕上がったと思うのでぜひ読んでいってください
【構築経緯】
先行ダイマックスの押し付け、盤面を整えつつサイクルで一貫を作る動きの両方が強力なラグラージ+ドラパルトを軸に構築を組み始めました
この2匹と合わせるポケモンとしてドラパルトで崩した後のスイーパーとして強く、ラグラージから展開するエースとしても強力なゴリランダーも自然に採用でき、この3匹を固定して残りのポケモンを考えていきました
次に、竜や氷の一貫が気になったのでそれぞれフェアリータイプと鋼タイプを採用しようと考え、最終的にはラグラージから繋いで上から対面的なポケモンを縛れるカプ・テテフと、重いナットレイに強く、サンダーの暴風に最低限受け出せるヒードランを採用しました
最後の枠には浮いているポケモンが望ましかったこと、身代わりサンダーやナットレイ絡みへの勝率があまりよくなかったので補完として霊獣ボルトロスを採用して構築が完成しました
【コンセプト】
・並びで強い動きを多く作って選出幅を広げる
・最低限のタイプ受けサイクルで相手に合わせて動く
・ダイマックスのタイミングに拘らない
【個体解説】
ラグラージ@食べ残し ※最遅個体
特性:激流
性格:生意気
207(252)-130-127(132)-*-138(124+)-58(-)
HB - 特化ウオノラゴンの先行エラがみを最高乱数切り耐え
HD - 余り(サンダーとポリゴン2に受け出すことが多かったのでなるべく高く)
構築の軸
ほとんどの試合にクッションとして選出し、勝利に貢献してくれました
特筆することはない一般的なラグラージですが、物理、特殊ともにある程度の耐久が欲しかったので振り分けのような形にしました
特殊に対する安心感はかなりあり、エースバーンに対して不自由なく動ける程度の物理耐久も確保できたので非常に使用感は良かったです
クッションとして扱うポケモンですが、このポケモンの行動回数が勝敗に直結する場面が多いので、安易に切らずに守るをなるべく挟みながら丁寧に扱うことを意識していました
ドラパルト@突撃チョッキ
特性:すり抜け
性格:意地っ張り
163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/蜻蛉返り
A - 無振りダイマックスサンダーをダイホロウ2回で大体落とせる
S - エースバーン、アーゴヨン意識で振り切り
ラグラージの隣がよく似合う
霊獣ボルトロスや特殊テッカグヤといった他で対処しにくいポケモンと打ち合える万能ポケモン
身代わり持ちのサンダーやテッカグヤを崩せる場面が非常に多く、特性をすり抜けにしたのは間違いなく正解でした
技構成は一致技2つに加えて相手の不意打ちの上から動いたり削り残しを縛れる不意打ちと、ポリゴン2を削りながら逃げたりダイワームがたまに役に立つ蜻蛉返りです
突撃チョッキとダイドラグーンによって相手のダイマックスポケモンとの打ち合いに強く、相手がダイマックスを切らない場合は数的有利を取って詰めやすくなるので展開を間違えなければ一方的に試合のテンポを取りに行けます
霊の一貫を押し付ける時の強さと、一貫を切っている構築に対する小回りの効きやすさの両方を活かせるのがこの環境では重要だと改めて感じさせられる強さでした
カプ・テテフ@拘りスカーフ
特性:サイコメイカー
性格:臆病
157(92)-*-101(44)-173(180)-137(12)-151(180+)
HB - A特化悪ウーラオスの暗黒強打を最高乱数切り耐え
HD - C252振りサンダーの命の球ダイジェットを最高乱数切り耐え
C - ラグラージのクイックターン+サイコキネシスでB+1DMエースバーン(格闘タイプ)を大体落とせる
S - 最速カプ・レヒレ抜き
間違いなく今回のMVP
初手のラグラージに合わせてくる鉢巻ウーラオスを一方的に縛れているのが優秀
相手のダイマックスを誘発する能力が高く、サンダーやランドロスといったポケモンのダイマックスを誘いつつ、上からの壁+ラグラージ引きで相手のダイマックスを枯らして立ち回る動きが非常に強力でした
先制技無効によって体力管理を意識する必要があまりないので、ラグラージの体力を最大限残せるように両壁を多用しました
お互いのダイマックスが切れた後に、後述のゴリランダーと合わせて非ダイマックスポケモンを上から制圧する動きの安心感が凄まじかったです
霊獣ボルトロス@オボンの実
特性:蓄電
性格:穏やか
184(236)-*-115(196)-167(12)-117(52+)-123(12)
ボルトチェンジ/騒ぐ/気合玉/悪巧み
HB - A252振りウーラオスのダイアイスを最高乱数切り耐え
HD - 無振りサンダーの暴風を4耐え
C - ステルスロック+ボルトチェンジで無振り水ウーラオスが確定1発
S - 準速70族抜き
準レギュラー枠
この枠は浮いているポケモンが望ましかったのでサンダーやランドロスを長らく使用していましたが、役割が曖昧すぎて全く選出できなかったので見直すことにしました
最終的には他のポケモンでは身代わりサンダーやサンダーと同居しているナットレイが厳しいと感じたのと、ポリゴン2を見て選出を躊躇しなくていい点を評価して霊獣ボルトロスを採用しました
上から縛られるのが嫌だったのとサンダーに対する行動回数を増やしたかったのでかなり耐久に振りました
技構成は並びでの動かしやすさを重視したボルトチェンジ、身代わりサンダーに対するメタとしての騒ぐ、ナットレイへの打点として気合玉、サブウェポンの打点を引き上げる悪巧みです
騒ぐはダイアタック媒体として使える汎用技でありながら、身代わりサンダーや欠伸展開に役割を持たせられる面白い技でした
選出機会は少なかったですが、ラグラージの代わりに選出していれば拾えた試合は多かったのでもう少し信用してもよかったと思います
ゴリランダー@命の球 ※キョダイ個体
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
177(12)-194(252+)-111(4)-*-91(4)-135(236)
ウッドハンマー/馬鹿力/グラススライダー/剣の舞
H - 16n+1
A - ステルスロック+剣の舞ウッドハンマーでHB特化サンダーを確定1発
S - 準速80族を意識したポケモンを抜けるように高め
いつものスイーパー
技構成は瞬間火力を意識したウッドハンマー、鋼に通す馬鹿力、最強技グラススライダー、積んだら化物になる剣の舞です
ウッドハンマーを採用することによって、非ダイマックスでも相手のサンダーを一方的に処理できるのがあまりにも強力でした
厚底ブーツを所持したサンダーやカイリューに対して叩き落とすを選択したい場面はありましたが、サンダーは剣の舞キョダイコランダで吹き飛ばせますし、鋼への瞬間打点が試合を左右する場面の方が圧倒的に多かったのでサブウェポンは馬鹿力で使い続けました
グラスフィールドがラグラージの回復を促したりカプ・テテフのフィールドターンを管理する時に活きたりと、いつも以上に仕事をしてくれました
草タイプでありながらサンダー討伐数堂々の1位です
ヒードラン@弱点保険
特性:貰い火
性格:控えめ
193(212)-*-151(196)-179(100+)-126-97
マグマストーム/鉄蹄光線/ボディプレス/鉄壁
HB - A252振りウーラオスのインファイトを最高乱数切り耐え
C - 無振り悪ウーラオスをダイスチルで確定1発
技構成が謎なポケモン
ヒードランの鋼タイプとしての強さは評価に値しますが、ウーラオスやウオノラゴンといった上から圧力をかけてくるポケモンにあまりにも弱いのが気になっていたので使うのを避けていました
しかし、考えるなかで鉄壁持ちの弱点保険ヒードランは遂行速度、場持ちの両方に優れていると感じたので使用したところ、非常に使用感が良かったので最後まで使い続けました
技構成はスリップダメージで相手の襷を貫通できるマグマストーム、ウーラオスに確定を取るための鉄蹄光線、かいでんぱサンダーやカイリューの羽休めのタイミングで通せるボディプレス、役割集中や弱点技に圧倒的に強くなれる鉄壁です
基本的にはステルスロックを撒いた状態で展開していることや、ボルトロスを採用したことによって襷持ちや受け回しをそこまで意識する必要がなくなったので、マグマストームは安定打点の噴煙でも良いと思いました(スリップダメージがあるとドヒドイデを弱点保険ダイバーンで押していける)
重いブリザポスを鉄壁で起点にしたり、鉄壁+ダイバーンで両ウーラオスやウオノラゴンまでも破壊したりと、タイプで受けてサイクルを回す一般的なヒードランとは全く違う強さがある型だと感じました
【構築の要点】
◆壁からのゲームプランの組み立て
初手に圧力のあるカプ・テテフを置いて相手のダイマックスを誘いつつ、壁+ラグラージでいなしてから後発ダイマックスで詰めるのがこの構築の大きな勝ち筋の1つです
カプ・テテフは体力が僅かでも生存することで対面構築に採用されているミミッキュやウーラオス、ウオノラゴンなどに役割を持てるため、初手ダイマックスから展開を作ってくる対面構築に対してはかなりの勝率を保つことができました
◆ラグラージメタへの回答
今期はラグラージがかなり多い環境だったので露骨なメタを張っている構築も少なくありませんでした
その最たる例として身代わり持ちが挙げられ、終盤に急増した身代わりサンダーの処理に困ることが多々ありました
それに伴ってドラパルトの特性をクリアボディからすり抜けに変更し、最終日に採用した霊獣ボルトロスにも騒ぐ+悪巧みを採用することでサンダーから崩していくゲームプランを立てることが可能になりました
また、ラムの実を所持したエースバーンをビルドアップに合わせてクイックターン→カプ・テテフで上からサイコキネシスを選択することでダイマックスを切られても基本的に落としきれたり、カプ・レヒレで欠伸の一貫を切ろうとする相手に対しても欠伸→クイックターン→カプ・テテフ着地でフィールドを書き換えて眠らせることが可能なため、カプ・テテフが汎用性を落とさずラグラージを強く動かすことに大きく貢献してくれました
◆数的不利からの切り返し
この構築は瞬間的なアドバンテージを意識し、対面操作から負荷を掛けていくサイクル思考の並びになっていますが、寝かせてでもラグラージを処理することでこちらの動きを強引に咎める対戦相手も少なくありませんでした
そういった場合に1回積むことで試合を終わらせられるパワーのある剣の舞ゴリランダーや、耐久を引き上げることで行動保証に頼った切り返しを咎められる鉄壁ヒードランで、数的不利から勝ち筋を追っていく対面、展開的なゲームメイクを行うことも可能な構築になっています
相手依存になりがちなので安定はしませんが、先の展開を見据えてラグラージを切っても詰めていけると判断した場合は、このような詰め方で拾っていく試合もそれなりにありました
【結果】
TNえれ 最終1位
【最後に】
久しぶりに最終1位を取ることが出来てとても嬉しく思っています
選出幅の広さと不利な相手を誤魔化す手段の多さを意識した構築なので、比較的マッチングに左右されずに対戦できたのが良かったのかなと思います
最近対戦数が少なくなってきてるのでこれを期にモチベを上げて取り組んでいきたいですね
また1位を取れるように頑張ります
それでは改めてシーズン18お疲れ様でした
何かあれば@poyoyoyo___まで
P.S.ノックアウトシティとかいうゲームめっちゃ面白いから誰か一緒にやりましょう
【S17最終6位】迷走ネクロガエン
どうも、サックーです
今回はシーズン17で使用した構築の紹介となります
竜王戦環境も最後ということで、簡単にですが記念として書いていこうと思います
【構築経緯】
サイクルを形成する上で鋼タイプは必須だと考えていましたが、禁止伝説以外の鋼タイプがあまり好きになれなかったので相手にしていて最強だった日食ネクロズマを鋼枠兼禁止伝説枠として構築の軸としました
日食ネクロズマの詰ませる性能を最大限活かすために構築全体の素早さを引き上げながら展開補助を行えるドラパルトを次に採用し、この2匹との選出に絡めやすく、欠伸の一貫も切れるカプ・レヒレを採用してこの3匹を固定しながら潜っていました
次に、ここまでで厳しい黒バドレックスに対するクッションとしてネクロズマの展開を補助しつつ盤面を動かせるガオガエンを採用し、この4匹で見た目上厳しい電気と地面の一貫を切れる駒として霊獣ボルトロスを採用しました
最後の枠は定まりませんでしたが、最終的にはザシアン入りに投げる選択肢を作れる、イベルタルと打ち合えそう、エースバーンに見た目で圧をかけれる点辺りを評価して霊獣ランドロスを採用し、構築が完成しました
【コンセプト】
・サイクル下で起点を作りながらネクロズマで詰ませる
・タイプで受けつつ殴り合う
【個体解説】
日食ネクロズマ@ラムの実
特性:プリズムアーマー
性格:呑気
204(252)-178(4)-179(124+)-134(4)-145(124)-87(-)
メテオドライブ/アシストパワー/瞑想/月の光
HB - 特化ウーラオスの鉢巻暗黒強打を確定耐え
HD - 余り
構築の軸
一度展開してしまえば前のめりな構築で止めるのは厳しく、アシストパワーを採用することで硬い鋼やポリゴン2を無理なく崩しにいけるため、受けでも止まりにくい最強ポケモン
最終日までは持ち物は万能傘で、技構成も竜の舞+コスモパワーだったりと色々迷走しながらこの型に辿り着きましたが、ラムの実によってザシアンと同居しているカバルドンやラグラージに対して後手に回りにくくなり、瞑想+アシストパワーでミラーや受け回しに対してストレスフリーに戦えたりと非常に使用感はよかったです
鋼技はラスターカノンと選択ですが、黒バドレックスや最終日に急増していたガラルファイヤーへの瞬間的な高打点になることを評価してメテオドライブで採用しました
ラスターカノンの利点としては瞑想後に悪ウーラオスをダイスチルで飛ばせる、羽休め持ちのイベルタル相手に頑張れそう等がありますが、ある程度のサイクルを形成するこの構築においては瞬間的な打点を意識した方がよかったのかなと思います
素早さを下げて困ることは特にないと思ったので呑気個体にしましたが最終日にラプラスとアーマーガアと同速になって困ったのでSは4振りでもしておいた方がよかったです
ドラパルト@食べ残し
特性:すり抜け
性格:臆病
195(252)-*-109(108)-121(4)-113(140)-179(4+)
祟り目/鬼火/光の壁/身代わり
HB - ラグラージやザシアン意識でなるべく高く
HD - 壁下で無振りサンダーの暴風を身代わりが最高乱数切り耐え
S - 遅いザシアン意識
参考
https://hikagepoke.hatenablog.com/entry/2021/04/01/171003
相棒枠
ネクロズマの展開を補助することが目的のポケモンですが、鬼火+身代わりを考慮されることが少なく、単体で相手を崩しきれることがあるほどの性能をしていました
ラグラージ+ザシアンに対して身代わりを残しながら鬼火を撒いたり、サンダーに対して光の壁から有利展開を作ったりと、選択肢の多さとそれを一点読みさせない型の豊富さが活きる場面を何度も実感しました
困ったら投げれる万能ポケモンですが、このポケモンからネクロズマ以外のポケモンに引く動きは強くないのでもう少しこのポケモンが動きやすい構築を目指すべきだったかもしれません
カプ・レヒレ@拘り眼鏡
特性:ミストメイカー
性格:控えめ
159(108)-*-137(12)-149(164+)-151(4)-133(220)
波乗り/ムーンフォース/挑発/トリック
HB - A252振りウーラオスの鉢巻インファイトが乱数2発(0.4%)
S - 準速マンムー抜き
いつもの水枠
カバルドン絡みのサイクルに負荷をかけることが重要だったので拘り眼鏡での採用
特に言うことはないですが、いつも通りタイプとフィールドが偉すぎました
挑発の枠は草結びやシャドーボール等色々試しましたが、遅いゼルネアスや日食ネクロズマに対面で起点にされるのを防ぐことが出来るのが優秀だと感じたので、最終的には挑発にしました
ジオコントロールを選択している遅いゼルネアスにトリックしてから挑発をすると悪あがきしか出来なくなって気持ちよくなれます(1勝)
霊獣ボルトロス@拘りスカーフ
特性:蓄電
性格:臆病
159(28)-*-91(4)-191(204)-102(12)-168(252+)
HD - C252振りカイオーガの冷凍ビームを最高乱数切り耐え
見た目で電気と地面の一貫を切る他、カイオーガ入りに対して上から潮吹きの火力を削ぎつつレヒレに繋いだり、ウーラオスの上から動いて火力を押し付けていく等そこそこ活躍する場面がありました
サブウェポンは地面に通す草結びと、最終日にカプ・コケコに負けたので打点として通せるヘドロウェーブを選択しました(それまでは気合玉)
久しぶりにスカーフボルトロスを使いましたが、一点読みしにくいスカーフ持ちなので割と気楽にボルトチェンジを選択できて使いやすかったです
霊獣ランドロス@突撃チョッキ
特性:威嚇
性格:陽気
165(4)-197(252)-110-*-100-157(252+)
S - カイオーガ意識で最速
迷走枠
最終日まで水ウーラオス、ゴリランダー等カイオーガを意識したポケモンを入れ換えながら探していましたが、カイオーガよりもザシアンやエースバーンが重かったので見た目で圧をかけれて性能が高い霊獣ランドロスを採用しました
特に考えずに採用したので型は適当ですが、気持ちガラルファイヤーやイベルタルとの打ち合いに強くなってほしいので突撃チョッキで採用しました
ネクロズマが通らないときにエースとして投げたり、ダイナックルの起点にならない威嚇持ちとしてとりあえず投げたりと、雑ながらも性能の高さで構築にハマってくれた最高のポケモンです
ガオガエン@オボンの実 ※最遅個体
特性:威嚇
性格:生意気
202(252)-*-111(4)-100-156(252+)-58(-)
バークアウト/鬼火/捨て台詞/守る
HD - C252振りイベルタルの球ダイジェットの乱数意識で振り切り
黒バドレックスを意識したクッション
雑に投げてネクロズマやカプ・レヒレに繋ぐ動きがシンプルに強く、黒バドレックスだけに留まらずホウオウやザシアンに対する中継点としての役割を持ったクッションとして活躍してくれました
肝心の黒バドレックスに関しては、ステルスロックを撒かれているとかなり動きにくくなり、全く安定しませんでしたがそれでもこのポケモンの代わりはいないと言えるぐらい盤面を有利に動かす能力に秀でていると感じました
【結果】
TNフィロリアル 最終6位
【最後に】
今期は終盤まであまりポケモンはやっていませんでしたが、なんだかんだやってたら最後にいい感じのところまで行けたのはよかったです
8:55時点で2位から潜り、またまた負けて1位を逃したので最終戦のために集中力と強気な選択を出来るメンタルを鍛えたいなと泣きながら思いました
来期以降もまったり潜っていこうかなと思うのでよろしくお願いします
それでは改めてシーズン17お疲れ様でした
【S15最終2位】Re:脳筋カバドリ
どうも、サックーです
今回はシーズン15で使用した構築の紹介になります
構築が強くてそこそこの順位まで来れたので良かったら読んでいってください
【構築経緯】
多くの禁止伝説ポケモンと打ち合える高い性能を持っているサンダーと、サンダーを意識して必ず電気の一貫を切らなければいけないと感じたので、最も性能が高い地面タイプだと思ったカバルドンの2匹を始点として構築を考えました
次に、相手のサンダーとの打ち合いに強く、カバルドンと合わせることで上からザシアンを縛れる点を評価してドリュウズを採用し、ここまでの3匹を固定して潜っていました
この3匹と合わせる禁止伝説ポケモンとして、初動でのダイマックスの強さ、後発から投げた際の不意打ちによる切り返し性能が優秀で、最も性能が高いと考えていたイベルタルを採用しました
ここまでで厳しいと感じたのが型が多く処理が難しいムゲンダイナだったので、毒技以外の行動に余裕を持って後投げできるカプ・レヒレを採用し、最後にドリュウズを通す上で厳しいランドロスへの強い圧力、重いカイオーガに対する最低限の性能を持っているウオノラゴンを採用して構築が完成しました
【コンセプト】
・対面操作を絡めて殴りきる
・相手のダイマックスに対して上から切り返す
特性:砂起こし
性格:呑気
215(252)-132-165(92+)-*-113(164)-57(-)
HB - A252振りザシアンの巨獣斬を木の実込みでほぼ2耐えかつじゃれつくでなるべく木の実を食べるライン
HD - 特化球サンダーのダイジェット耐え程度(余り)
S - 最遅60族抜かれ(ラグラージ意識)
構築の中核
一般的な起点作成カバルドンですが、積むポケモンがいないのでこの構築においては砂を撒くのはもちろん、クッションとしての役割が強めでした
そのため、安易にステルスロックを選択せずに欠伸で有利対面を作りにいったり、ザシアン対面では地震で打ち合う等迅速な処理を優先することを意識するのが重要でした
砂ターンの管理が難しいのでさらさら岩での採用も検討しましたが、対ザシアンを考えた時にオボンの実は必須だったのでこのまま使い続けました
ドリュウズ@突撃チョッキ
特性:砂かき
性格:意地っ張り
191(44)-198(196+)-93(100)-*-86(4)-129(164)
HB - DM時、A252振りザシアンのインファイトを最高乱数切り耐え
A - 無振りザシアンを地震で確定1発
S - 遅いゼルネアス意識でなるべく高く
構築の軸
カバルドンと合わせることでザシアンを上から縛りにいけるのはもちろん、取り巻きのラプラスやサンダーとの打ち合いにも強いのが魅力的
ゼルネアスやムゲンダイナの対策にも自然になり、シンプルに環境に刺さっていると感じました
突撃チョッキ+瓦割りによってラプラス入りへの立ち回りに柔軟性を持たせることが可能になり、壁展開の拒否やダイナックルによる崩し等自身の性能を高めながらも一定の構築に対するメタを張ることが出来ました
終盤は耐久振りザシアンしかいなかったのでなるべく周りで削りを入れてから展開したり、ダイアースを当てたりダイナックルを積んでおいたりと技選択が難しかったですが、間違いなく最強のポケモンでした
イベルタル@拘り鉢巻
特性:ダークオーラ
性格:陽気
201-183(252)-115-*-119(4)-166(252+)
鬱憤晴らし/ダブルウイング/不意打ち/蜻蛉返り
初動のダイマックスという明確に強い行動があるため、後発から投げた際の強さを高める型で採用することが動きの柔軟性に繋がると考え、不意打ちで切り返せる範囲を最大限広げる拘り鉢巻での採用に至りました
ダイマックスを合わされやすいポケモンなので蜻蛉返りが強く、引き先として最も多かったバンギラスへの打点としても強いので居座りと引きの両方に強い択として選択しやすかったです
最終日にはスカーフカイオーガが基本的にダイマックスorバンギラス引きしかしてこないことに気づいたので、ウオノラゴン引きをしたくない場合は乱数が怪しいダイアーク2発ではなくダイワームを選択してダイストリームを2耐えしつつ、その後のダイジェット+ダイアークで落としにいく動きが強力でした
サンダー@鋭い嘴
特性:プレッシャー
性格:臆病
187(172)-*-106(4)-155(76)-111(4)-167(252+)
ボルトチェンジ/暴風/怪電波/羽休め
HB - A252振りザシアンのじゃれつくを最高乱数切り耐え
S - ミラーやイベルタル意識で最速
最強運ゲポケモン
90族付近の禁止伝説ポケモンの上から怪電波やダイジェットによる打ち合いを選択出来るのが強力
ランドロスへの打点を少しでも高めたかったので鋭い嘴を持たせ、HSベースにすることで相手視点良くわからない振り方のポケモンになるのが面白かったです
対面操作やTOD性能、怪電波による流しが今期も強かったので素暴風を打ち続けることを加味しても最強だと感じました
カプ・レヒレ@食べ残し
特性:ミストメイカー
性格:図太い
177(252)-*-176(196+)-116(4)-157(52)-106(4)
渦潮/自然の怒り/挑発/守る
HB - なるべく高く
HD - C252振り球サンダーの10万ボルトを最高乱数切り耐え
ちょっと変なレヒレ
ムゲンダイナの強みである竜技、炎技、毒々に対して余裕を持って受け出せるため、守るとドリュウズを絡めることで拘っていない毒技持ち以外のムゲンダイナに対して圧倒的に有利に立ち回ることが出来ました
今期は受け回しが非常に多く、ムゲンダイナ入りも例外ではなかったのでラッキーやテッカグヤを捕まえて処理できる渦潮+自然の怒り+挑発は非常に強力でした
守るを採用することで眼鏡ムゲンダイナの技をロックするだけでなく、体力管理や渦潮のダメージの蓄積、ダイマックス枯らしなどムーンフォースを切った弊害を遥かに越える性能を発揮してくれました
サンダーに大きく隙を見せるのが欠点ですが、ドリュウズと合わせることでスタンダードな構築にも投げていけるので出しどころを間違えなければ最高のポケモンでした
ウオノラゴン@拘りスカーフ
特性:頑丈顎
性格:陽気
165-142(252)-121(4)-*-100-139(252+)
エラがみ/逆鱗/蹴手繰り/寝言
S - ムゲンダイナ意識で最速
普通のスカーフウオノラゴン
この枠はラプラス、ブリザポス、貯水ガマゲロゲ、砂かきウオノラゴン等色々試しましたが、ダイマックスを使わずに動かしやすく、カイオーガに対する最低限の性能を持っている点を評価してこのポケモンを最終的には使いました
強さは十分に感じましたが、マリルリやラプラス等カイオーガ以外の水全般が重くなったので変えるならここの枠だと思います
【選出】
◆VSザシアン入り(サンダー+ラプラス)
ドリュウズを通すことを目標に、カバルドンで砂を展開して立ち回っていく
ザシアンが重いですが、相手もカバルドンが重いので上手く使ってラプラスとドリュウズの対面を作ることや、相手のダイマックスを早く切らせることを意識して立ち回れば五分には戦えます
◆VSムゲンダイナ入り
崩しとしても攻め駒のストッパーとしても強いイベルタルを基本的には選出し、隙をみて崩しを狙いながらも基本的にはレヒレを刺していきます
ムゲンダイナに対してはレヒレを後投げし、その後毒技をケアするか悩みながらドリュウズを絡めて立ち回ったりします
レヒレが圧倒的に刺さっているケースが多いのでほとんど負けませんでした
◆VSカイオーガ入り
構築によって多少選出が歪みますが、基本的には初手イベルタル+カイオーガに抵抗できるウオノラゴン+サンダーに強く、カイオーガのスカーフ雷の一貫を切れるドリュウズで選出します
イベルタルが全く受からないのでウオノラゴンを上手く使いながらカイオーガを削り、イベルタル圏内に押し込んでからダイマックスイベルタルで制圧するのが理想
ダイマックスイベルタルでカイオーガと打ち合ってから、ウオノラゴン+ドリュウズで詰めていく動きも可能なので動かし方を間違えなければ割と有利な構築なのかもしれないと思いました
他の軸相手は割と雰囲気で決めてました
イベルタル+カプ・レヒレ+ドリュウズが体感一番出しやすくて強かったです
【結果】
TN Ham 最終2位
TN SkarmoriumZ 最高最終どっかいった
【最後に】
今回も最後の30分前まで1位からの潜って負けて1位に届かないあれをやらかしました
シーズン1振りにカバドリを触ってていい感じだったんですけどプレイヤーが弱いの一言なのでもう少し頑張りたいですね
でもスプラトゥーンの方が楽しいので多分頑張れません
それでは改めてシーズン15お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
第1回Frontier 予選第12試合使用構築
どうも、サックーです
今回は僕が参加させていただいている「Frontier」という大会で使用した構築について書いていきます
今までこのブログで大会の宣伝をしてなかったのと結構自信のある構築だったので紹介したいな~って感じでシーズン途中ですが書いていこうと思います
FrontierのYoutubeチャンネル
https://youtube.com/channel/UCk8qhsbV08DriQLaaiWUKDw
【構築経緯】
HDサンダーがダイマックスサンダーへの見えない引き先になれると感じたので、サンダーのダイマックスを強制させやすく、そこから受け流して有利展開を作りやすいドラパルト+HDサンダーを構築の始点としました
次に、この2匹では電気の一貫を切れていないため電気技を押しにくくする地面枠が必要だと思い、ある程度の速さと耐性があって動かしやすそうなガブリアスを採用しました
ここまでで氷(ヒヒダルマやブリザポス)の一貫があることや、エースバーンやミミッキュが厳しいことから威嚇で全体の物理耐久を引き上げることで立ち回りの幅を広げられるウインディを採用し、ここまでの4匹で厳しめなカバルドン展開に対して圧力をかけれるカプ・レヒレ、ゴリランダーをそれぞれ採用して構築が完成しました
【コンセプト】
・数的有利を取ってからのTODを視野にいれた受け気味のサイクル
・対面操作やデバフから崩しの起点を作る攻めサイクル
・鬼火+HDサンダーによる詰ませ
【個体解説】
ウインディ@脱出パック
特性:威嚇
性格:図太い
191(204)-*-143(236+)-121(4)-101(4)-123(60)
オーバーヒート/バークアウト/鬼火/朝の日差し
S - 準速70族抜き
エースバーンやミミッキュに受け出して鬼火を撒くのが主な仕事な物理受け
脱出パック+オーバーヒートにより起点回避と削りを両立できる他、威嚇やバークアウトによるデバフを押し付けながら裏に繋ぐ展開役としての役割を持つことができます
後述のサンダーと合わせたサイクルが強力なので選出率は高めです
ドラパルト@イバンの実
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
179(124)-187(236+)-96(4)-*-97(12)-179(132)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/鬼火/堪える
S - 最速110族抜き
初動で強い鬼火、後発の切り返しとして強いイバンの実+堪えるの両立によって選出時の動かしやすさが格段に上がると感じました
前述の通りサンダーのダイマックスを誘発してもらう他、初手ダイマによる数的有利の確保、鬼火でのサポートや堪える+ゴーストダイブによるダイマックス枯らし等様々な役割を果たしてくれる万能ポケモンでした
カプ・レヒレ@拘りスカーフ
特性:テレパシー
性格:臆病
145-*-135-147(252)-151(4)-150(252+)
熱湯/ムーンフォース/冷凍ビーム/トリック
ウインディやサンダーを絡めたサイクルからポリゴン2等の動きを縛ってもらいたかったのとスイーパーとしても強いので拘りスカーフでの採用
竜技と鬼火が通らないのが窮屈だったので特性をテレパシーにし、ウツロイドが大体2発で落ちるので水技は熱湯でも良いと判断しました
対面操作で削りを入れてポリゴン2等の耐久ポケモンの回復が必要なターンに着地させれると、トリックを通して綺麗に崩しやすかったです
サンダー@食べ残し
特性:プレッシャー
性格:穏やか
193(220)-*-106(4)-146(4)-154(236+)-126(44)
ボルトチェンジ/暴風/怪電波/羽休め
HD - 16n+1にしながら球サンダー意識でなるべく高く
S - 1加速で最速エースバーン抜き
構築の軸となる特殊受けです
見た目で分かりにくいサンダー受けなので、ダイジェットに合わせて受け出して粘れるとそのまま勝てる試合が多かったです
周りで鬼火を撒くことで物理に対しても羽休めで粘ることが可能になり、トリックによって耐久ポケモンの行動を制限して突破できる等周りとのシナジーが抜群でした
その他にもボルトチェンジによる対面操作で削りを入れつつ逃げる動きや、怪電波によって自身の受け切れる範囲を広げる、裏のポケモンの起点を作る動きを一匹で行えるのが非常に強力でした
ガブリアス@オボンの実
特性:鮫肌
性格:意地っ張り
197(108)-176(76+)-116(4)-*-117(92)-151(228)
A - 11n
S - 最速カプ・レヒレ抜き
B<D
数値を綺麗にしたHSベースのガブリアス
サンダーと合わせて相手のサンダーに対して有利展開を作るのが主な役割です
鬼火や怪電波から繋いで崩すための剣の舞、ガブリアス自身を通しにくい場合でもサンダー入りに有利サイクルを展開できるステルスロックの両立が強く、攻撃性能の高さと高水準の耐久、耐性による汎用性によってエースとしてもクッションとしても動かせる強力な型だと感じました
ゴリランダー@拘り鉢巻
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
193(140)-194(252+)-123(100)-*-91(4)-107(12)
ウッドハンマー/叩き落とす/グラススライダー/蜻蛉返り
HB - 特化鉢巻ウーラオスの暗黒強打を最高乱数切り耐え
カバルドンに圧力をかけれる崩しの駒です
相手のサンダーに対して余裕を持ってサイクルを回しやすい構築なので自然に選出しやすく、ステルスロックを誘う構築なので地面に合わせてウッドハンマーで崩しにいく動きが強力でした
サンダーが遅いことから薄くなるウーラオスに対して強めな配分にしましたが、素早さが足りないと感じることも少なからずあったので配分は一考の余地あり
また、安定択として選択しやすい蜻蛉返りの枠はナットレイやヒードランに通せる馬鹿力と選択だと感じました
【選出】
・ウインディ+サンダー+@1
サイクルを回しながら詰ませに移行できるウインディ+サンダーを軸にした選出
@1には数的有利を取ってTODに移行する選択肢を作れるドラパルト、トリックによってポリゴン2を崩すためのカプ・レヒレが多め
・サンダー+ガブリアス+ゴリランダー
相手のサンダーをこちらのサンダー+ガブリアスで誤魔化しつつ、ガブリアスorゴリランダーを通しにいく攻めサイクル
相手の選出を見ながらガブリアスでステルスロックか剣の舞を適切に選択していくことが重要
・ドラパルト+カプ・レヒレ+ゴリランダー
カプ・レヒレによるダイマックスからドラパルト、ゴリランダーで切り返しながら詰めていく対面選出
霊の一貫があるので相手のドラパルトを重く見るときに行う
あくまで一例として書きましたが、選出の幅がかなり広いので難しい代わりにどう投げてもそれなりに強いです
【最後に】
自分で言うのもあれですがいい構築が組めたんじゃないかなーと満足してます
脱出パックとかイバンの実みたいな癖がある持ち物にもっとスポットライトが当てられてもいいんじゃないかと思って書いたところは結構あるので誰かにどんどん開拓してもらいたいですね
まだ続いていくのでFrontierの視聴もよろしくお願いします~
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S13最終114位】戦慄ラプナット
どうも、サックーです
今回はシーズン13で使用した構築の紹介になります
結果としては惨敗でしたが一応瞬間は2100に乗ったので記念に書いていこうかなと思います
【構築経緯】
環境トップのサンダーに対する最も分かりやすいメタとして、電気の一貫を切りつつステルスロックで負荷をかけられるドサイドンを使用するところから構築を考えました
ドサイドンの欠点として行動保証の乏しさ、環境に多い水タイプに対して大きく隙を見せることが挙げられたので、それらを解決するために壁による行動保証をある程度持たせつつ、相手の水タイプに強めなラプラスによる緩やかなサイクルを交えた壁展開を軸としました
壁下のエースとして宿り木の種の一貫を切りつつ非ダイマでも動かしやすいナットレイ、格闘の一貫を切ってスイープしやすいカプ・テテフを採用し、それらで一貫するダイナックルを無効に出来てサイクルがある程度可能なドラパルトが自然に入ってきました
最後に霊、悪、地面の一貫を切りたかったので壁下のエースとしても扱えるガラルファイヤーを採用して構築が完成しました
【コンセプト】
・壁展開で行動保証を持たせてからのサイクル+積み
・壁展開に依存しないある程度のタイプ受けサイクル
【個体解説】
ドラパルト@弱点保険
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
179(124)-187(236+)-96(4)-*-97(12)-179(132)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/不意打ち/鬼火
S - 最速カミツルギ+2
ラプラスが出しにくい場合の補助駒兼エース
努力値振りは割と適当ですが特に困ることもなかったのでこれでよかったと思います
ダイナックルの一貫を切れることがこの構築において何よりも大事で、ナットレイとある程度は補完が取れているためエースバーン等に比較的ダイナックル読みの後投げの択を取りやすいのが偉いと感じました
カミツルギやゴリランダーのような草タイプもかなり重いのでそこに刺していく鬼火は必須でしたが、やっぱり当たりません
壁展開がメインなのであんまり出しませんでしたが普通に強かったです
ガラルファイヤー@命の球
特性:逆上
性格:控えめ
179(108)-*-111(4)-167(252+)-146(4)-128(140)
燃え上がる怒り/エアスラッシュ/悪巧み/高速移動
H - 10n-1
S - 1加速で最速アーゴヨン抜き
こちらも割と振り方が適当
耐性が優秀なので採用しましたが、ダイマックスを切らずに動かすには素早さが足りないと感じたので挑発、身代わりを切って抜き性能を上げられる高速移動を採用しました
瞬間的な火力に乏しいため、ダイマックスを切らずに動かそうとすること自体が間違っている気がしたのでこのポケモンに関してはもう少し検討の余地があると思いましたが、決してスペックが低いポケモンではなかったので最後まで使い続けました
ラプラス@光の粘土
特性:貯水
性格:控えめ
207(12)-*-115(116)-150(252+)-116(4)-95(116)
泡沫のアリア/吹雪/雷/滅びの歌
HB - 特化ウーラオスのインファイト+壁下インファイトを大体耐える
C - 巨大旋律でH振りナットレイを食べ残し込みで40%程度の乱2
S - 最速ブリザポスとか意識してなるべく高く
B<D
構築の軸です
初手に投げてダイマックスを切り、壁と雨を盤面に残すことだけが仕事ですが、それだけで強かったです
それ故にトリックで光の粘土を奪われて壁ターンが短くなったり、自身が盤面に残ることがダイナックルの起点になることも含めて裏目になりやすいのが欠点でした
技構成は色々試しましたが、泡沫のアリアに加えてナットレイを2発で落とせるかもしれない吹雪、素で押すことがほぼなかったのでこちらも威力重視の雷、一撃技を押したくなかったので崩しの手段として滅びの歌となりました
壁と雨を残すプレイングを徹底していたのでダイマックス中の引きを世界一多用した自信があります
カプ・テテフ@拘りスカーフ
特性:サイコメイカー
性格:臆病
159(108)-*-101(44)-165(116)-136(4)-159(236+)
HB - 特化ウーラオスの暗黒強打耐え
S - 最速ランドロス+2
可愛い
格闘1/4とそれなりにある火力からのスイープが非常に優秀でした
サイコキネシスとムーンフォースがあれば特に他の技が欲しい場面がなかったので壁下で展開して強そうな瞑想+マジックルームを採用しましたが、そのおかげで数戦拾えたので良かったんじゃないかと思います
壁下で耐久を活かしてサイコキネシスを連打してるだけで勝てる試合がそこそこあったのと、ドラパルトやナットレイと合わせてミミッキュの処理を比較的楽に行えたので構築に噛み合っているポケモンだったと思います
ナットレイ@食べ残し
特性:鉄の刺
性格:腕白
181(252)-114-201(252+)-*-137(4)-26 ※S個体値3
ジャイロボール/ボディプレス/宿り木の種/鉄壁
HB - インファイト後のウーラオスへのボディプレスの乱数意識で振り切り
S - 鉄壁ナットレイミラー意識で高め
この構築における圧倒的エース
ラプラスで壁と雨を残し、このポケモンを投げて鉄壁を選択するだけで突破できずに勝てる試合がほとんどでした
壁+雨+鉄壁1回で特化球エースバーンの巨大火球を食べ残し込みで3耐えし、返しの+2ボディプレス2回でダイマックスエースバーンを2発で落とせると言えば物理ではまず勝てないことが分かると思います
使ってみればわかる理不尽な硬さとタイプ的に不利を取るポケモンが環境に基本的に物理しかいなかったので誘殺できる点があまりにも強力で、エースバーンを倒してからウーラオスとミミッキュまで処理したときはその硬さに戦慄しました
ドサイドン@オボンの実
特性:ハードロック
性格:意地っ張り
216(204)-176(+)-150-※-105(236)-69(68)
HD - Sに割いた後余りで4n確保とDをなるべく高く
S - 4振りカバルドン抜き
サンダーメタ
壁下での安定感とサンダーに対する仕事量は素晴らしく、役割はしっかり果たしてくれましたが最終日に連擊ウーラオスが増加していた点が大きな逆風で、後投げから水流連打とインファイトの択を強制させられるのが非常に苦しかったです
【結果】
TN e 最高212×最終114位
【最後に】
この構築を作ったのが最終日前日で、あまりにも欠陥が多すぎる(ダイナックル持ちに先に展開されるだけで負けたりする)ため勝てる気がしないまま潜っていたのが本当によくなかったと思います
最終日に1桁に掠りもしないままシーズンを終えて悔しかったので次やるときはちゃんとした構築を考えて頑張ろうと思います
シーズン13お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S12最終29位】雑殴りサイクル
どうも、サックーです
今回はシーズン12で使用した構築の紹介になります
構築も結果も微妙だと思っていますが少しでも参考になるところがあれば嬉しいです
【構築経緯】
最強ポケモンドラパルトは固定し、残りの5枠を今期も考えました
様々なポケモンを試す中で、環境トップであるサンダーに比較的安定して受け出せる岩タイプでステルスロックを撒き、岩タイプが不利をとるウオノラゴンやエースバーンといったポケモンに対してギャラドスを受け出してダメージレースを有利に進める動きが強力だと感じたので軸としてスタート
岩タイプには数値の高さとドラパルトへの圧力を評価してバンギラスを採用し、バンギラスと合わせることでアーゴヨンやドラパルトに対して安定するカプレヒレもセットで採用しました
ギャラドスではナットレイに対する遂行速度が遅い点やポリゴン2に不利を取る点、ここまでスイーパーがいなかったことからステルスロックから通す第2の駒としてゴリランダーを採用し、最後にここまで切れていない電気の一貫を意識して霊獣ボルトロスを採用して構築が完成しました
【コンセプト】
・ステルスロック+積みで崩しきる
・タイプ補完を活かした対面操作サイクルで殴る
【個体解説】
ドラパルト@突撃チョッキ
特性:クリアボディ
性格:意地っ張り
163-189(252+)-95-*-96(4)-194(252)
ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/大文字/蜻蛉返り
A - 無振りダイマックスサンダー意識で振り切り
もはや相棒枠
今期は霊の一貫を切っていない構築が非常に多く、雑にダイホロウを押し付ける動きが強力だと感じたのでサンダーやジバコイル、ウツロイドといったポケモンに対する打ち合い性能を高めながらダイホロウを押し付ける回数を増やせる突撃チョッキでの採用
当初は努力値を耐久に多少回していましたが、エースバーンやアーゴヨン、それらを意識した1加速ポケモンを抜けないのが気になったのでASに振り切りました(最速カミツルギを抜いていないのが一番ヤバかった)
技構成は一致技+動かしやすさを重視した蜻蛉返りに加え、ナットレイが嫌いなのとカミツルギが重いので大文字を採用しました
環境に合っていてかなり使用感が良かったのでこのポケモンを軸にして構築を組むべきだったかもしれません
ギャラドス@オボンの実
特性:威嚇
性格:意地っ張り
191(164)-165(36+)-109(76)-*-121(4)-130(228)
滝登り/飛び跳ねる/竜の舞/挑発
HB - 忘れたけど多分エースバーン意識
A - よさげな感じまで
S - 1加速で準速ドラパルト抜き
見れば分かりますが振り方がかなり適当です
環境に多かったウオノラゴンに対してある程度サイクルを回すことが可能な威嚇枠
ランドロスと違い岩タイプとの補完が取れているのが優秀で、後述のバンギラスと合わせて環境に多かったサンダー+ウオノラゴンに対する自然なメタとなりうるのが強力でした
サンダー+ウオノラゴンと同居しがちなナットレイを意識して挑発を採用しましたが、サンダーに通せば羽休めが押せなくなるのでステルスロックを2回踏ませて次のサイクルで落とせるようにしたり、剣の舞を選択してくる遅いミミッキュやブリザポスを咎めることが出来て使用感が良かったです
カプ・レヒレ@拘りスカーフ
特性:ミストメイカー
性格:臆病
145-*-135-147(252)-151(4)-150(252+)
波乗り/ムーンフォース/冷凍ビーム/トリック
CS振り切り
今期の覇権
ウオノラゴンやウーラオスに対して後手に回らず切り返せる、ナットレイやサンダーの行動を縛れる等が魅力的だったので拘りスカーフでの採用
当初はギャラドスの補助(若干面倒な鉄壁ナットレイを拘らせたりすること)をメインの仕事だと想定していましたが、ステルスロックからムーンフォースを押し付ける動きが想像以上に強力だったのでこのポケモンがエースとなっていました
ダイマックス適正が高く、サンダーの型をある程度判別してからダイアイスで処理する選択肢を作れる等の柔軟性もかなり好みなポケモンでした
霊獣ボルトロス@拘り眼鏡
特性:蓄電
性格:臆病
155(4)-*-90-197(252)-100-168(252+)
10万ボルト/ラスターカノン/気合玉/ボルトチェンジ
CS振り切り
当初はランドロスを採用していましたが、構築が物理に偏っているために一定数いた鉄壁持ちの鋼が厳しかったので特殊打点を押し付けれる霊獣ボルトロスで電気の一貫を切ることにしました
サンダー+ナットレイにそこそこ強く、同居しがちなウーラオス、ミミッキュ等の上を取りつつ対面操作が出来るのが優秀でしたが、剣の舞を所持したランドロスに大きく隙を見せる点やナットレイに気合玉を外すと気まずくなる点が悩みどころ
7世代ほどの強さは感じませんでしたが、それでも手に馴染む性能をしている素晴らしいポケモンでした
バンギラス@食べ残し
特性:砂起こし
性格:慎重
193(140)-155(4)-131(4)-*-147(108+)-113(252)
岩石封じ/馬鹿力/竜の舞/ステルスロック
H - 16n+1
S - 1加速でウーラオスを抜くついでに100族まで意識
今期の謎枠
サンダーの前でステルスロックを撒きつつ竜の舞で自身の性能を高めることも可能にしたいと思い、欲張った構成にしてみました
当初は馬鹿力ではなくナットレイ意識の炎のパンチでしたが、あまりにも悪ウーラオスを後投げされて苦しくなるので誘って吹き飛ばせる馬鹿力に変更しました
副産物としてポリゴン2への遂行速度が上がったのが活きる試合がそこそこありました
このポケモンが他の岩タイプより優れている点として砂のスリップと悪耐性があり、ボルトロスのボルトチェンジ+砂2回で有利乱数で悪ウーラオスを落とせる(砂1回だと不利乱数)のでこれを意識した立ち回りが活きる試合もそれなりにありました
逆にドサイドンと違って電気の一貫を切れない点や、悪タイプ故に蜻蛉返り読みで居座る行動が弱いのがネックな難しいポケモンでした
ゴリランダー@命の球 ※キョダイ個体
特性:グラスメイカー
性格:意地っ張り
179(28)-194(252+)-111(4)-*-91(4)-133(220)
グラススライダー/叩き落とす/馬鹿力/剣の舞
H - 10n-1かつ16n+3
S - 準速80族抜き
今期もお世話になったスイーパー
サンダーやナットレイといった草技が通らないポケモンが多かったため普段使用している拘り鉢巻では窮屈な立ち回りを強いられると考え、グラススライダーの火力を出しつつ草技を受けに来るポケモンをサブウェポンで崩しやすくなる命の球で採用しました
ステルスロック+キョダイコランダでH振りサンダーが吹き飛ぶほどの意味がわからない火力を出すことが可能なので、素早さに多めに割いて砂ダメージ等で素早さを判別した後に上を取っていればサイクル下で剣の舞を積んで崩しに行き、上を取れないタイプならステルスロック+叩き落とす+グラススライダーでこちらもH振りまでなら落としきれるので立ち回りの柔軟性が大幅に高まる強力な型でした
【重いポケモン】
カイリュー/ブリザポス/ゴリランダー/ドラパルト/ミミッキュ
他にもたくさんいますがキリがないです
【結果】
TN Sheria 最終29位
【Special thanks】
いつもの某氏
一緒にAmong Usやってくれた人達
【最後に】
今期は構築の弱さが負けに繋がる試合ばかりで、プレイングでどうにかなる場面が少なすぎたのが勝ちきれなかった原因だと思います
来期はいろんな記事を参考にして強い構築を組めるように頑張りたいですね
1位取れるようにまた頑張るので来期もよろしくお願いします
それでは改めてシーズン12お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで
【S11最終2位】雰囲気厨パ
どうも、サックーです
今回はシーズン11で使用した構築の紹介になります
そこそこの結果だったのとシリーズ6も終わりということで久しぶりに記事を書いていこうかなと思います
構築に納得がいってないので若干雑ですが許してください
【構築経緯】
性能の高い上位ポケモンが禁止された中で6匹全員にダイマックス無しで行動保証を持たせることは難しいと感じたため、相手のダイマックスを枯らすことに長けているアシレーヌ+ナットレイを軸にしながらこちらの行動保証に乏しい攻め駒を上手く通していくことを意識した
攻め駒には様々なポケモンを試した中で、当てれば高速低耐久のポケモンを吹き飛ばせるパッチラゴン、パッチラゴンが誘うホルード等の地面タイプと対面させて崩しにいける連撃ウーラオス、上記2体を意識した物理受けに対して強いピクシーの3匹を選択した
最後の枠は何を採用してもしっくり来なかったため、余っていた気合の襷を持って性能が高そうなポケモンとしてルガルガンを採用して構築が完成した
【コンセプト】
・相手のダイマックスを枯らしてからこちらの攻め駒を通す
【個体解説】
パッチラゴン@拘りスカーフ
特性:張り切り
性格:陽気
165-152(252)-111(4)-*-90-139(252+)
電撃嘴/逆鱗/燕返し/蹴手繰り
AS振り切り
攻め駒1 顔が可愛い
拘りスカーフを持たせることで非ダイマックスでも動かしやすく、有象無象の高速低耐久ポケモンを縛れるのが優秀だと感じて採用
相手の水タイプに圧力をかけたりパッチラゴンの電撃嘴に対して後投げ出来たりと、このポケモンにしか出来ない役割を持っているので命中不安を加味しても構築から外すことはなかった
蹴手繰りの枠は当初はモジャンボを意識した大文字だったが、全くマッチングしなかったので変更した
押さないのでどっちでもよかった
連撃ウーラオス@拘り鉢巻
特性:不可視の拳
性格:意地っ張り
175-200(252+)-121(4)-*-80-149(252)
AS振り切り
攻め駒2
行動保証に乏しいが、自分より遅いポケモンに対する崩しとして有効な鉢巻ウーラオス
このポケモンに関してはダイジェットを選択できることによって拾える試合がそれなりに多い
特に語ることはないが、数的有利を取ることによって技を一貫させることを意識して選出した際は立ち回った
ピクシー@命の球
特性:マジックガード
性格:控えめ
191(164)-*-94(4)-159(236+)-111(4)-93(100)
ムーンフォース/メテオビーム/火炎放射/瞑想
S - 準速ドサイドン抜き
攻め駒3
初手に投げてダイマックスを切る展開が多く、火炎玉トリック等を考慮すると安易な引きも出来ないので目の前に通る技を押すだけで崩していきやすい
遅くて耐久が高いわけでもないので、選出する際は基本的にこのポケモンにダイマックスを切っていく
また、上2匹の圧力でハピラキが選出されにくく、ドヒドイデでピクシーを誤魔化してくる受け回しが多かったので瞑想ダイロックやメテオビームを絡めることで押しきれることが多かった
ルガルガン(黄昏の姿)@気合の襷
特性:硬い爪
性格:陽気
151(4)-169(252)-85-*-85-178(252+)
AS振り切り
アクセルロック/インファイト/ドリルライナー/剣の舞
最後に入ってきた襷枠
速くて先制技が強い、ナットレイの誘う炎に対して切り返せる等の理由で採用に至った
技は重かったドヒドイデ+ホルードをステルスロックと合わせることで崩しにいけるようにインファイト+ドリルライナーを選択
他のポケモンの汎用性が高いので選出機会は多くなかったが、キュウコン入りや増えていたパッチルドンに強かったので思わぬ場面で活躍してくれた
アシレーヌ@イバンの実
特性:激流
性格:控えめ
179(188)-*-117(180)-179(132+)-136(4)-81(4)
HB - A252振りウーラオスのダイサンダーを最高乱数切り耐え
相手のダイマックスに対する切り返し枠
元々は気合の襷で採用していたが、サイクルを回したい場面が多かったのでダイマックスターンを枯らすための堪えるを自然に活かせるイバンの実での採用にシフトした
イバンの実を考慮してくるプレイヤーが少なく、考慮されてもダイウォールを強要させてダイマックスターンを強引に枯らせるので有利展開に持ち込みやすい
非常に使用感が良かったが、熱湯で焼いて勝った試合がなかったので泡沫のアリアでいい
ナットレイ@食べ残し
特性:鉄の棘
性格:呑気
181(252)-114-199(236+)-*-139(20)-* ※S個体値0
ジャイロボール/宿り木の種/ステルスロック/守る
見た目があまりよろしくない
アシレーヌ等の有利なポケモン相手にサイクルを回しながらステルスロックを撒ける、守るを絡めたダイマックスターン枯らしが優秀なポケモン
基本的には耐性が優秀なこのポケモンを誤魔化しの駒にして強引なサイクルを成立させていく
性能の高さは感じたが、格闘技が受からない構築なのでウーラオスに大きく隙を見せることを意識しながら立ち回らないといけないのが唯一苦しかった
【結果】
TN yukiegao 最終2位
【Special thanks】
レンタル作ってくれた某氏
潜ってないのに朝まで通話に付き合ってくれた人達
【最後に】
今期はあまりモチベーションがありませんでしたが、なんだかんだ上位で戦えたのはよかったです
しかし、いつかのシーズンと同じく最後に勝てば1位という試合を落として詰めの甘さを感じたので来期は1位を取れるように頑張りたいです
改めてシーズン11お疲れ様でした
質問があれば@Sakku_pokeまで